小学校入学を不安がる年長さんに今すぐしてあげたい!入学に向けての仕込み3選

小学校入学が不安な様子の子ども。不安が強い子に親ができることは、見通しをつけて安心させてあげることなのです。どうしたらいいのか、具体的な声掛けや接し方の工夫を我が家の例を参考にご紹介します。不安を笑顔に変えて春を迎える就学準備をしましょう!

小学校入学が不安で心配!

年長さんのお子さんをお持ちの皆さん、そろそろ小学校入学を本格的に意識する時期になってきましたね。

最近子どもが不安定かも…?と感じたら、要注意!

もしかしたら、園や習い事、おうちでも小学校の話題が増え、「もうすぐ小学生だから~」と言われ、知らず知らずのうちに子どもがプレッシャーを感じていることが原因かもしれません。

そんな我が家の息子も昨年の今頃はそんな感じでした。

ランドセルが届くと、不安な表情。小学校の運動会をのぞきに行くと、テンションが下がる

すぐに泣いたり、怒ったり。今までできていたことができなくなったり。

明らかに小学校に対して不安感があるのが分かりました。

不安が強い子に必要なのは「見通し」

目に見えないものを想像するは難しいですし、初めてのことや分からないものに対して恐怖感が湧くのは当然のことです。

その傾向が強く、不安感を抱きやすいお子さんには、ゆっくりじっくり安心感を与えることが大事になります。

そのために、「見通しをつけてあげましょう!」と言われることがあります。

そう、見通しになるのです!

ですが、正直、見通しって何だろう?と思ったこと、ありませんか?

言葉の意味としては、“これから先のことが分かること”。

だとすると、我が子は小学校に行くということは認識しているはず、つまり見通しはついているはずなのに…と思いますよね。

それでも不安になってしまうのは、小学校に行く事実を知っているだけでは、子どもにとって安心できる十分な情報を与えていないということなのです。

不安が強いお子さんへは、これから先のことが分かるように丁寧に伝える必要があります。

次章で、具体的な方法を我が家で実践した例を参考にご紹介しますね。

不安解消!入学に向けての仕込み3選

小学校という未知のものに対して、不安が強い子に分かるように伝えるには工夫が必要です!

我が家で試した方法はこちら。

小学校についての絵本や雑誌をさりげなく置いておく

王道のやり方かもしれませんが、普段から図鑑や本が好きな子は向いているやり方です。

視覚を通して理解するのが得意先に知識を入れてからの方が行動しやすいタイプの子にとっては、小学校の生活を絵や写真を通して予習できるのでオススメです。

我が家で読んだ本は主に以下の2冊です。

<絵本>
いちねんせいのいちにち

作: おか しゅうぞう
絵: ふじた ひおこ
佼成出版社

➡絵がふんわり優しく、学校での一日の流れが分かるようなストーリーです。

<雑誌>
『小学一年生』

小学館

➡実際の教室の様子や給食の写真が載っており、分かりやすいです。

さりげなく置くこと、無理に読ませないこと、がポイントです。読みたがらない場合はママが先に読んで「へ~、ほ~、おおっ!」など少し大げさに関心を示すと、興味を示すことがありますよ。

「きっと大好きになるよ」作戦

脳は初めに入った情報を変更しにくい性質があります

ですので、「あなたにとって小学校とは楽しいことが見つかる(かもしれない)ところ」という、ポジティブな先行情報を脳にインプットします。

お子さんが小学校生活で好きになりそうなことを探してみてください。

例えば、食べるのが好きなら給食!お絵かきが好きなら図工、運動が得意なら体育!本が好きなら図書館!どんな些細なことでも構いません。

そして「小学校には図書館があるんだよ。色んな本を読めるから、きっと学校が大好きになるね」など、子どもが学校に対して前向きなイメージが持てる声掛けを意識してみてくださいね。

我が家の息子には「学校は、今は○○する時間って決まっているから何するのか迷わないよ~だから、きっと学校が好きになるんじゃない?」と声を掛けました。少し独特ですが息子の特性に合った声掛けが響いたようで、小学校好きかも!となっていましたよ。

実際に学校まで行ってみる/見学してみる

百聞は一見に如かずタイプのお子さん、実体験から理解が深まる子はこの方法が一番です。

トイレはどんな感じかな?教室って?体育館の広さは、下駄箱は…など、実際に校舎を回るとイメージができますよね。同時に疑問も出てくるかもしれません。お子さんの「わからない」には丁寧に調べて答えて安心させてあげましょう。

我が家は、休日にお散歩感覚で小学校まで行き、外から見学をしていました。

ちなみに、見学の帰りにご褒美楽しいことをすることで“学校=なんか良いイメージ”をセットで記憶に入れることができちゃいますよ!

他には、親の体験談をたくさん話すと安心する子もいますし、近所の小学生を見かけたら、今度の春はあんな感じになっているんだよと意識させるとイメージがわく子もいます。

お子さんに合いそうな工夫で安心感を与えられるような見通しをつけてあげてくださいね!

不安が強い子は、普段から日々の関わりを大切にすることも重要です

肯定的な関わりとスキンシップを意識して接すると、「ママが応援してくれている、ママが信じてくれている!」とこちらも見通しと同じように安心の貯金ができてきます。

安心の貯金が不安の強い子が動く原動力となりますよ!

愛する我が子に安心感をプレゼントし、心配ゼロで新しい世界に送り出してあげたいですね(^^)

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執筆者:ひきのなつき

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