我が子が発達障害かも…?と悩むお母さんなら、一度は聞いたことがある「様子をみましょう」という言葉。本当の意味をご存じですか? 不安は先延ばし厳禁!毎日のコミュニケーションを変えるだけでお家でお子さんの発達をグングン加速させることができますよ。 |
「様子をみましょう」って、どういう意味?
我が子が発達障害かも…と悩むお母さんなら一度は聞いたことがありませんか?
「まだ小さいし様子をみましょう」という言葉。
何を隠そう、私も昔、現場でそんな風にピンチを切り抜けていたなんちゃって専門家の一人でした。
あえてキツイ言い方をしますが「様子を見ましょう」という言葉は専門家の逃げであると私は思います。
なぜなら「様子を見る」は他人事の言葉だから。
もちろん、発達の初期である幼児期はまだまだ脳が未熟なので、その後の関わり方次第で子どもの様子が大きく変わることはよくあります。
だから、確定的なことを言ってお母さんを動揺させるくらいなら様子を見よう、というのもわからなくはないのです。
けれども、発達障害と診断されて、どうしたらいいのか分からない上に「様子を見ましょう」という言葉は、言われたお母さんたちがどんな気持ちを抱くかを知らない専門家が言える無責任な言葉だと私は思います。
毎日困ったことに直面しているのに、様子をみるだけで落ち着くのでしょうか?様子をみる意味って何でしょうか?
手のつけられないかんしゃくやグズリ、そして叱り続けることでどんどん自信を失っていくわが子。そんな自分自身に対して自己嫌悪に陥るお母さん自身。
この負のスパイラルから抜け出す方法を教えて欲しいのに、「様子を見ましょうって…、どうやって?」と感じますよね。
幼児期に子どもが「発達障害かもしれない」と思ったとき、様子を見ていてはいけない理由
ところで、あなたのお子さんの脳タイプって分かりますか?よく分からないかも…という方はこちらをチェックしてみてくださいね▼
もしかすると、お母さん自身の脳のタイプも「あら、私も〇〇タイプかしら?」と気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんね^^
人の脳のタイプが突然変わるということは、ほとんどありません。大事なのは、そのでこぼこを自分の力として発揮できるようになることです。
人の脳は、実は55歳までが発達期であることが研究でわかっています。55歳以降も、部位によって、また使い方によって、衰えるどころか成長し続けることもわかっています。
つまり、私たちも使ったら使った分だけ成長できるということ♡
とはいえ、脳には「臨界期」と言って、神経回路が伸びるためのベストタイミングが存在します。そのほとんどが、幼児期に集中しているのです。
幼児の発達相談でよく言われる言葉「様子を見ましょう」を、絶対に、言葉通りにしてはいけない理由がここにあります。
脳は様子を見ていても発達できないからです。
また、様子を見ているうちに困りごとが強くなり、叱られる場面が増えたり、本人の失敗体験が重なったりすることで、子どもの脳の中でマイナスな発達が積み重なってしまいます。
マイナスな発達が重なり続けた結果、ある日突然学校に行けなくなったり、「どうせ僕なんて…」と自分に自信が持てなくなったり、といった『二次障害』に発展してしまいます。
子どもの脳は起きている間も、寝ている間も毎日毎分成長が続いています。つまり、脳の発達に「待った」は存在しないのです。
大事なのは子どもの困りごとに対して、今何をしたらいいのか分かること
発達の初期に当たる幼児期は、周りの大人の関わり方や環境次第でその後の様子が大きく変化します。
ですから専門家は、お子さんがより良く変化する関わり方をお母さんに示すべきです。
長年、臨床心理士として活動してきた私ですが、相談者の方から
「石澤さんって、心理士さんらしくないですね。あ、いい意味です(笑)」
というコメントを頂くことがあります。どうやら私は皆さんがイメージする「臨床心理士」とは違う印象を与えるようです。
どんな風に違うのか、皆さんのご意見を参考に分析してみたのですが、最も多いのは
「子どもの困りごとに対して、今何をしたらいいのかを言ってもらったのは初めてです!」
というご感想です。この気持ち、発達相談や心理相談、子育て相談を利用したことのある方は皆さん持たれるようです。
そうなんです。私は「様子を見ましょう」とは言いません。お子さんに対して、お母さんが今すぐにお家でできることを伝えします。
そして伝えるだけでなく、目の前のお子さんが発達していくその様子を、一緒に伴走しながら支えていきます。
ですからお母さんが一人で頑張れないなら、私は全力で伴走しますし、お母さんが一生懸命頑張ったことは誰よりも「よく頑張りましたね!」ってそばで言いたい。
そしてお母さんの頑張りに応えて子どものキラキラ輝く成長の様子が見られたなら、お母さんと一緒に手を取り合って喜びたいと思っています。
もう先延ばしはしない!おうちで子どもの脳を伸ばすママになれる
ななほし広場を訪れてくださっているあなたは、きっと今まさに、我が子の子育てで悩んでいるからこの記事を読んでくださっているのですよね。
安心してくださいね^^
どん底の状態から、お母さんの力で、我が子のマイナスの特性を才能に変換させたお母さんたちを、私はたくさん見てきました。
実現したことがある人がいるなら、その方法を真似ればいいと思いませんか?^^
私は年間何百人というお母さんの相談に乗っていますが、ほとんどの人は困って相談にいらっしゃるわけですから、最初から我が子を伸ばせます!という人は1人もいないわけです。
初めは、私と相談しながら、我が子を理解するところからスタートしたママたちが、困りごとを解消し、さらには、脳科学の知識とノウハウを見つけてでこぼこを才能に変換させている!
その方法を教える先生にまで成長している人も私の周りにはたくさんいます。
オーダーメイドのアドバイスで子どもとの笑顔の時間が増えたママ
娘さんのことを小さいときからずっと育てにくいと感じていたあるママ。
発達障害を疑い療育に行っても、娘さんの家での様子は変わらず。その状況にモヤモヤして娘さんに強く当たってしまっていたそうです。そこで、娘さんとご自身のために何か変えたい、と私の元で学ばれました。
この方は受講中、お子さんを褒めることをとても丁寧に実践された方です。
実は褒めるって、奥が深い。「えらいね」や「すごいね」だけじゃないんですよ。スキンシップだって、立派な褒めるという行為になります。
そしてご家庭でスキンシップを増やした結果、娘さんと笑顔で会話をする時間がグンと増え、ご自身のイライラもおさまったとのことでした!
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どん底の状態から、知識とノウハウを身に付けて幸せな子育てを手に入れたママ
次は、注意欠陥多動性障害(ADHD)グレーゾーンの、いっつもプリプリ怒ってる4歳息子くんの子育てに、毎日イライラしていたママのお話。
子どもが怒ればお母さんも怒り、お母さんが怒れば子どもの癇癪が止まらない。
そんな負のループに疲れ切って「お母さんやめたい…」という状態まで追い詰められたときに、私と出会いました。
彼女と最初に取り組んだのは、息子くんの脳のタイプを詳細に把握することでした。
息子くんは明らかに「行動」タイプだね。プラスでちょっぴり「情緒」の特性もありそうだね。
頭の回転が良くて、何に対しても反応が早い子だから「いやだ!」という気持ちがすぐに怒りに結びついちゃうんだね。
だけどこの回転のはやさ、上手に育てたら、絶対彼の強みになるよ〜!
感情の脳も少し未熟さがありそうだから、ネガティブな気持ちを自分の中だけでなんとかすることが難しいんだね…
じゃあ、まずは感情の脳を育てて、その後、怒り以外の方法で表現するやり方を子育ての中で教えていこう!
最初の3ヶ月でコミュニケーションのやり方を私から学び、その後、脳の勉強を重ねながら自分で子どものいい力を伸ばす方法を実践。
今では、怒りっぽいグズグズ男子だった息子くんはママの頼れる味方に成長していますよ^^
いかがでしたか? こんなふうに、あなたと、あなたのお子さんにピッタリの今やるべきことを見つけ、ご家庭で実践できるようにサポートしていきます。
子どもの成長は待ったなし。
悩みごとが完全になくなることはないかもしれないけれど、お母さんに自分で解決できるように成長して欲しいと願っています。
そして前向きに、ワクワクしながらお母さんが毎日を過ごせるように…
そのために初めの一歩を踏み出してみませんか?^^あなたが一歩を踏み出してくれたなら、私は全力でサポートしていきます!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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