春休み、子どもと何する?と憂鬱なママへ。素直さをグーンと伸ばす春休みにしちゃいましょう!

幼稚園児のママ、「春休み、子どもと何すればいいの…」と憂鬱になっているかもしれませんね。一緒にいる時間が長くなる春休みは、子どもがグーンと発達するチャンス!お母さんの声かけをちょっと変えて、子どもへ素直さを授ける充実した春休みにしませんか。

春休み、子どもと何する?と憂鬱になっているママへ

幼稚園に通う子どもたちは、そろそろ春休みがスタートする頃ですね。
お母さんの今の気持ちは、「子どもと過ごす時間が増えて嬉しい!」とワクワクした気持ちでしょうか?
それとも、「春休みの間、子どもと毎日ずっと一緒…どうやって過ごそうかな…」と憂鬱な気分でしょうか。
ズバリ、長期休みは、お子さんの脳を発達させる絶好のチャンス!ですので、私は、憂鬱な気持ちではなく、春休みをワクワク待てるようなママが増えてくれると良いなあと思います^^
なぜ、チャンスなのか?それは、幼児の脳の発達について知るとおわかりいただけると思うので、ご説明していきますね。
脳が育つための栄養素って、なんだかご存知ですか?
実は、幼児の脳にもっとも大切な栄養素は、お母さんとのコミュニケーションです。
3歳前後~9歳前後の子どもの脳一生のうちでもっとも重要な発達をする、いわば成長の黄金期ですなのですが、この時期は、特にコミュニケーションの量が大事になってきます。
体の成長期にたくさんの栄養素が必要なのと同じように、脳の成長の黄金期である幼児期には脳への栄養素の量が大切になるからです。
だから、お母さんとのコミュニケーションを取る時間が増える春休みこそ、お子さんの脳をグーンと発達させることのできるチャンスなのです。
「何して過ごそう…」と憂鬱になるのではなく、「春休みの間に〇〇を発達させちゃおう!」とワクワクしながら親子で過ごしていただけたら嬉しいです^^
特別なことは必要ありません。お母さんのちょっとした声かけを変えていくだけで、子どもはグーンと成長していきますから、ぜひやってみてくださいね。

子どもの発達を促す「素直さ」とは?

では、お母さんが「頑張って毎日のコミュニケーションを充実させよう!」と努力をしたとき、その努力が最大の効果を生み出す、つまり、子どもが発達できるようにするにはどうしたらいいでしょうか?
発達障害・グレーゾーンの子どもの脳が育つ条件として最も大切な力についてお話ししますね。
その最も大切な力とは、ズバリ、「素直さ」です。性格的に素直という意味ではありません。
お母さんの言葉を聞いて、スッと行動に移せる力のことを「素直さ」と言います。
幼児の脳をしっかり刺激して発達を促すためには、質の高いコミュニケーションをたっぷりと浴びせてあげることが重要です。
質が高いコミュニケーションとは、子どもの「素直さ」を引き出すようなコミュニケーションを指しています。
お母さんの声かけをきっかけに素直に行動に移すことができたとき、発達障害・グレーゾーンの幼児の脳の行動に関する場所にも刺激がしっかり入っているのです。
知っていましたか?人間の脳の3分の1は行動に関係する場所なんですよ。つまり、子どもは行動しながら発達していくのです。
だから、スッと素直に動ける「素直さ」を引き出すようなコミュニケーションをお母さんが身につけることが、幼児の脳の発達にはとても大事なのです!

話を素直に聞けるようになるお母さんのコミュニケーション

「素直さ」を引き出すために、お母さんにやってもらいたいことは実はたった一つ
それは、発達障害・グレーゾーンのお子さんと肯定的に関わること!要は褒めることです。
一番身近なお母さんに褒められて肯定的に関わってもらうことによって、お子さんは相手の話を聞こうという気持ちになります
また、褒められることによってお子さんは自信がつきます
すると、発達障害・グレーゾーンの幼児のお子さんも自主的に行動することができるようになるのです。
とはいえ、「褒めましょう!」と言われても、「どうやって!?」と困ってしまいますよね。
今回は、この春休みに特に意識して取り組んでほしい、オススメの褒め方を3つご紹介していきますね。

◆ワン・ツー・ルール

もう起きてきたんだね!じゃあ、お着替えしようか。」
もう食べ終わったんだね!じゃあ、お支度しようね。」
面白いテレビやってたね!じゃあ、消そうね!」
子どもがすでにできていることを言葉で伝えてから、指示を伝える。
これだけで、幼児でもお母さんの指示をちゃんと聞いてくれるようになっちゃいます!

◆実況中継

「ズボン出したんだね」
「自分で洋服脱いだね」
「パジャマ、カゴに入れたんだ!」
「Tシャツも選んだね」
「わ!自分で着れちゃうね~」
「靴下も用意したの!」
「わ~一人でお着替えできたね~!」
子どもの行動を見たまま言葉にして伝えるのです。これは一番取り入れやすいかもしれませんね!

◆夜のスキンシップ

・一緒にお風呂に入る
・絵本の読み聞かせをする
・ほっぺをスリスリする
・手を繋ぐ
・膝に乗せる
スキンシップは子どもの脳にダイレクトに安心感をインプットしてくれます!
いかがでしたか?このようなコミュニケーションを、子どもと何するときでも使うことで、お子さんの行動力がぐんぐん上がって、発達も加速していきますよ。
お子さんの「素直さ」を引き出して4月からの新生活につなげていただけたら嬉しいです!

子どもの脳はお母さんの声かけ・コミュニケーションで育ちます。
こちらの書籍で、脳科学を味方につけた子育てを解説していますので、ぜひお手にとって読んでみてくださいね^^

3歳からはじめよう 癇癪ぐずりをピタッと止めて発達をグーンと加速する!|育てにくい子を卒業するための3ヶ月計画
育てにくい子を卒業するための3か月計画・書籍表紙

執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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