「デジタルスクリーン症候群」をご存知ですか?
少し怖い話をします。
子どもたちが普段よりもゲーム、スマホ、タブレット、テレビなどデジタルに触れることが増える時期だからこそ、
知っておいて欲しい事実。
脳研究が進み、こういったデジタルに触れている時間が長ければ長いほど、
子どもたちの脳の成長に大きすぎる影響があることがわかってきています。
- ゲームを辞めさせるとイライラしたり怒ったり感情コントロールが難しいことが多い
- ゲームを生活に取り入れる前に比べて集中力がなくなった
- 終わりの時間の約束が守れない
- 1日に2時間以上の使用を繰り返している
脳の研究により、子どもがゲームなどのスクリーンをみている時
脳のある重要な部分の活動が抑制されてしまうことが明らかになってきました。
その重要な部分とは、前頭葉。
最も人間らしい、脳の「司令塔」と呼ばれる場所で
ー意思決定
ー思考
ー判断
ー感情のコントロール
ー集中
ーコミュニケーション
などなど、
人間にとって、とても大切な機能を担当している場所です。
10歳以降に発達の旬を迎えるこの前頭葉が、まだまだ発達途中である
幼児期に「抑制されてしまう」
この事実から、目を背ける選択をあなたはできるでしょうか?
脱出大作戦!は3つのタイプ別にやるべし!
これだけオンラインやデジタルが普及している今の時代に、
全くデジタルに触れさせない。オフラインで生きていくというのは少し極端な話です。
そもそも、大人の私たちが仕事や生活を送る上でもうデジタルなしで済ませることなどできないくらい浸透しています。
うちの子だけ、使わせないなんてしたら、取り残されてしまわないかしら?
友達関係がうまくいかないんじゃないかしら?
そんな不安を持たれるママも多いと思います。
ですが、デジタル機器の操作等に関する「スキル」については、サルやチンパンジーなどでも容易に習得していくことがわかっています。
つまり、スキルは大きくなってからいくらでも身につけさせられるということ。
その時を迎える前に、大切なソフトウェアとも言える我が子の脳の成長が
うまくいかない方が、大きなデメリットになります。
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人の成長には順番があるから、「周りがどうか?」ではなく、
今、我が子にどうしてあげたらいいのか?を軸にママの選択をしていきたいですね!
◆◆◆著者:石澤かずこ◆◆◆
元臨床心理士。小学校教諭・特別支援学校教諭の資格や知識を活かしながら、教育委員会の巡回相談員やスクールカウンセラー、療育スタッフとして勤務経験のある、本の著者の紹介はこちらから!
▼「お母さんの小学校★ななほし 代表 石澤かずこのプロフィール」
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