「様子を見ましょう」とは言いません!発達障害・グレーゾーンの子どものために、ママが家庭でできることをお伝えしています

発達障害のある子どもが療育に通って頑張る中、お家でも何かしたいと考えるママはたくさんいます。私の講座では、お家でできることを具体的にお伝えしています。わが子の特性を知り、ママの手で子どもの脳を発達させていきましょう!
 

発達障害の子どもを伸ばすのは療育だけ?家庭でできることは教えてもらえない…

発達障害と診断があったり、診断は出なくても特性のあるグレーゾーンで、療育支援を受けているお子さんもおられると思います。
わが子の成長を思い、「家庭では何をしたらいいでしょうか?母親の私ができることはありますか?」と学ぼうとするお母さんの姿がよく見られます。
「自分にできることがあるなら知りたい。子どもに何でもやってあげたい。」と思うのは、とてもあたたかい親心ですよね。
にもかかわらず、家でできることは教えてもらえなかった。ということは、子どもの発達相談ではよく聞かれること。
また、「まだ小さいので、様子をみていきましょうね。」と言われることも多いようです。
「過度に不安にさせたり、頑張らせたりするよりは」と思って言った専門家の一言が、熱心にわが子のことを思うお母さんを傷つけていることがあります。
実際、仲間のお母さんで、お子さんを療育に通わせている方の、こんなエピソードがあります。
その方は、お子さんが療育に通い始めたころ、「何か家でできることはありますか?」とよく質問をしていたそうです。
けれど、毎回返ってくる言葉は、「家はお子さんにとって安全基地であってほしいんです。だから療育で頑張って、家ではゆっくりのびのびさせてあげてください。」というもの。
それを聞いて彼女は、「安全基地ってどういう意味なんだろう?子どもに負担になることをやるつもりではないけど、家でできることはないのかな…。」と無力感で悲しい思いったそうです。
そして、何かできるかなと思いながらも「家は安全基地」という言葉が浮かび、結局何もできなかった、ということを話してくれました。
今は、そのお母さんは講座で学び、わが子に対して家でできることがたくさんあることを知っています。
また、家ですることが重要だという意味を知り、過去の自分と同じような、発達障害やグレーゾーンの特性をもつ子のお母さんを救う活動をしていらっしゃるんですよ。
 

「様子を見ましょう」ではなく、家庭でできることをお伝えします

私は、「様子を見ましょう」とは絶対に言いません。代わりに、「家庭でお母さんができることは山のようにある」とお伝えしています。
発達障害があるからと療育に一生懸命通うより、何百倍も子どもの発達を加速することができるのです。
病院でお子さんの発達相談をしようとすると…
・病院への申し込み自体にハードルが高い
・連れていかなければならないのに子どもが騒いだりしてしまい、お出かけするにも一苦労
・受診が決まったけど何週間も何ヶ月も待たなくてはならず、今、困ってるのにどうしたらいいのか分からない
・受診してみたけど「様子を見ましょう。」と言われ、家庭でできることは教えてもらえない
「結局、何をすればいいの?何もできないの?」ということになりがちです。
それに対して、私の個別相談や講座では、
・仰々しく面接しなくても
・本人を連れていかなくても
・時間をたくさんかけなくても
・専門の先生に見てもらわなくても
・検査を受けなくても
お子さんのでこぼこを捉えることができるのです。お子さんの発達にとって意味のある「お家でできること」もお話ししています。
このことをたくさんのお母さんに知ってほしいと願っています。

病院に行かなくても、我が子を連れて行かなくてもわかるって本当!?詳しくはこちらの記事で解説しています▼
我が子が発達障害かもしれない、と悩んだとき、発達相談に連れて行かなくても発達の特性が分かる方法があります! 

我が子のことを知ること。それがスタートです

この一年ほど、コロナ対策で家にいなければならない状況でもあるので、一日中ずっとお子さんといる方が多いと思われます。
もしかすると、療育も縮小したり中止になったりして、ますます「我が子の成長のために、今、家でできること」を知りたい方は多いですよね。
四六時中一緒にいると、お子さんの行動などに目を覆いたくなることも出てくるかもしれません。
けれど、お母さんがお家でできることの全ての入り口は、「我が子のことを知ること」
発達障害グレーゾーンのお子さんの得意・苦手の特性をお母さんがしっかり理解して、それを伸ばすやり方をちゃんと学べば、お家でできることは山のようにあるんです!
これが、療育よりもお家ですることが重要であるという意味なのです。
ですから、まずは発達障害グレーゾーンのわが子の特性をしっかり知っておいてほしいのです。
例えば、どんな声かけなら我が子はスムーズに動けるか?だったら、
・大げさに褒めると行動が速いことが多い
・見えるようにOKサインを出すとそのあとも良い行動が続く
・「やるじゃん!」というだけで動けることがある
…などです。
わが子が、どんな声かけだと分かりやすいのか、スムーズに行動できるのかを知ると、もっともっとお母さんの力で子どもを発達させていきたい!という気持ちが湧いてきますよ。
「自分の手で子どもが発達している」と実感できると、声のかけ方も変わってきます。
お子さんと自宅で過ごす時間が多い今、いろんな声のかけ方をしていくチャンスです!!
発達障害グレーゾーンのわが子の脳をお家でグングン発達させていきましょう!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
▼発達障害グレーゾーンの子どもにお家でできること、たくさんご紹介しています
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