一生懸命褒めているつもりでも、反応が薄く伝わってるのか分からない!実は、言葉そのものより”見た目”の情報が脳に入りやすいタイプの子もいます。褒め言葉にプラスアルファの法則で伝わる褒めに!今よりちょっと褒めるのが楽しくなる褒め方のヒントをお届けします! |
褒めても反応が薄い…その理由は?
「〇〇できてるね、いいね~!」
「すごいじゃん!△△してるんだね」
やっと振り絞って出した渾身の褒め言葉なのに、手ごたえや反応を感じられず、悲しくなった経験はありませんか?
一生懸命褒めているのに、伝えているのに、届いていない。
褒めても喜ばない…。
もしかするとそれは、子どもにとって“伝わらない”褒めなのかもしれません。
幼児期の子どもは、言語の情報よりも非言語、つまり“見た目”や“雰囲気”の情報を優先的に処理する脳の特徴があります。
ですので、ママが一生懸命どんなに素晴らしい言葉で声掛けをしていても、表情やしぐさ、声色によって、“褒め”として伝わっていないこともあるのです!
そして特に、見ることで情報を得ることが得意なタイプなお子さんはママの“見た目”が褒めが伝わるか伝わらないかの重要なキーポイントになります。
例えば、「お着替えできたね、すごいね」と褒めていても、ママが真顔だったら…褒めとして伝わらないのです。
どんな感じの子が目からの情報が入りやすい子なのかは、子どもを良く観察していると分かりますよ!
そんなタイプのお子さんの特徴を次章でお話ししていきますね。
“見た目”に敏感なタイプの子どもは、こんな感じ!
我が家の息子は“見た目”の情報、特に表情にとても敏感な子で、日ごろから人の表情を良く見ているな~…と思ったエピソードがあります。
私がちょっと急いでいたり余裕のないときに、「お母さん笑って、ニコニコして」とよく言っていました。
「怒ってないよ!」と言っているのに、「笑ってよ!」と泣きそうな顔で繰り返し言われたことがありました。思い返すと、そのときの雰囲気や私の表情から負の情報を感じ取っていたのだと思います。
また、「今日は〇〇先生のニコニコ顔がうれしくてずっと頭の中にあるんだ~」と教えてくれたことがあったり、テレビを観ているとき、「この人、かわいい~!」と、満面の笑みを振りまくテレビの中の方に釘付けになったり、笑顔が大好きなんだな~と改めて実感したこともありました。
息子のように”見た目”に敏感な子は、視覚からの情報を優先的に受け取りやすい特徴があります。
例えば、
・言葉だけの指示より、絵や写真で示した方がすんなり理解できる
・人の表情に敏感
・人の顔を覚えるのが得意
・モノマネが得意
・同じものを見続け観察するのが好き
・マンがや図鑑を好んで読む
・道路標識やシンボル、文字が好き
など。
こんな感じがあれば(すべてがあてはまるわけではないと思いますが)、聞くことより見ることで情報が脳に入りやすいタイプです。
そんなタイプの幼児には、どんな褒めなら伝わるの?
目からの情報を受け取るのが得意なタイプの子を持つ我が家で、うまくいった方法を最終章でご紹介しますね!
褒めを受け取ることが苦手なタイプの子もいます。そんな場合はこちらの記事がとても参考になりますよ▼
褒め言葉+○○○○で“伝わる褒め”に!上手な褒め方のコツ
見た目の情報を優先的に受け取る幼児には、言葉プラスアルファのポジティブな情報を目で見て分かるかたちにすると伝わる褒めになります!
・褒め言葉+スマイル
・褒め言葉+ジェスチャー
・褒め言葉+スキンシップ
ママのポジティブなボディランゲージは、記憶に残りやすく、褒めが届きやすいですよ!
私もプラスアルファの法則を使って息子の行動に肯定的な声掛けをしていきました。
私:「今日も頑張ってるね!いってらっしゃい!」+ビッグスマイル
息子:ニコニコして「行ってきまーす!頑張ってくるね!」と堂々と学校に出発。
私:「靴そろえたんだね!すごい!」+ダブルグッジョブサイン
息子:うん!と得意げな顔で私の靴までもそろえてくれるように。
私:「大好きだよ~」+ギュ~(ハグ)
息子:うれしそうに「ぼくも~!」
我が家の場合、ちょっとおおげさ過ぎるくらいの笑顔やジェスチャーを言葉にちょい足しすることで、息子から良い反応があり、私の褒め言葉が伝わっていると感じました。
まずは褒め言葉+スマイルを続けていくことで、「なんか僕(私)に対して良いこと言ってるんだな~」と子どもが思ってくれたらOK!
そうすると、ママが褒める度にだんだんと子どもからの良い反応があり、褒めるのが楽しくなっていきますよ。
褒めが伝わるには、ママの見た目が9割!…の子もいるかもしれません(^^)
我が子に合った褒めで、とびっきりの笑顔を引き出し子どもの良いところを伸ばしていきましょう!
実は私、笑顔が苦手です…。そんな方にはこちらの記事がオススメです▼
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執筆者:ひきのなつき
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