朝の支度が遅い…入学準備が心配な子どもに効果抜群!朝の支度を早くするシンプルな方法

もうすぐ小学生なのに朝の支度が遅い我が子。発達障害・グレーゾーンだから仕方ない?こんな様子で入学準備は大丈夫?と心配…またはママがイライラしてバトルに…。そんなママへ朝の支度を早くする方法、シンプルなのに効果抜群な声かけテクニックをご紹介します!
 
 

もうすぐ小学生なのに朝の支度が遅い!そんな子どもにイライラしてませんか?

毎日の生活の中で子どもにサクサク動いてほしいことってたくさんありますよね。
例えば、朝起きてから登園するまでの間の支度にも
・着替えをする
・朝ごはんを食べる
・ハミガキをする
・トイレを済ませる
などなど…
登園の時間までに支度を終わらせなければ!というタイムリミットもあるのに、発達障害・グレーゾーンでマイペース過ぎる我が子…。
ママとしてはなかなか動いてくれず支度が進まない子どもに困り果て、ついイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか?
朝の支度は毎日の生活ルーティーンですから、春の小学校入学準備に向けて、できることなら子どももママもお互いに気持ちよくクリアーすることができたら嬉しいですよね。
そこで今回は、発達障害・グレーゾーンの幼児の朝の支度がサクサク進む、魔法のようなテクニックをお伝えします!

▼「子どもが癇癪を起こして朝の支度が進まない」
…という場合は、まずは「癇癪」の対応が優先。まずはこちらを読んでください!

癇癪ぐずりをピタッと止めて発達をグーンと加速する!「育てにくい子」を卒業するための3ヶ月計画

朝の支度を早くするだけじゃない、幼児の「脳の発達」まで促せる方法はこれ!

朝の支度をサクサク早くする方法。
講座の中では、しっかりと理論を学んでいただいた上で、たくさんのテクニックをお伝えしているのですが、その中で、とくに発達障害・グレーゾーンの幼児のお子さんを持つママに「使える!」「効果抜群!」と人気なのが「実況中継」というテクニックです。
「実況中継」とは、お子さんの行動を見たまま言葉にするだけ
見たそのままを言うだけなので、ママにとっての負担が少なく、実行しやすいことも人気のポイントです。
子どもの行動を言葉にして伝えることは、その行動を肯定することになり、褒めることと同じ効果があるのです。
発達障害・グレーゾーンの子どもは、褒められることで自信がついて、自分で考えて行動するようになっていきます。自分で考えて行動できる、というのは脳にその行動をおこなう回路ができてきたということ。
その回路を作るのに必要なことが「行動する」こと。お母さんが「実況中継」でお子さんの行動を引き出すことでぐんぐん脳が発達し、徐々に「自分一人でサクサク支度ができる」ようになっていくのです。

今日から使える「実況中継」の具体例!これができれば入学準備は安心!

では実際、どんな風に「実況中継」すればいいの?今日から早速使える具体例をご紹介していきますね!

例えば、「着替え」について見てみましょう。大人にとっては「着替え」で1つの行動と思いますが、実は「着替え」ひとつをとっても、その中で行う行動はたくさんあります。

とくに発達障害・グレーゾーンがある子どもの場合、その「着替え」に必要な行動の中から具体的に何をやったら良いのか、脳が「わからない」状態になっていて動けないのかもしれません。

そのため「着替えようね」の指示だけで終わらせるのではなく、お子さんの行動ひとつひとつを「分解」して実況中継していくことが必要なのです。
「Tシャツ出したんだね」
「自分でパジャマ脱いだね~」
「パジャマ、カゴに入れたんだ!」
「ズボンはけたね!」
「わ!Tシャツも自分で着れちゃうね~」
「靴下も用意したの!」
「わ~一人でお着替えできたね~!」
パチパチパチ〜!という感じで、子どもの行動をそのまま言葉にするだけ

「まだ〇〇してないの~?」とママが小言を言う必要もなく、「着替え」が完了!

そしてたったこれだけで子どもは、自分の行動を肯定され、ひとつひとつ褒められていると感じることができます。褒めながら行動を促進することができるのです!

ママにしてみたら、一石二鳥の魔法のようなテクニックですね!!

このテクニックは本当に色々な場面で使うことができます。我が家では、子どもが帰宅したらすぐに実況中継がスタート!
「おうちに帰ってきたね~」
「靴揃えたね!」
「自分で荷物、持っていけるね」
「お弁当箱、出してくれるんだ!」
その他に、おもちゃの片付けも、お風呂への誘導も、寝るお支度も、ぜーんぶ実況中継にお任せ
子どももぐずることなく自然に動いてくれて、ママも穏やかに指示を出しながら、褒める機会も一気に増やせる。シンプルなのに効果抜群です!
まだまだ素直で単純な幼児の子どもには、本当に有効なテクニックだな〜と、私自身も毎日実感しています。
ぜひ今日から、声かけで子どもの脳の発達まで促せるこの実況中継を、毎日の子育てにあなたも取り入れてみてください。「朝の支度が遅い」悩みを早くクリアにして、笑顔で入学準備を整えていきましょう!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

☆☆☆読者ママからの感想☆☆☆

【こらえなくても「早くして!」を封印できました】
朝の登園時間などタイムリミットがあると焦って「早くして!」の連発になりがちだけど、そこはグッとこらえ・・・なくても意外とシンプルな声掛けだけで子どもが動いてしまうんだ~とわかりました!
(年長男の子のママ)


 

【息子がサクサク動けて、私の朝活の動きも変わりました】
私も朝は時間がないのにゆっくりのんびりしている息子に「早くしなさい」「服を着なさい」とガミガミ言ってしまってました。ガミガミ言っても何も変わらない息子、途方に暮れる毎日…。ところが、こんなに簡単なテクニックでサクサク動けるようになったんです。
私自身の、朝活の動きも一気に変わりました!
(4人きょうだいのママ)

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