ADHDの子どもへの言葉かけでお母さんが絶対にやるべき究極の口癖習慣とは~パート3~

ADHDの子どもへの言葉かけはいつも否定的な言葉になっていませんか?「こらー」「何やっているの?」と怒ったり、注意してばかりになりがちですよね。そんなお母さんでもある言葉を口癖にして毎日子どもに伝えるだけで、お子さんとの関係はグッと良くなりますよ。

ADHDの子どもへの言葉かけは否定言葉ばかりなっていませんか?

ADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもの子育てをしていると、どうしても叱ったり、注意したり、怒鳴ったりする回数が増えてしまいますせんか?

なぜなら、ADHDの子どもは不注意・多動性・衝動性を持っているので

・忘れ物が多い
・片付けが苦手
・次々と新しいおもちゃで遊ぶ
・思いついたらすぐに行動してしまう

などと問題行動が多いからです。

我が家のADHDも息子は現在小学3年生です。

息子も幼稚園の頃から困った行動が多く、毎日毎日怒ってばかりいました。

私の口から出る言葉は、

「こらー、何やってるの?」
「やめなさい」
「ダメでしょ」
「走らない」
「いい加減にしなさい!」

否定的な言葉ばかりでした。

息子もしだいに私の顔を見たら否定的な言葉を掛けられるんだろうな、というような不安そうな顔になっていきました。

本当は褒めて育てたい、いいお母さんになりたいと思い、本を読んで声掛けを変える努力はしていましたが、息子の行動にどうしてもイライラが抑えきれずに、また怒ってしまう…を繰り返していました。

この悪い習慣からどうしたら抜け出せるんだろう、と困り果てていました。

癇癪を起こしてしまい困っているお母さんにはこちらの書籍がおすすめです▼

完璧じゃなくて大丈夫!8:2でOKな理由

ところで子育てに完璧なお母さんはいるのでしょうか?子どものすべてを受け入れて、言葉かけもいつも肯定的なすばらしいお母さん。

実際にはそんなお母さんの思いに反して、仕事や家事に疲れていたらそうはいきません。疲れていたらたまには子どもにいやみも言いたくなります。

特にADHDの子どもの目に余る行動にいつも笑顔を見せることなんでできないですよね。

実は肯定的な声掛けと否定的な声掛けは8:2くらいでOKなんです。

日ごろから肯定的な声掛けをメインにしておけば、たまには怒ったりイライラしてしまっても大丈夫です!たまにマイナスな言葉を掛けたからと言って子育てが全てダメになるわけではありません。

完璧を目指さないで普段からなるべくたくさんのプラスの言葉を子どもにかけて、子どもの心の貯金を作ってあげておいてください。

ADHDの子どもにこれだけは伝えてほしい、絶対にやるべき究極の口癖習慣とは

ADHDの子どもはどうしても幼稚園や家庭で怒られがちです。

せめてお母さんが普段から褒めて、認めて、肯定的な声掛けをしていってください。

「できたね!」「いいね!」「楽しそうだね!」

という肯定的な声を掛けていってください。

これらの口癖習慣についての記事はこちらです▼

そして絶対に伝えてほしい究極の声掛けは

「大好きよ!」です。

今日も幼稚園で友達とトラブルがあった、先生に怒られたとお子さんが悲しくなって帰ってくるいることもありますよね。

どんなときでもお母さんはあなたが大好き!あなたがいてくれて幸せ!を伝えてあげましょう。

私も小学3年生の息子に毎日「大好き」を伝えているのですが、息子の心の貯金になっていると思います。

たまーに「お母さん大好き」と息子から言ってくれることがあります。

コツは朝起きたとき、幼稚園から帰ってきたとき、寝る前など、自分で伝えるタイミングを決めておけば、口癖習慣になっていきますよ。

お子さんはお母さんから愛されているという心の土台があればどんなことがあっても乗り越えられます。

家族が笑顔で過ごせることために、毎日、子どもに「大好き」を伝える習慣を作りましょう!

執筆者:石井 花保里

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