春休み明けに「学校行きたくない」と癇癪を起こした我が子に困り果てていませんか?新年度のスタートはこの1年が決まるくらい大事なタイミングですから、いますぐ対応を!感情的な対応ではなく、あることを意識したスキンシップでお子さんを安定させましょう。 |
新学期を前に「学校に行きたくない!」と癇癪を起こす子ども
我が子が、新学期に学校に行かない!と癇癪を起こした。と、困り果てているお母さんはいらっしゃいませんか?
実は、この時期にはたくさんのヘルプメールが私の元に届きます。
それは、「新学期に、『学校に行かない!!』と子どもが癇癪を起こしてる」という内容のメールがほとんどだったのです。
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春休み明けに「学校行きたくない」が起こる理由
春休みは宿題もなく、のんびり過ごしてきたおうちも多かったのではないでしょうか?
そして、子どももママも少し見て見ぬふりをして過ごしていたおうちがとても多いようです。
さあ、明日から新学期。
学校の準備をさせないといけない。
新しいクラスに新しい担任の先生の発表がある。
少し、見通しを持たせないと。
ちゃんと学校の準備をさせないと。
そう、お母さんが意を決して学校の話題を出したところ、お子さんも心の中に持っていた不安が噴出してしまった…
新しい先生やクラスは、お母さんもとても不安です。
3学期行きしぶっていた子は心の中では、今度こそ頑張りたい!という気持ちを、必ず心の中に持っています。
だけど、不安に押しつぶされそうなのは子どもも同じです。
お子さんの場合は、ママほど具体的に何が不安かがわかっていませんから、余計に立ち向かうことが難しくなります。
本当は頑張りたいのに心がついてこない、その状態があふれて癇癪につながります。
ですが、新学期スタートをスムーズにいけたかどうかで1年が決まると言ってもいいくらい、春のこのタイミングは大切です。
感情的な対応はNG!「学校行きたくない」という子どもにいますぐやってほしいこと
子どもが新学期になって「学校に行きたくない」と言うと、「春休み明けからは頑張るって言ったじゃん。」と、お母さんのほうも淡い期待をしていただけに感情的な対応になってしまいやすいものです。
ですが、今こそ、お母さんが気持ちを強く持って支えてあげるときですよ!
そのためには、お母さんのスキルが必要です。
意識してやってほしい!「子どもファースト」なスキンシップ
今日、「学校行きたくない」と言いながらも頑張って学校に行ってきたお子さんには、ぜひご褒美のスキンシップをたくさんたくさんしてあげてください。
基本的に、幼児の脳にとっては、情緒の安定や感情の脳の発達にスキンシップは欠かせません。
小学生になっても、感情のコントロールが苦手なお子さんは、本人が喜ぶスキンシップをたっぷりしてあげることで感情のコントロールの元になる脳を発達させることができます。
そして、今日は特に「タイミング」を意識してスキンシップをしてほしいのです。
実は、スキンシップは「いつでもいい」というわけではなく、できれば、意識的に取り入れて欲しい「タイミング」があります。
お母さんにありがちなのは、不安定な様子が見られたら、それをおさめてあげるためにスキンシップをとりがちという点。
これって、癇癪をおさめたいなど「大人都合なタイミング」のスキンシップです。
一時的な効果はもちろん得られますが、対処療法的なスキンシップではとてももったいないですし、
賢いお子さんだと、スキンシップがお母さんの愛情表現ではなく、「僕の癇癪をおさめる道具」のように捉えてしまうこともあります。
だったら、どんなタイミングでスキンシップをしたらいいか。
それは、「子どもファースト」なタイミング♡
子どもが穏やかなとき、幸せな気持ちのときにこそ積極的に肌に触れてあげてほしいのです。
学校から帰ってきたときの「おかえり!」のタイミングでさりげなく頭をなでてあげたり、癇癪を起こしていないタイミングで膝に乗せてお話をしたり。
イメージとしては、何かのためにスキンシップをするというよりは、お互いの心地よいコミュニケーションとして取り入れてあげてほしいのです。
何か目的があるノウハウとしてのスキンシップはお子さんにバレてしまいます。
そんなスキンシップされても子どもは嬉しくありません。
大事なのは、目の前の子どもにお母さんの愛情を伝えてあげること。
すごく当たり前ですが、とっても大切な子育ての本質です。
脳のことなど科学的なことばかりをお伝えしていると、ついつい、本当に大切なことを伝えそびれてしまうことがありますが、子育てってノウハウではありませんからね^^
夜のスキンシップも効果的です!あわせてお読みください▼
「学校行きたくない」を解消できるママになる!ご相談はこちらから
とはいえ、1日意識してスキンシップをしただけで「学校行きたくない」や癇癪がおさまらないのも現実です。
我が子の特性を理解し、行きしぶりを根本から解決したい!というあなたは、個別相談会にいらしてほしいと思います。
個別相談会では、学校が不安で行きたくない子がうまく新学期スタートを乗り越える方法について、オーダーメイドプランをお作りします。
困りごと解決だけではなく、行きしぶりをおさめたあとに我が子のいい力を伸ばせるママに自分がなってあげたいんだ、というお子さん思いのママ限定です。
「誰かになんとかしてほしい」という方のお役には私は立つことができないので、私の教えたことを自分で実践し、ゆくゆくは自分で子育ての困りごとを解決できる力を身につけていっていただきます^^
春休み明けに「学校行きたくない」と癇癪を起こした我が子を、我慢できずに叱ってしまった。。。
そんな反省はしなくて大丈夫です!今から子どものためにできることを始めてあげましょうね。
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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