我慢が苦手な子どもの切り替えの悪さにイライラしていませんか?やりたいことが抑えられないのは、自制心が弱いから。子どもの自制心を鍛えるには、嫌なことをやらせるより、楽しいことがポイント!ママからの「ありがとう」を積み重ねる春休みにしませんか? |
我慢が苦手で落ち着きがない子どもに困っていませんか?
あなたは買い物に行くとき、子どもを置いて行く派ですか?連れて行く派ですか?
落ち着きのある子だったら、連れて行けるけど…
言うこと聞いてくれたら、連れて行きたいけど…
自分の好き勝手に行動してしまう、我慢の苦手な子を連れて行くのは、正直「無理!」と思うことありますよね。私も思いますから、よくわかります。
ADHD傾向の息子を買い物に連れて行くと大変!
注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の三男と買い物に行くと、彼は、自分の見たいものや欲しいものにまっしぐら!
私が買い物したいのに、ぜーんぜん進まないことは日常茶飯事です。
「買って〜買って〜」となかなか動かない息子にイライラしてしまうので、それだったら、おうちで留守番させて私一人で行った方がラクかな…自分にも子どもにも精神衛生上いいのでは…ともよく思っていました。
我慢が苦手なことが原因で起こる困りごと
買い物だけではなくて、長期休みに入ると、朝・昼・夜とご飯の時間が家族で過ごしていることと思いますが、ご飯の時間になっても
・本を読むのがやめられない
・ゲームをすぐにやめられない
・YouTubeを見るのをやめられない
・何回言っても席につけなくて、みんなを待たせていて困る
など、今やりたいことを我慢して次の行動にうつることができないと、様々な困りごとが出てきますよね。
どうしたら、すぐに今していることをやめて、食卓に来てくれるのだろう…と悩まれていませんか?
ADHDグレーゾーンの子どもが我慢が苦手な理由
自分のやりたいことばかりしてしまう子どもたち。どうして、やりたいという気持ちが抑えられないのでしょう?
自制心が弱いから
例えば、ご飯を食べる少しの時間を我慢したらまた続きができる!と分かっていてもそれができないのは、自制心が弱いからなのです。
「自制心」とは自分の欲望や感情を制御する心のこと。
幼児の場合、「今したい!」という欲を抑えることが難しく、なかなか止めることができません。
また、行動タイプのADHDグレーっぽさのある子どもたちは、自制心の働きと関係がある脳の機能が上手く働いていないことから、コントロールが難しくなってしまうのです。
自制心を鍛えるには、「トレーニング」より「本人が楽しいこと」を選択しよう
脳は使わなければ発達しませんから、何か特別なトレーニングで脳を使って、自制心を鍛える方法を考えようとしてしまいがちですが、
苦手なことを無理やり練習させるのは脳の発達的に効果的ではないので、私はやりません。
脳の発達をググ〜っと加速させたいなら好きなこと、嬉しいこと、楽しいことからのアプローチ!
この春休み、ぜひ取り組んでみて欲しいことを次の章でお話ししますね^^
子どもの自制心を鍛える方法
買い物のお手伝いで役に立つチャンスを作る!
我慢が苦手な自制心の弱い子どもに、この春休みにおすすめするのはあえて!買い物のお手伝いです。
買い物に子どもたちと一緒に行って、
・荷物を持ってもらう
・商品を探してもらう
・足りないものを一緒に考える
など、なんでもいいので手伝ってもらいましょう!お買い物は、「お母さんの役に立つ」チャンスがたくさんありますね。
もし、お子さんの方から、
・僕、荷物持つ!
・カート押してあげる!
と要求があったら、大チャンス!
とびっきりの笑顔で「助かるな^^ありがとう!」と伝えてあげてください。
「思いやり」が自制心を鍛えるポイントです
自制心が働いているときに活性化する脳のエリアは、他人に思いやりを持ったときに活性化するエリアと同じです!
他人を思いやるときって自分の欲や気持ちをコントロールしていますよね。
思いやりの心が育つと自制心が鍛えられていきます。
お買い物で大変そうなお母さんを助けてあげたら、喜んでもらえて褒めてもらえた、嬉しい!この経験が子どもの自制心を鍛えることに繋がります^^
この春休みは、たくさんお手伝いをお願いして、「ありがとう♡」を積み重ねていってくださいね!
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執筆者:広瀬 裕子
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