「言い訳ばかりの子育て」から「後悔しない子育て」へ。子どもとの関わり方を考え直してみませんか?

手のかかる子の育児って大変です。だから毎日怒鳴って叱ってを繰り返してしまう。「仕方ないわよね、母親だって人間だもの」…そんな風に言い訳ばかりしていませんか?「今」この瞬間は二度とやってこないのです。だからこそ、後悔しない子育て、今はじめませんか?

今この瞬間を大切に生きたいと思う理由

私は、手がかかる子の大変な子育てでも「今」この瞬間を大事にしたいと思う出来事を体験しました。

もしもお子さんの命があと一年だとしたら?

余命一年。

もしもあなたのお子さんがその宣告を受けたらどうするか、真剣に考えて欲しいのです。

うちの長女には、Sちゃんという幼馴染がいました。

とっても素直で、賢くて、人懐っこくて、子どもらしいSちゃんは、わずか5年で短い人生に幕を閉じました。

脳の真ん中にどうやっても取ることのできない大きな腫瘍ができたのでした。

病院で余命1年と宣告されてから1年と3ヶ月。彼女も、彼女のご家族も必死で生きてきた。

Sちゃんはもともと病気を持っていたわけでもありません。

五体満足。誰もが、この先大人になるまで彼女の人生が続くことを疑ったことなどなかったと思います。

Sちゃんの病気は、脳の中でどんどんと病気の塊が大きくなり、色々な部分を圧迫していきました。

目が見えなくなり、自分で歩くことができなくなり、喋ることができなくなり、 最後は意識が朦朧とする中息を引き取られました。

食べることが大好きだった彼女が、ご飯を食べられなくなっていく姿は本当に悲しかった。

ゆっくりと、ゆっくりと進んでいく病気の様子が彼女の姿からもありありと分かり、会うたび辛くなったことをよく覚えています。

そして、彼女のお母さんが「今できることをやってあげたい。Sが一番頑張っているから」と、いつも気丈に振る舞っていた姿も忘れられません。

今、目の前にいる子どもたちの未来が突然なくなるかもしれないなんて、考えたことがありますか?

発達でこぼこ長女の想いが書かれた手紙

うちの長女は、薄い社会性発達でこぼこを持っています。

社会性の発達でこぼことは?こちらの記事を参考にしてくださいね!▼

そんな我が子は、時々、大人もドキッとするくらいの純粋さと感性を見せるときがあります。

1年生の夏休みが終わり、2学期も中盤に差しかかった頃、 長女が1日に何度も、何度も手紙をくれるようになりました。

それまでも出張があるときや私が夜の講座を開く日には、必ず「頑張ってね」と手紙で応援してくれた長女。

それが、本当に1日に何度もくれるようになったのでした。

私はホントにダメママで、毎日のようにたまる手紙に、途中から「はい〜ありがとね〜」とろくに中身も読まずに引き出しにしまうようになりました。

それでも長女は私に手紙を書き続けました。

その謎が、主人と話しているときに解けたのです!

1年生の国語の「下」の教科書に出てくる『ずうっと、ずっと、大すきだよ』というお話を知っていますか?

ある男の子が愛犬の「エルフ」のことを語っているお話です。

「ぼく」が「エルフ」のことをどれだけ愛しているか、毎日の二人のやりとりを通してあたたかく胸に伝わってくるお話です。

「エルフ」は犬の寿命を生きています。

だから、「ぼく」よりも早く年老いる。

その様も、「ぼく」の言葉で語られていきます。

そして、ある日、「エルフ」は天国に旅立ちます。

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ある あさ、

目を さますと、

エルフが、しんで いた。

よるの あいだに しんだんだ。

ぼくたちは、エルフを にわに うめた。

みんな ないて、かたを だきあった。

にいさんや、いもうとも、エルフが すきだった。

でも、すきって いってやらなかった。

ぼくだって かなしくてたまらなかったけど、

いくらか きもちが らくだった。

だって、まいばん エルフに、

「ずうっと、大すきだよ」

って、いって やって いたからね。

『ずうっと、ずっと、大すきだよ』

ハンス・ウィルヘルム 作 より

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「ぼく」は物語の途中でこんなことも語ります。

好きなら好きと、言ってやればよかったのに、誰も言ってやらなかった。

言わなくっても、わかると思って いたんだね。

夫から、長女はこのお話を読んでから、毎日、家族みんなに「ずうっとずっと、大すきだよ」と言い続けていることを教えられ、何とも言えない気持ちになりました。

なんて純粋で、優しい子だろう。

そして、自分はそれに気づきもしなかったんだと反省したのです。

発達障害・グレーゾーンの子育てで、母親が陥りがちな「言い訳」

真剣に子どもの未来を思い、目の前で頑張って生きている我が子の存在自体を慈しんでいきたい。

私は心からそう思いますし、この記事を読んでいるあなたも、きっと同じ気持ちだと思います。

でも、思っていても忙しくなるとつい忘れてしまい、気づいたら長女に

「〇〇しなさい!」
「間に合わないよ!」

なんていう言葉を、最近またかけてしまっていたことを深く深く反省しました。

特に発達障害やグレーゾーンの子育てをしていると、毎日が思い通りにいかないことの連続で、怒って叱っての繰り返しになってしまうことも多いですよね。

私たちはつい、子どもが生きていることを当たり前だと思って、たくさんのことを子どもに要求してしまいます。

そして自分が悩んでいたり、忙しすぎたり、自分の人生に満足していなければ心無い言葉を子どもにかけてしまうこともあるかと思います。

仕方ないわよね。だって、ママだって人間だもの。

私は、その言い訳だけは絶対に使わないようにしたい。

もし明日、子どもと、私の人生が終わってしまったら。

その言い訳を一生後悔することになると思うからです。

結婚10周年に誓ったわが家の家訓

私と夫が結婚10周年を迎えた折、夫婦で温泉旅行へ出かけてきました。

夫婦水入らずなんて、長女が生まれてからなんと6年ぶり!

手のかかる娘二人は、私が脳を伸ばすコミュニケーションに出会ったことで、穏やかにたくましく成長しました。そのおかげで、私たち夫婦は10周年の節目を二人だけで過ごすことができました。

夫とは大学の同級生であり、お互い譲れない信念があるので、本当によく喧嘩します(笑)

けれども、やっぱりこうやって家族の幸せを作ってこれたのは、二人だったから。

二人で今まで大切にしてきたのは、「ありがとう」の言葉をいつも口に出して伝えること。

そして、夫と10年を振り返りながら、これから新たに大切にしていきたい言葉を決めました。

それは、長女から教えてもらった大好きだよという言葉です。

ちょっぴり社会性のでこぼこのある長女は、人と違う感性で物事を見ていることが多いです。

毎日毎日増えていった手紙は、もしかしたら、長女のママに届けたい気持ちが詰まっていたのかもしれません。

夫婦旅から帰って、長女の手紙を読み返したら、必ず、どの手紙にも

「ずうっと、ずっと、大すきだよ」

この言葉が書いてありました。

物語の中の「ぼく」が教えてくれたみたいに、思っているだけではなくて、ちゃんと言葉で伝えよう

ずうっと、ずっと大すきだよって伝え合う家族であり続けたいな。そんな風に思いました。

だから、私は、子どもたちに毎日声をかけます。

そして、夫にも、たまに(笑)

ずうっと、ずっと大すきだよって。

大げさに聞こえるかもしれませんが、明日大地震が起こって世界が終わったとしても、後悔しない家族でいたいと私は思います。

うまくいかない子育てに悩んでいるあなたにピッタリな記事はこちら▼

後悔しない子育てを!今考えてほしい、お子さんへの関わり

空気を読むのが苦手だったり、言葉を字面通りに受け止めてミスコミュニケーションが起きたりと、発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、その特性によって、苦労することもあると思います。

けれどその感性はその子の持つ個性であり、人の心を大きく動かす可能性の種でもあるのです。

私の講座では、子どもの良いところを見つけ伸ばしていくという視点を大切に考えます。

私も今では子どもを叱ることはほとんどありません。

「できたね。」「頑張ったね。」の繰り返しを丁寧に重ね、今できていることをたくさん見つけて褒めたりスキンシップを取って愛情を伝えたり、頑張ろうとする姿を応援したり喜んだり

お子さんとの肯定的なコミュニケーションは、いつか後悔しないためにも、ぜひ大切にしていただきたいものです。

ぜひ、子どもの世界に寄り添って、お子さんの想いを受け止めてあげてほしいと思います。

そして、だいすきだよの言葉で、お子さんをたくさん肯定してあげてください!

 子ども達の命、そしてあなた自身の命も、当たり前のものではないのだから…。

子どもたちの「今」は一瞬ですぎてしまいます。

目の前の子どものことを諦めるような言い訳はもうやめて、「今」この瞬間のお子さんとの関わり丁寧に重ねていきませんか?^^

手のかかる子への接し方に悩んだら、まずはこちらを読んでみてくださいね!
3歳からはじめよう|癇癪ぐずりをピタッと止めて発達をグーンと加速する!「育てにくい子」を卒業するための3ヶ月計画

【もう子育ての言い訳も後悔もしたくないママへ】
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執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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