登園しぶりは早めの対応が肝心!頑張り屋のママへ贈る、ラクして子どもの心を安定させる5つの褒めワザ

登園しぶりが増加する休み明けのこの時期は、子どもを褒め肯定する対応や関わりが大事!けれど、手がかかる子どものケアや日々の生活に疲れ褒める余裕がない!そんな頑張り屋さんのママは、無理なくラクに褒められるワザでこの時期を乗り切りましょう!

GW明けや夏休み明けは、登園しぶりが増加する時期

慌ただしかった4月を経て少し緊張の糸がほぐれたGWや、のんびり過ごした夏休みから、休み明けの登園。心身ともにお疲れが出やすい時期ですね。

このタイミングは、行きしぶりが多くなる時期と言われています。

わが家の息子も、休み明けから登園しぶりが始まりました。

小さい頃から人見知りや場所見知りが激しく手がかかる子で、私から離れられないだろうな…と思っていた入園当初は、元気よく通えていたのです。しかし、GW明けから徐々に行くのをためらうようになりました。

4月は元気に通えていたんだから、また慣れてしまえば大丈夫!と特に気にも留めずにました。すると、6月のある日から、園に着くと泣いて離れない、ひどい行きしぶりが始まったのでした。

のちに理解したのですが、息子は、発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)注意欠陥多動性障害(ADHD)の発達特性がありました。

ですので、入園後はADHDの特性である強い好奇心のおかげで、新しいお友達やおもちゃで遊ぶのが楽しいと感じていたようですが、いったん興奮が冷めると、他人のペースに合わせないといけない自分のこだわりが通用しない、などASDの特性があると感じる不快ネガティブな感情の記憶として少しずつ貯めていっていたのかもしれません。

発達障害の特性を持っていなくても、疲れが出て行きしぶることもある時期ですが、早めの対応が必要になるかどうか見極めるポイントはおうちでの様子です。

GW明けからの家での息子は、すぐに怒って泣いたりワガママばっかりで対応がとても大変でした。

今思えば、幼稚園での不快感の気持ちを上手く表現できず、家で暴れるという結果になったのだと思います。

息子の特性やSOSに気づいてあげられず、しつけとして息子を否定する対応を繰り返し、結果として行きしぶりを悪化させてしまいました。

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子どもには、肯定する対応や関わりが大事!だけど…

そんな私の経験から、今この時期には“褒める”肯定の関わりが大事!ということをお伝えします。

まだ幼い子どもにとって、初めてのことはたくさんエネルギーを使うのでとても疲れることなんです。

特に発達に特性のある子にとっての園生活は、親が考える以上にエネルギーを消耗しているかもしれません。

家でお母さんが、自分を受け入れてくれると感じ安心すると、おうちの外でも頑張るチカラが湧いてきますね

ですので、おうちではミスや好ましくない行動はできるだけスルーし、子どもを肯定する関わりを優先することが大切だと言われています。

さらに、褒め方で言われているのが、「すごいね~」「えらいね~」など単語だけで褒めるより、どういうところが良かったのか具体的に褒めましょう、などと言われていますね。

もちろん具体的に褒めることは大事です!

…が、どうでしょうか。ママたちだってお疲れの時期。褒めることは大事だって分かっているけど、そんな毎日毎回、具体的にしっかり褒めなきゃいけないの!?って感じですよね。

4月は、入園準備やちょっと手がかかる子どもを気遣い、初めての保護者会やママ同士のお付き合いなどで神経をとがらせ、疲れる要素がいっぱいでした。

夏休み中は子どものお世話で一日が終わり…

コロナ禍で、いつものようにリフレッシュできなかったということもあるかと思います。

ママたちだって頑張ってましたよね!いつも本当にお疲れ様です!

そんなときに、しっかり具体的に褒めてください!と言われても、これ以上どう頑張るの…と途方にくれちゃいますよね。

ですが、安心してください!

忙しくても、疲れていても、褒めるのが苦手でも、大丈夫!次章でラクして褒めるワザを紹介します!

頑張り屋さんのママが息切れしない、ラクしても伝わる褒め技

具体的な言葉で褒めることだけが子どもを肯定することではないのです。

お疲れママが、ラクして子どもを肯定する褒め技はこちら。

①へらへらスマイル
②アニメのママキャラ声
③ポジティブなひと言
④おおげさジェスチャー
⑤大好きギュ~

①へらへらスマイル

幼児期は、言葉の中身より見た目の情報に左右されやすい脳の特徴があります。

ですので、何も言わなくともスマイルだけでOK!歯が見えているとさらに良いそうですので、口が半分開いたようなへらへらした笑顔がベストです!

力を入れなくてもでいるので、疲れているときでもできそうですね。

②アニメのママキャラ声

見た目同様、言葉の中身より声のトーンにも先に反応します。低い声だと不機嫌や怒っているように聞こえ、ふつうに話していることも、怒られていると捉え脳が処理してしまいます。

そのため、高く柔らかい声の方が子どもの耳に心地よく脳に良いイメージをもたらすと言われています。

私のイメージは教育テレビのアニメに出てくるお母さんの声。お子さんの好きなアニメを思い浮かべてみましょう!

③ポジティブなひと言

やったー!
いいね!
お~!!
ナイス!
サイコー!
サンキュー!
大好き!

など、ポジティブなひと言で褒めちゃうことです。無理に文章にするより、シンプルで伝わりますし、疲れません。

語尾を上がり口調で言うと、子どもは褒められてる感がアップします!

④おおげさジェスチャー

やったー!バンザーイと両手を上に上げる
グッジョブのサイン
OKマーク
拍手
大きくうなずく
ウインク

など、褒めの気持ちを身体で表現します。視覚情報が優位な子は、肯定的なジェスチャーは褒めの効果バツグンです。

しかもママは言葉を発さなくてもできるのでラクちんです。

⑤大好きギュ~(ハグ)

「大好き」と言いながらギュ~と抱きしめるようなスキンシップも、子どもを肯定する関わりのひとつなんです。

スキンシップは脳に安心感をダイレクトに与え、感情コントロールが未熟な幼児の脳を落ち着けてくれます。

もし、子どもが嫌がる場合は無理にしなくても大丈夫です。ハイタッチや物の受け渡しもスキンシップですので、そちらを試してみてくださいね。

いかがでしたか?お疲れが出ているこの時期は、省エネな褒めで乗り切っちゃいましょう!

お子さんとママ自身に合ったやり方で、ラクにお子さんをたくさん褒めてあげてくださいね。

そしてエネルギーを貯めたら、是非しっかりと具体的な言葉で褒めるコミュニケーションでお子さんと関われるといいですね^^

応援しています!

他にもラク褒めテクがあります!ぜひ、自分とお子さんに合うものを試してみてくださいね!▼

お子さんの行きしぶりに悩みながらも工夫して乗り越えてきたママたちの体験談はこちら▼

執筆者:ひきのなつき

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