幼児にテレビを見せすぎている…というママの罪悪感は、「子どもを伸ばすツール」として活用することで手放しましょう!

幼児にテレビを見せすぎている…と罪悪感を持ってしまう方はいませんか?テレビの良い面を上手に活用し、罪悪感を手放せば、子どもを伸ばし、コミュニケーションのきっかけにできるとても便利なツールとなります。活用する際のポイントをお伝えします。
 

静かにさせたい…と、幼児にテレビを見せすぎてしまう!

我が家には、発達障害グレーゾーンの5歳の娘と、2歳の息子がいます。二人とも、とても活発なタイプで、家の中でも走り回る・飛び回る、二人にしておくとちょっとしたことでけんかに発展する…。
家事も進まないし、ずっと子どもの相手をするのも疲れるし、誰かに面倒見ていてほしい!と感じることがあります。
そんなときに活躍する我が家のツールは、テレビ!
これさえつけておけば、子どもたちは静かに観ているし、しばらく自分の時間ができて家事だって進む…!
我が家では、子どもたちが小さな頃からテレビにお世話になってきました。
しかし、周りのママ友と話すと「テレビは○分しかつけない」「うちはそもそもテレビが家にないよ」などと言う方も!
そんな話を聞くと、

「幼児の我が子にテレビを見せすぎなのだろうか」
「私はテレビに子育てさせていて、母親失格なのだろうか…」

と悩み、罪悪感をもったことがありました。

テレビは「悪」でしょうか?

幼児にテレビを見せる、というと
・長時間の視聴すると目が疲れる、目が悪くなる
・言葉が遅くなる
・逆に、良くない言葉を覚えてしまう
など、「良くない面」がクローズアップされがちですね。
もちろん、リスクやデメリットを知った上で、大人側がうまくルールを作って対策していく必要があると思います。
けれど、上手に活用できれば、「良い面」もたくさんあると思いませんか?

まず、日常では体験できないことが溢れていること。

今は特にコロナ禍で、どこかに出かけて体験をする機会をなかなか作りにくいですね。
テレビの中には、美しい自然の景色が溢れていたり、日常生活ではなかなかできないことがたくさん取り上げられていたり…。
「こんな素敵な場所があるんだね、行ってみたいね!」
「楽しそうだね、一緒にやってみたいね!」
などと会話につなげれば、子どもの興味の幅を広げることができるのです。
さらに、知育やしつけ(ルールやマナー)を題材にしたテレビ番組も多くありますよね。
大好きなキャラクターがやっている様子を真似することでやる気になったり、ルールやマナーを知るきっかけになったり。
我が家では、好きなキャラクターの出てくる「しつけアニメ」がきっかけで、できるようになったことがいくつかあります。
「お外から帰ったら手洗いだよね」とか、「好き嫌いせずに食べたほうがいいんだよね」などと子どもから言い始めたときには驚きましたが、親が何度言ってもできないことが、テレビでやっていたことを真似してできるようになってとても助かりました。

ママの罪悪感を手放す!子どもを伸ばすツールとして生かしませんか?

良い面があることはわかったけれど、やっぱり「テレビに子育てさせているようで罪悪感が…」と思ってしまうお母さんへ。
テレビが、「子どもを伸ばすツール」として活用できると、罪悪感を手放せると思いませんか?
子どもを伸ばすためにテレビを活用するために、我が家が意識しているポイントは「子どもだけで見せっぱなしにしないこと」です。
まず、私が手が空いているときは、子どもたちだけではなく私も一緒に見るようにしています。
一緒に見ながら、
「〇〇が面白そうだね!」
「この中でどれが好き?」
「一緒に真似してやってみようか!」
などと、親子の会話のきっかけとして生かすのです。
アニメなどを観るときは、「今の〇〇はどんな気持ちだったのかな?」「〇〇ちゃんだったらなんて言う?」と質問をします。
ソーシャルスキルトレーニングの一つとして取り入れることができますよ!
また、家事をしていて離れた場所にいて、一緒に見られないときももちろんありますね。
その場合は、「今、テレビはどんなことやっているの?ママに教えて^^」と、こまめに質問するようにしています。
「テレビの内容をママに説明する」ことで、内容を深く理解することや言葉で説明する力を伸ばすことに繋げています。
「良くない面」はルールを決めた上でしっかりと子どもを守り、「良い面」を上手に活用すれば、子どもを伸ばすツールへと変えることもできるのです。
ぜひ、罪悪感をもつのではなく、便利なツールの一つとして活用していってくださいね!
執筆者:永崎りん
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