探し物が苦手な不注意傾向の子はおうち遊びで鍛えよう!ズボラ母でも大丈夫、ラクに楽しくできる遊びはこちら

長期休み「お母さん、○○どこ?」と四六時中聞かれると、探し物が苦手な子どもにイライラしてしまうことってありませんか?そんなときは子どもの「見る力」を鍛えることを意識してみてください。おうちで簡単にできる、不注意傾向の子を伸ばせる遊びをご紹介します!

探し物が苦手な子どもにイライラの夏休み

夏休みも後半戦ですね!

今年もコロナの影響で外出を控えていたり、近くの遊び場が閉鎖されていたり、

何と言っても、毎日暑くて公園にも行けない!

結果、必然的に家の中で遊ぶ機会が増えますよね。

ただ…

おか〜さん、私の(僕の)おもちゃどこ?
あれがない!
これがない!

と、探し物が見つけられなかったりすぐ物をなくしたりする子どもに振り回され、イライラすることってありませんか?

一緒に探してあげようとすると…あれ?目の前にあるじゃない!

この繰り返しが一日に何回もあるとお母さんのイライラもさらに増しますよね!

わかります!

我が子も、いつも探し物が見つからず大騒ぎしていました。

もちろん、探していたおもちゃは、すぐ足元にあったりするんですよね。

長期休み中のおうち時間に毎回こんな調子だと、疲れも倍増ですよね。

探し物が苦手な子どもは、必要な情報を見つけて選ぶ力見て覚えておく力が弱いことがあります。

これは視覚的な不注意の問題です。

だとすれば、この「見る力」を鍛えることで注意力が上がり探し物やなくしものでの困りごとを減らすことができますね。

どこで、どうやったら、この力を育てることができるのかお話していきますね。

おうちで遊びながら子どもを伸ばすワケ

子どもの困りごとをなくしたり、力を鍛えたかったりすると、まず療育や専門機関に通ったり机の上のお勉強を思い浮かべますよね。

それらも良いのですが、特に幼児期のお子さんにとっては、お母さんとの遊びを通して発達させるのが得策なんです!

理由は、シンプル。

楽しいから

楽しいと、もっとやりたい!と行動力が上がります。

行動すると、脳が発達します。

楽しさが、脳が成長するための一番大事な要素なのです。

また、専門機関に通うことが負担な子や机の上でのお勉強への準備が整っていない子には、発達支援をしようとしても難しいこともあります。

安心できる場所で
大好きな人と
楽しく…

それが実現するのは、お母さんとのおうち遊びですよね。

いよいよ次章で不注意傾向の子どもを伸ばす、おうち遊びをご紹介します。

発達でこぼこキッズを遊びながら伸ばす方法がもっと知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

発達障害・グレーゾーンの子どもとの遊び方〜遊びで子どもをグーンと伸ばすためのポイント

不注意傾向の子どもの見る力をアップする遊び

お母さんと楽しく遊びながら見る力を鍛えられる方法はこちら!

◆宝探しゲーム
◆間違い探しファッションショー

◆宝探しゲーム

子どもと相談し宝物を決め、いくつか用意します。お母さんが子どもに見えないように宝物を置き、それを子どもに見つけて集めてもらいます。

ポイントは、隠す場所を「この部屋だけ」と範囲を決めることと、宝物を子どもの興味があるもや好きなものを使うことです。

我が家では、カブトムシやクワガタムシのおもちゃを部屋のいたるところに隠してそれを子どもが虫あみを持ちながら見つけるという、昆虫採集ごっこをしました。

部屋を真っ暗にして、懐中電灯で照らしながら見つけたり、バリエーションを増やしてやってみると結構盛り上がりますよ。

この遊びでは注意しながら見て選ぶ力を鍛えることができます。

◆間違い探しファッションショー

お母さんがモデルになり子どもに全身が見えるように立ちポージングします。

次に、子どもが見えないところで身支度を変化させます。例えば、帽子を被る、靴下をぬぐ、眼鏡をかける、など。

そして、子どもの前に戻り「さっきとどこが違うでしょう?」と間違い探しをさせます。

これは息子が幼稚園でやっていた遊びのひとつで、注意しながら見て覚える力を鍛えられますし、簡単で楽しいです。

どちらの遊びも、「よ〜く見てごらん」が合言葉!

焦らせないように、間違っても大丈夫!な雰囲気で、ゆるく・楽しく遊ぶことが最重要ポイントです。

もし乗り気でない場合は、先にお母さんがやってみてあげてください。役割を反対にしてやってみると子どもも「やってもいいかも「「ぼく(私)もできるかも」となることもありますよ!

こんなふうに普段の遊びも「見る力」の発達支援に置き換えられます。

手間が掛かることが苦手でズボラな私でも、これらの遊びは「子どもを発達させなきゃ!」と肩肘張らずラクにできたのでオススメです!

夏休みのおうち時間、少しでもイライラが減り親子の笑顔が増えますように(^^)

執筆者:ひきのなつき

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