努力できる子になる科学的な方法とは?〜挑戦するお母さんの背中を見せることの大切さ

「努力できる子に育ってほしい」子育てをしている方なら誰もが願うことでしょう。では、具体的に何をしたら「努力できる子」になるのか知っていますか?実は、科学的に証明されている方法があります。「お母さんが背中を見せること」の大切さがわかりますよ。
 
 

「努力できる子」に育てたいなら、何をすればいい?

努力できる子になってほしい。
選択できる人生を歩ませてあげたい。

子育てをしている方なら誰もが、そんな風に思いますよね。

私は常々、「お母さんが背中を見せることが大事だよ!」とお伝えしていますが、それが実は、科学的にも正しいことを証明する面白い実験をご紹介します。

「努力できる子に育てたい!」と願うあなたにぴったりのヒントが詰まっていますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。

科学的にも証明された!「努力できる子」に育てる方法

その実験とは、アメリカのマサチューセッツ工科大学で行われた研究で、

子どもに、チャレンジ精神や粘り強さを身に付けさせるために親は何をしたらいいのだろうか?というテーマをもとに、生後1歳半の赤ちゃんを対象に行われたものです。

まさに、「努力できる子にするにはどうしたらいいの?」に答えてくれる研究ですね。

実験はとてもシンプルで、

大人が苦労しながらおもちゃを容器から取り出す様子を見ていた赤ちゃんと、
なんなく目的をクリアした大人を見ていた赤ちゃんで、

何か差は生まれるのか?という研究です。

さて、結果はどうだったと思いますか?

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182名の赤ちゃんが参加したこの実験、なんと結果は、

大人が苦労して努力する姿を見ていた赤ちゃんは、努力して試行錯誤する回数が2倍も多かったという結果が得られました。

これってすごいと思いませんか?

わずか1歳半の赤ちゃんですら、大人がどんなふうに物事に向き合っているかを学び、自分に置き換えていることが明らかになったという結果です。

親がどんな背中を見せて生きているか

実験の結果からわかるように、教え込むよりも、言い聞かせるよりも、親がどんな背中を見せて生きているかが子どもの発達にものすごく大きな影響を与えています。

子どもに努力できる子になって欲しいなら、まず、お母さんが努力する姿を見せる

子どもに夢を持って欲しいなら、まず、お母さんが夢を探す努力をする

子どもに穏やかなコミュニケーションを身に付けて欲しいなら、まず、お母さんがそれを身につける

毎日の積み重ねが知らないうちに子どもの未来を大きく左右していることに、私たちは覚悟と責任を持たなくてはいけないと私は思います。

あなたは、我が子にどんなふうになって欲しいと思っていますか?

その姿を、まず、お母さんである自分が見せることはできているでしょうか?

執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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