発達でこぼこっ子とパパの仲良し大作戦!「パパ嫌い」を「パパ大好き」に変える父子の遊びと、遊ぶ前のひと工夫とは

ちょっと繊細でわがままなところもあるけれど可愛いわが子。「ママみたいに、子どもと一緒に楽しく遊びたいな~…だけど俺だと泣くし嫌われてるから遊べない…」と悲しい思いをしているパパ必見!遊ぶ前に信頼を深めることで子どもと楽しく遊べます。パパと遊ぶ中で、子どものチャレンジ精神も伸ばせるんですよ!

パパ嫌いって言わないで…本当はパパだって可愛いわが子と遊びたいんだ!

今年もコロナの影響で、パパも家にいることが多くなったのではないでしょうか。
幼いわが子とママが楽しそうに遊んでいる姿を見て癒されているかもしれませんね。
「一時は手が付けられないほど気持ちを爆発させてたけど、落ち着いたんだな。」
そう感じると、わが子に対してより愛しさを感じますよね。
また、自分もわが子と何か楽しいことしたいと思っているかもしれません。
ところが、いざ「パパと遊ぼう。」と誘っても、子どもがパニックになってしまったり、泣きだしてしまうことがあるかもしれません。
発達障害傾向がある子は、予定外のことにとても敏感な面があるのです。
ですから、いつもと同じでないことはビックリしてしまいがちです。
パパとしては、「俺だって子どもと遊びたいけど急に泣いたりするし、なんか、育てにくいんだよな。」なんて思うかもしれません。

「ママはちょっとは遊んであげてと言うけどさ、泣いたら俺はどうしたらいいの?」
そう感じておられるパパへ。
遊ぶ前にちょっとだけこの記事に目を通してくださいね。

発達障害の傾向がある子とのコミュニケーションの工夫~パパが「ガツンと言う」のが逆効果な理由

一緒に子どもと遊びたいけど、どうしたらいいんだろう?
それにこの子は不器用なところがあるから、それも何とかしてあげたい。
子どもが小さい今だから、遊びの中でも俺がしっかり教えてあげなくちゃ。
やっぱりここはパパの威厳を見せなきゃか?

と、パパなりに考えて、大きな声を出して間違いを指摘したり「もう一回!」とやり直しをさせたり。
けれど、このやり方はNGなんです。
発達障害特性のある子は、身体を使うことや手先を使うことが苦手な場合があります。
「何回言ってもうまくできないじゃないか。あきらめるな!」
この言葉、一見すると励ましているように聞こえますよね。
しかしながら、上手くいかない状況では子ども側からすると否定的な言葉に聞こえてしまいます。
否定的な言葉をかけ続けられると、子どもの脳は委縮してしまいます。
このやり方だと、パパと子どもの関係がギスギスしたものになってしまいます。もはや、一緒に楽しく遊ぼうという状況ではありませんね。
もしかすると、パパも経験したことがあるかもしれません。上司から不意に怒鳴りつけられたことや、ミスに対していつまでも嫌味を言われたこと。
そんなときは、「もう、あの上司には従いたくないな。」そう思いますよね。
子どもは大人に比べ、全てにおいてとても未熟です。一回や二回練習しただけでは、うまくできなくて当然です。

じゃあ、いったいどうしたら子どもと仲良く楽しく遊べるのでしょうか?

遊ぶ前の「安心感」を大切に。パパだからこそできる遊びを思いっきり楽しもう!

発達障害の特性があるわが子のパパにやってほしいこと。

それは、ズバリ身体を使った遊びです。たくさん身体を動かしてほしいのです。

なーんだ、それならやっていますよというパパ、素晴らしい!子どもたちが大好きなダイナミックな遊びは、ママの体力では限界がありますからね。

けれど、発達障害の子が身体を他人に預けるには、結構勇気がいるんです。それがたとえ、パパであっても。

ですから、まず、身体を使った遊びをする前には、しっかりとスキンシップの時間を取ります。

「パパにも身体を預けていいんだ。」ということを分かってもらいましょう。

まずは一緒にお風呂に入ることやパパの膝に乗せて本を読む、そんなことでいいんです。

パパの大きな手で優しく背中を洗われる感覚や、膝の中にすっぽり収まるという安心感は、ママではできないことです。

安心感が生まれて初めて、高い高いやパパの体にぶら下がる、手をつないで前回りといった身体を使った遊びを心から楽しめるのです。

パパなら大丈夫、パパなら受け止めてくれる。そんな信頼を心から寄せ、より一層パパとの遊びが楽しめるんです。

そうなってくると、パパのアドバイスにも耳を傾けてくれるようになります。

本来、子どもたちはみんな動くことが大好きなんです。

しかしながら発達障害傾向がある子は、不器用さを併せ持つことが多いです。子どもたちは、自分の身体なのに思ったように動かせないことにもどかしさを感じています。

幼いとき、身体の動かし方でダメ出しばかりされると自信を失ってしまいます。すると、成長したときに体育や身体を使う活動を避けようとしてしまうのです。

パパとして、わが子には色んなことにチャレンジしていって欲しいですよね。

パパとの信頼関係があるだけで、身体を動かすことにチャレンジしていくことができるんです。

また、上手くいかなくてもあきらめないという気持ちも育つことができるんですよ。

わが子の発達をママだけでなく、パパの手でも加速していきましょうね!

泣きわめく子どもの脳が落ち着く方法が知りたい方はこちらの無料電子書籍がおすすめです!▼

元気すぎる子どもに手を焼いている在宅ワーク中のパパへ。こちらの記事が参考になるかもしれません^^▼

執筆者:西村まる恵

▼パパでもできる!子どもの発達を加速させる方法を多数お伝えしています

タイトルとURLをコピーしました