休み明けの「幼稚園行きたくない」対策は、ストレスに負けない脳を作って行きしぶりを予防!~お疲れママでも今からできる、ラク褒めテク3選

普段から園が苦手なわが子、長期休み明けの行きしぶりが心配…と今から憂鬱になっていませんか?そこで、長期休み中は子どもの脳を安定させる”褒める”関りで行きしぶりへの対策をしませんか?お疲れのママでもできる、ラクしても子どもに伝わる褒め方はこちら。

休み明けの「幼稚園行きたくない!」、多いんです!

長いお休みが明けて、園が始まる前。

幼稚園、行きたくないよ…」となりそうな子どもに、今から心配になっていませんか?

実は、私には、息子の休み明けの登園しぶりの不安が現実になってしまった過去があります。

息子が年少さんの6月頃から園への行きしぶりが始まり、夏休みを挟んで二学期の初日から壮絶な行きしぶりが始まったのでした…。

休み明けは「行きしぶり」がでやすいタイミング。

とくに、普段からおうちの方が好きな子、大人数の集団生活が苦手な子、先学期すごく頑張っていた子は、

休み明けの登園にエンジンをかけるのに、ものすごいエネルギーがかかります。

脳は負荷がかかることは苦手。

ですので、園が再開する休み明けのタイミングで「嫌だよ~大変だよ~!」と脳からサインがでるのです。

行きしぶりはこうやって予防する。長期休み中にやっておきたいこと

脳にストレスがかかるタイミングでも、ストレスに負けない頑張れる脳があれば行きしぶりなどの不調を和らげたり防ぐことができます。

長期休み中は休み明けに必要なエネルギーをためてあげたいですよね。そのエネルギー、どうやってチャージしますか?

ゆっくりお休みすることもいいのですが、ママの声掛けや関りでそのエネルギーの量が倍になることもあるんです!

ピンと来た方も多いと思います。そう!ポジティブなコミュニケーションをすることで、子どもの脳に安心感自信を与え、頑張れる脳を作ってあげることができます。

ですから、来たる始業の日に備えて、長期休み中はおうちで意識的に子どもを「褒める」関りをしたいですよね。

登園時に泣き叫ぶ子は、「感情の脳」を育ててあげる関りを意識してみませんか?詳細はこちら▼

親だって疲れがたまってる!褒める関りが難しい

そこで、子どもを褒める関わりは大事!とは分かっているけれど…夏休み中、ママだっていつもとは違う状況で子どもに対してイライラしてしまいませんか?

四六時中、子どものお世話や食事作り、きょうだい喧嘩の仲裁、散らかり放題の部屋の片づけ…

もう、体力的にも精神的にもキツくて、褒める声掛けをする余裕ないがないよ!という感じになりますよね。

ですので、ママはこれ以上疲れないように、けれど、子どもには褒めが伝わるような

そんな小ワザをご紹介したいと思います。

お疲れママに捧げる、ラクしても伝わる褒めテク

ポジティブな言葉で具体的に褒める王道のやり方が、今はちょっとできない…というママに向けて、うちでも取り入れている子どもの脳に届く「ラク褒め」をご紹介します。

◆サイレントに褒めよう

声を出さずに、表情やジャスチャー、ボディランゲージに頼る方法です。

人間の脳は言葉よりも目から入る情報が優先的に処理され、さらに「この情報は脳に入れよう、これは拒否」と無意識に選別するところがあるそうです。

ですので、子どもにとって脳が心地よいと思う情報=ママのポジティブな表情やジェスチャーを取り入れることで「褒め」が脳に届きやすくなります。

私は、息子に対してあれこれ言ってしまうことが多いため、意識的に静かに褒めることをしていました。

例えば、「はみがきできたの?すごいね!」と褒める場面でも、歯を磨くジェスチャーをして、驚いた表情でグッジョブサインや拍手のジェスチャーをしてみたら、意外と通じるもので、「褒め」として受け取ってくれました。

不注意傾向の子は、まず肩をポンポンたたいて注意をこちらに向けてから、やってみてくださいね。

◆ツールを使って褒めよう

道具を使って褒める方法です。

わが家ではカードにグッジョブサインを描いて(通称「いいね!」カード)、褒めたい場面で活用していました。息子はこれが気に入ったようで、自分から褒められたい場面では「いいね!カード出して!」と言っていたほどでした。

この方法もポジティブな情報を目から取り入れてもらい、ママが一言も発しなくても伝わる褒めになります。

よくコンサートなどで見かける”応援うちわ”のようなものも使えると思います!

100円ショップで売っているうちわに、ハートマークやグッジョブサインのイラストを描くなど、アレンジして使えそうですよね。

◆レスポンスだけで褒めよう

「ねぇねぇ、ママ!」と呼ばれたら、

はぁい♡

と笑顔で、優しい声で、語尾にハートをつけて返事をすると、それだけで「褒め」になります。

ひと言だけで、ハッピーオーラを出せて子どもに安心感を与えることができます。

目からの情報と同じように、耳からの情報も脳に届きやすいカタチにして、ラクして子どもに褒めを届けましょう!

ほぼ声を発しなくてもいいので、これ以上疲れずに褒めることができますよ!

エネルギーも、子どもの笑顔も、そしてママの心満タンに。

今日もラクして、ストレスに負けない脳を作っていきましょう~(^^)

他にもラクして褒める方法や、褒めても響かなそう…というタイプへの褒め方がわかる記事をご紹介します▼

行きしぶりについてのまとめ記事はこちら!子どもやママのタイプ、状況に合わせて、参考にしてみてくださいね!▼

執筆者:ひきのなつき

▼子どもの困りごと、解決の近道のひとつは「脳」を知ること!その世界、少しのぞいてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました