赤ちゃんをせっかく寝かしつけしたのに、お布団に置くと泣かれてしまいまた最初からやり直し…。つらいですよね。もしかすると新生児の頃から作動する「背中スイッチ」に原因があるかもしれません。寝てくれない新生児におすすめ寝かしつけ法をお伝えします。 |
なかなか寝ない新生児!抱っこじゃないと寝てくれないわが子
せっかく赤ちゃんを寝かしつけ、そーっとお布団へ置くと再び覚醒…。
また1から寝かしつけを始めないといけない…!いつになったら寝てくれるんだろう?
なかなか寝てくれなくてつらいですよね。
実は、現在4歳になる息子が新生児だったとき、私もこのような悩みを抱えていました。
初めての出産で手探り状態だった育児。
もちろん寝かしつけも手探り状態。
息子は抱っこじゃないと寝てくれず、ようやく寝た!と思ってお布団へ置くとすぐ起きてしまい再び抱っこで寝かしつけを開始。
置いたら起きて泣いてしまうので、お布団に置くことを諦めずっと抱っこしていたこともありました。
当時、私は赤ちゃんはすぐ寝るものだと思っていました。
しかし現実は違ったのです。
お布団に置くと目を覚ましてしまう原因は、もしかしたら「背中スイッチ」にあるのかもしれません。
この記事では背中スイッチが発動してしまう赤ちゃんにおすすめの寝かしつけ方法をお伝えします。
赤ちゃんの寝かしつけでお悩みのお母さん、ぜひ参考にされてくださいね。
お布団に置くと目を覚ましてしまう理由
「背中スイッチ」が発動するから
皆さんは、「背中スイッチ」という言葉を聞いたことがありますか?
寝ていた赤ちゃんをお布団やベッドに置くと目が覚めてしまうことから「背中スイッチが発動した」などというようです。
なぜ「背中スイッチ」があるのかというと、
・お布団やベッドに置く際の刺激によって、モロー反射が起こってしまうから
・抱っこで暖かくなっていた赤ちゃんの体とお布団やベッドに温度差があるから
・お母さんの体温や匂いから離れてしまうという異変に気づくから
このようなことが挙げられます。
お布団に置くと起きてしまう原因の1つに背中スイッチがあるのかもしれません。
ママとのふれあいを求めているから
また、この時期の赤ちゃんが泣く理由の1つとして、親とのふれあいを要求しているいうこともあります。
そうであれば、お母さんはその要求に応えてあげましょう。
赤ちゃんとお母さんが触れ合うことで、赤ちゃん・お母さんの脳でオキシトシンが分泌され相手を信頼したり、親密な関係を築くことができるようになります。
オキシトシンは別名「愛情ホルモン」とも呼ばれています。
・人と親密な関係を深める
・愛情や絆を深める
・安らぎや幸福感を高める
・ストレスホルモンが減少する
などの働きがあります。
赤ちゃんの頃からオキシトシンがよく出ていると、大きくなってからもオキシトシンを出しやすい脳となり、一生にわたって愛情や幸福感を感じやすい脳となるのです。
新生児のうちからたくさん親子でスキンシップを取りたいですよね。
背中スイッチが発動する新生児には、スキンシップで対応!
そこで、背中スイッチが発動し泣いて寝てくれない赤ちゃんには、スキンシップを取ることをおすすめします^^
スキンシップを取るときは、泣いている赤ちゃんと目を合わせて「そうだね。泣いているんだね」と声をかけてあげましょう。
この声かけがあるだけで、赤ちゃんはある程度安心します。
お母さんが話しかけている声や笑っている表情、そして肌と肌との触れ合いが赤ちゃんのオキシトシンの分泌を促してくれます。
スキンシップは抱っこ以外でも取ることができます。
・赤ちゃんの背中をリズミカルにトントンと叩いてあげる
・頭をなでてあげる
・手をつないであげる
これらもスキンシップになりますよ。
これならできそう!というものから試してみてくださいね。
いかがでしたか?
はじめての育児でなかなか寝てくれない赤ちゃんに戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
赤ちゃんを寝かしつけするときは、たっぷりスキンシップを取ってみてください。
そしてたとえ寝かしつけがうまくいかなかったとしても、落ち着いて。
赤ちゃんに背中スイッチが発動したら、抱っこも含めた肌の触れ合いで惜しみなく赤ちゃんとスキンシップを取ってくださいね。
執筆者:まるやまなほ
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