長引くステイホームで、家族が片付けない!とママのストレスは例を見ないほど増加しています。世の中にはお片付けのための方法や収納などの情報がたくさんありますが、お片付けが苦手な発達でこぼこキッズには、まずお母さんがどんな声がけをするかが重要です! |
「家族が片付けない!」とお母さんがストレスを感じ始めたら危険信号!
そろそろ梅雨の季節ですね。あなたは、雨の日が憂鬱…なんてこと、ありませんか?
外がいいお天気で爽やかな空が広がっていると、気持ちまで晴れやかになりますが、逆に雨の日は気持ち的にも沈みやすい上に、自律神経が大人も子どもも乱れやすく体調を崩しやすいです。
さらにお子さんはこの時期、新学期の疲れや行事での負担が重なると不調を訴える子が増えてきます。
そこに今年もコロナの影響でステイホーム…
好きなところに出かけにくくなり、大人も子どももたくさん我慢をしていますね。
そうなると、増加してくるのが、家庭内コミュニケーションの悪化。
家族の在宅時間が増えることで、自分のペースは乱される上に掃除・洗濯・料理…
お母さんの仕事は何もかも増える一方!
それなのに、
☑家族がそれぞれたくさんの物を出す
☑家族のものが出っぱなし
☑すっきりすることがない
と、追い討ちをかけるようにエンドレス片付けストレスがママを苦しめます。
お子さんやご家族の片付けにお母さんがイライラし始めたら、 それは危険信号!
そのまま放っておくと、おうちの雰囲気自体がいつもピリピリしたものになってしまいます。
毎日顔を合わせているのに、なんだか楽しくなく、イライラしてばかりなんて誰にとってもいい状態ではないですよね。
ですので、家族のためにも第一優先はママのストレスをなくすこと!
この記事では、「家族が片付けない…」というママのストレスから抜け出せる、片付けを簡単にするための声かけのヒントをお伝えしますね。
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「今から1時間で家中を断捨離してください!」と言われたら
突然ですが、「今から1時間で家中を断捨離してください」と言われたらどうですか?
「そんなの無理ー!」という方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、お子さんに「早く部屋を片付けなさい!」と言っているのと同じ状態なんです。
片付けを言い渡されたお子さんは断捨離を言い渡されたように「そんなの無理だよ!!!どうしたらいいの???」と困ってしまって動けない状態かもしれません。
そして、お子さんが片付けられないと悩むママほど「片付けなさい!」と指示をしていると私は感じています。
実は「片付け」という言葉はこれほど頻繁に使うにも関わらず非常にわかりづらい言葉です。
あなたがイメージする「片付け」と、お子さんがイメージする「片付け」は100%異なります。
大人でも「片付け」のイメージは一人一人違うでしょう。
これがお子さんが片付けられない原因の1つです。
お母さんの声かけ一つで、片付けの難易度が下がってスッと片付けできる!
では、その「片付けなさい!」という言葉を「机の上に出ている本を本棚へしまってね」に変えたらどうでしょう?
子どもにとってわかりやすい言葉で、具体的に伝えるだけで、とてもイメージしやすく、「これならできそう!」と思いすぐ行動できるというお子さんが増えるのではないでしょうか?
このように、お子さんのお片付けは、お母さんの言葉がけ一つで難易度を変えることができますし、お子さんがどんな人生を歩むかをも左右する大切なポイントになります。
片付けられないまま大人になると、片付けられないまま悩み続け劣等感を抱え続ける人生になってしまうかもしれません。
そうではなく、自分のいいところ、苦手なところを把握した上で、お子さんには、自分を生かして輝く人生を歩んで欲しい!!!
片付けのゴールはただ単に「今」お部屋が片付けられるかどうかという問題ではないんです。
お子さんに自分を生かして輝く人生を歩ませてあげるためにも、今のお母さんの声かけでお子さんにとって、夢を叶える最高の場所にしてあげたいですね。
執筆者:いけのあやこ
▼ななほし広場主宰:石澤かずこのメールマガジンのご登録はこちら