片付けしない子どもの「片付けやる気スイッチ」を入れる方法!ポイントは「大好きなこと」

片付けをしない子どもを怒って無理やり片付けさせると、子どもの自信まで奪ってしまうことになりかねません。子どもたちの「大好きなこと」をポイントに、片付けしない子どもの「片付けやる気スイッチ」を入れて、楽しみながらお片づけしちゃいましょう!

どんなに怒っても、全く片付けしない子どもたち

あなたのお子さんは片付けをしますか?

我が家の2人の息子は、片付けがとーっても苦手です。

なぜなら息子は2人とも、興味がないことには全くと言っていいほど動かない頑固さを持っています。

そんな子どもたちに「片付けて!」と言ってももちろん動きません。

なんとか片付けさせたいと思って、怒ってもちっともキレイにならず、ミニカーやブロック、さらには工作で埋め尽くされ足の踏み場もないリビング…

私は気力体力の限界まで怒り尽くしましたが、怒って片付けさせても毎日同じことの繰り返し…何もいいことはありませんでした。

片付けしないのはなぜ?怒ってばかりいると、子どもの自信を奪ってしまいます

大人でも苦手なことにはなかなか腰が重くて取りかかれないですよね。

子どもだとなおさら楽しくないこと・興味のないことには取り組めません。

興味があるおもちゃで遊ぶのは楽しい!
だけど遊ぶのを中断して片付けるのはつまらない、やりたくない!となってしまいます。

さらに我が家の2人の息子は自閉症スペクトラム(ASD)の傾向があり、次のような特性を持っています。

・興味関心の幅がとても狭い
・興味を持つことは集中して取り組めるけれど、興味のないことには全く取り組めない

そのため、片付けには全く興味ない!絶対やらない!となってしまうんです。

そんなときに「片付けなさい!片付けないとおもちゃ捨てるよ!」と怒るのは逆効果。

片付けのたびに怒られている子どもは、毎日お母さんに否定されていることになってしまいます。

否定ばかりされた子どもは、自信がなくなって自分で考えることをやめてしまいます。

「どうせ僕なんて何しても怒られるんだ」

いつしかお母さんの顔ばかり伺い、自分から動かない子どもに…
片付けができないどころか、自信まで失ってしまうことは避けたいですよね。

では、どうしたら片付けしない子どもたちでも、片付けをしてくれるのでしょうか?

お子さんの「大好きなこと」がポイント!片付けやる気スイッチの入れ方

子どもの片付けやる気スイッチを入れるためには、お母さんが怒って怖い顔をするより、子どもが「お片づけの時間って楽しい!」と思えるような工夫をすることが大切です。

片付けにポジティブな印象を持たせてあげられるよう、お子さんの「大好きなこと」を活用してみてください。

我が家の場合は…長男(6歳)は、おやつが大好きです。

ですので、片付けをして欲しいときは、次のように声をかけて片付けやる気スイッチを入れます。

「お部屋がキレイになったら、今日のおやつは大好きなケーキを一緒に作ろう!」

(大好きな歌をかけながら)このおもちゃはどこに置く?遊びやすいように広くするには、今あるこのおもちゃを片付けなきゃね。」

おやつをご褒美にして行動を引き出したり、大好きな歌をかけて気持ちを乗せたりしています。

次男(4歳)は、「かっこいい!」が今のキーワードです。

「かっこいい年中さんは、お部屋の片付けできるかな?」

「今度プレゼントでもらうカッコイイ戦隊モノに似合うおもちゃはここに飾って、あとはこの箱に入れておこうか^^」

と「かっこいい」推しで子どものやる気スイッチを入れます。

そして、少しでも片付けできれば、「かっこいい!さすが年中さん!お兄さんになったね!」と重ねて褒めることで、

「ボクが一番かっこいい!片付けもっと頑張る!」となるのがお決まりのコースです。

このように好きなこと・楽しみなことがあると、お子さんが少し苦手なことにトライしやすくなります。

ポイントは、お子さんの気分があがる言葉で話しかけることです!

お子さんの大好きなことをポイントにしながら片付けやる気スイッチを入れたら、「片付けできたね!」「お部屋がスッキリすると気持ちいいね!」とたくさん褒めてくださいね。

すると、「お部屋がスッキリして遊びやすくて嬉しい!」「褒められて嬉しい!」と片付けにポジティブな印象を持つことができ、きっとまた片付けに取り組んでくれますよ!

楽しみながらお片付けする方法はこちらでもご紹介しています▼▼
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