癇癪がひどい子どもに巻き込まれてつい怒鳴ってしまう…そんな負のスパイラルに陥っているなら、SOSが出やすい「いま」対応を始めませんか?子どもの癇癪が落ち着くと、お母さん自身のやりたいことにも目を向けられるようになりますよ。 |
癇癪に巻き込まれてしまう毎日から抜け出せない理由
あなたがお子さんの癇癪に巻き込まれてしまう毎日から抜け出せないのには理由があります。
それは、我が子の癇癪の「隠れた原因」を知らないから。
癇癪の「隠れた原因」は一人一人違う
例えば、同じ4歳の女の子で気に入らないことがあるとひっくり返って癇癪を起こし1時間泣き続ける子がいたとします。
Aちゃんは実は、人よりもちょっと肌の感覚が敏感でセーターのチクチクした感じや落ち葉のガサガサする音がすごく苦手。
だけどものすごく「過敏」なわけではないので、お母さんは気づいていません。
Aちゃんの脳は、セーターのチクチクと戦うのに精一杯。
だから、いつもだったら大丈夫なお母さんの「もう帰る時間だよ」に大パニックを起こしてしまう。
同じ癇癪持ちのBちゃんは実は人に合わせることやみんなで同じ活動するのがとても苦手。
運動会の練習でなんとか必死に、必死に毎日の幼稚園を頑張っている。
そんな一杯一杯のBちゃんの脳にお母さんから「もう遊ぶ時間はおしまい!」という声かけが届いて限界に・・
同じ「癇癪」でもその子の脳の中で起こっていることは一人一人違います。
癇癪がひどい子どもの感情が伝染し、お母さんも怒鳴ってしまう…
一度興奮し始めた感情の脳はなかなかクールダウンするのが難しい。
感情というのは伝染しますから、お母さんもだんだんだんだんイライラが募ってきて、怒りたくないのに怒鳴ってしまう。
これが、あなたが陥っている負のスパイラルです。
幼児期〜小学校低学年くらいの幼い脳では、まだまだ自分一人で感情のコントロールができるほど感情の脳が育っていません。
だからこそ、身につけて欲しいのが「世界でイチバン優しい叱り方」。
もう怒鳴らない。
もう感情に巻き込まれない。
「ママ、優しくなったね」ってお子さんが笑顔を見せてくれるそんな生活を手に入れて欲しいです^^
お子さんの癇癪がひどいなら、「いま」対応してください!
もし、あなたが癇癪がひどい子どもに巻き込まれて、怒鳴ってしまうのをやめたい…そう思っているのなら、いま、対応してほしいんです。
それは、秋〜冬にかけてが一年で一番、子どもたちの疲れがでやすい時期だから。
一つは、発達のでこぼこのある子どもたちは季節の変わり目にとても敏感です。
体調の変化が、癇癪などの感情コントロールの難しさの背景に隠れていることがとても多いのです。
そして、もう一つは、なんといっても行事が多いこと。
夏休みで緩んだ生活習慣を元に戻すだけでも環境変化に弱いでこぼこキッズたちは一苦労です。
そこへ、ダブルパンチのように運動会・文化祭・お遊戯会・音楽祭・・・などなど、イレギュラーな行事がどんどん入ってきます。
夏の疲れが癒え切らない癇癪っ子の脳に、これでもか!と負担がかかるのが秋〜冬にかけてなのです。
近頃、増えていませんか?お子さんのイライラや癇癪が。
子どもの脳で起こる癇癪はいわばその子のSOSのようなもの。
自分一人じゃ処理できないよ〜
もう一杯一杯だよ〜
というサインとして泣いたり怒ったりといった癇癪が起こります。
それにお母さんが巻き込まれて同じように怒りで感情を返してしまうと未消化になってしまった感情の行き場がなくなり、さらに癇癪が悪化する・・・
そんな負のスパイラルに簡単に陥ってしまいます。
と、簡単に想像がつくのに、何も対処しないなんてもったいない!!
だからこそ、SOSが小さい今が一番の初めどきなのです。
お子さんの癇癪をおさめ、自分のやりたいことに挑戦しませんか?
たった2回の講座で、癇癪がひどい子どもが落ち着いた!
先日、講座をスタートした5歳の女の子のママ、Hさんは、たった2回の講座で何をやってもおさまらなかった癇癪がおちついてきたそうです。
たった2回でこんなに効果があるなんてすごい!もっともっと勉強したい!と感じてくださっていたそうです。
子どもの癇癪がおさまったら、自分のことを真剣に考えられるように
もう一つ、Hさんのお話で印象的だったのは、子どものことが落ち着いてきたら、自分のことを真剣に考え始めたエピソードでした。
「今の仕事が時間にしばられていて、このままあと何年も働くということに迷いを感じました。
やってみたい!って思えることに出会えることってそんなにないですから、やっぱり私、新しいことにチャレンジしてみたいです!」
子どもの癇癪が落ち着いてくると、ママ自身の人生まで変わってくるのだなと教えていただきました^^
個別相談では、我が子の脳の状態やどんな風にどのくらい感情の脳にアプローチしたらいいのかをお伝えしますので、
Hさんのように、まずはお子さんのひどい癇癪をおさめたい!というあなたはぜひ個別相談会にいらしてください。
詳細はこちら▼
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)