テンションが上がりすぎて困った行動をしがちな子どもを落ち着かせるママの声かけ術

帰省や旅行などいつもと違う場面で、テンションが上がりすぎる子ども。嬉しいのはわかるけれど、やらかす我が子にママもついイライラ、叱ってしまった…という経験、ありませんか?ママの声かけで、お子さんを落ち着かせることができますよ。

テンションが上がりすぎる子どもが人前でやらかしてしまい、がっかり…

我が家の娘は、発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)の傾向があります。

小さな頃から元気いっぱい!好奇心旺盛で衝動的な部分もあるため、興味のあるものにすぐ飛びついては失敗し、叱られてしまうことがとても多い、落ち着きのない子でした。

そんな娘も小学1年生になり、家庭では随分落ち着いて過ごせるようになってきましたが、テンションが上がりすぎてしまうと、動きが激しくなったり大きな声を出したりと言った「やらかす」ことが増えてしまいます。

テンションが上がりすぎる場面は、祖父母やいとこ・お友達に会うなど、家族以外の人と会って嬉しくなったときが多いのですが、

「〇〇ちゃんはいつもこんな感じなの?大変ね」と思われているんじゃないか…
普段は落ち着いているのに、どうして人前でこんな問題行動を起こすのだろう…
せっかく楽しいイベントなのに…叱ってしまって空気が悪くなった…

と私もがっかりすることばかりで、人と会うことを憂鬱に感じていました。

同じような経験をされている方、いらっしゃいませんか?

「嬉しいこと」もストレスになる!?テンションが上がって困った行動をしてしまう理由

テンションが上がりすぎるのは、子どもにとって嬉しいことだから。

ではなぜ、「嬉しいこと」なのに問題行動につながってしまうのでしょうか。

実は、「嬉しいこと」もストレスの原因になります。

そもそもストレスとは、外部からの刺激で生じる緊張状態のこと。日常生活でおこる様々な変化は全て「ストレス」です。

帰省する・お出かけする・お友達と会って遊ぶ などといった子どもにとって嬉しいことも、いつもと違うという刺激であり、「ストレス」と呼べます。

人の脳は、ストレスがかかると行動を調節する能力が低下してしまうこともわかっていますから、

子どもにとって嬉しい場面こそストレスとなり、いつもなら理性でコントロールしてやめられている「大きな声を出す」「走り回る」といった行動を脳が制御できず、問題行動を起こしてしまいがちになるのです。

脳タイプを知れば問題解決の近道に!こちらの記事でチェック▼

子どもを落ち着かせるママの声かけ

テンションが上がりすぎて問題行動を起こしてしまうことは当たり前の反応とも言えますから、まずは「そういうものだ」と許容してあげたいところですが、

あまりにも問題行動を繰り返すと、周りから迷惑だと思われたり、叱られてしまったり…ということにもつながってしまいます。

せっかくなら、お互いに楽しい思い出として記憶に残していけるように、テンションが上がりすぎる子どもがすっと落ち着けるような工夫をしていきたいですね。

◆「合言葉」でクールダウン

嬉しくなってテンションが上がりそうだ、と予測できるときは、我が家では事前に合言葉を決めるようにしています。

テンションが上がりすぎる前の落ち着いているときに、決めておくことがポイントです。

例えば、「”いつもニコニコ”が合言葉だよ!テンションが上がって騒いじゃいそうになってたら、ママそうやって言うから、”いつもニコニコ”って聞いたら一回クールダウンしようね」という感じ。

「〇〇しない」といった否定の言葉だと、コントロールが効かなくなっている脳には届きにくいですから、ポジティブな言葉を合言葉にしておくこともおすすめです。

◆怒らない!と決めて、具体的な行動を静かに伝える

また、「問題行動を起こしてしまっても怒らない!」とママは心に決めておきましょう。

なぜなら、テンションが上がってしまっている場面でママが怒ると、それがさらに刺激となって問題行動を悪化させてしまうから。

ですから、「やめなさい!」などと怒る代わりに、具体的な行動を静かな声で伝えましょう。

例えば、
走り回っているのなら、「歩こうね」
大きな声を出しているのなら、「ヒソヒソ声でママに教えて」
といった感じ。

つい「落ち着いて!」「静かにしなさい!」などと言ってしまいがちですが、これらは抽象的な言葉で、どんな行動をとっていいかわかりにくいですよね。

また、騒いでいるような状況でママも大きな声で対抗してしまうと、さらに刺激を与えてしまうことになりますから、静かな声で伝えることもポイントです。

もし騒いでいて全然耳に届かない!と言う場合は、耳元で静かに指示を出してみてください。

活発になっている運動の脳の領域とは別の領域である聴覚の脳に刺激を与えることで、クールダウンできますよ。

長期的な対応としては、子どもがどんな状況でもママの声かけに反応できるような「聞く力」を育てていくことが大切です。

我が家の娘は、テンションが上がってしまうと声が届かなくなっていましたが、聞く力が育ってきたことで、今では私の声かけにハッと振り返って話を聞き、行動のコントロールができる場面が増えてきましたよ。

詳しくはこちら▼▼

ぜひ、ママの声かけで子どもを落ち着かせる技術を身につけて、テンションが上がりすぎる場面での問題行動を減らしてあげてくださいね。

執筆者:永崎りん

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