育てにくいのは親の育て方が悪いから…ではなく、育て方を知らないだけ。正しいコミュニケーションを身につけよう!

発達障害グレーゾーンの子どもを困りごとに直面すると「親である私の育て方が悪いせいかもしれない…」と悩んでしまうことがあります。けれど、ママは育て方を知らないだけ。正しいコミュニケーションを学んで我が子を伸ばし、自分を責める日々から抜け出しませんか。

育てにくい子なのは、自分の育て方が悪いからでは?と自分を責めているママへ

発達障害・グレーゾーンの我が子が育てにくい…

子育てに悩んでいるときは、一生懸命になればなるほど、自分の育て方が悪いのでは?と追い込まれてしまうことがあります。

特に、発達障害の診断名がついていないグレーゾーンのお子さんを育てているお母さんは、その特性からどこか育てにくさを感じてしまっているかもしれません。

自分が怒りすぎてしまったり、
気分によって接し方が変わってしまったり、
ご夫婦の喧嘩の場面を見せてしまったり、
イライラをついぶつけてしまったことで、
子どもの性格や能力に悪い影響を与えてしまったのではないか。

自分の育て方のせいで、
この子はこんなに落ち着きがないのではないか。
こんなに忘れっぽくなってしまったのではないか?
このままだと大人の顔色ばかりを見る子になってしまうのではないか…

そんな風に苦しんでいらっしゃるお母さんがとても多いです。

「親である私の育て方が悪いせいだ」と自分を責めているママたち

そのお気持ち、本当に共感します。

私には癇癪持ちの娘がいます。

私も次女の癇癪が起こるたびに、なんとかしようと本やネットで情報を集め、自分の育て方が悪いと負のスパイラルにはまっていったことがありました。

先日、個別相談でお話を伺った方もそうでした。

お子さんの特性を、お母さんのお話やチェックリストを使って見立てていくのですが、お子さんの脳の中で未発達な部分を説明していくと、こんな風にお話をされ始めました。

「子どもの脳をそんな風にしてしまったのは、私と主人が喧嘩ばかりしているからでしょうか…」

答えは誰にもわかりません。

けれど、これだけは断言します。

育て方が悪いのではなく、育て方を知らないだけ。

そして、一番手を差し伸べるべきは、「私のせいかもしれない」と感じながらご自身を責めているお母さんだと私は思います。

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発達障害は脳の機能障害。親の育て方が原因ではない

近年、発達障害は脳の機能障害であることが広く知られるようになり、子どものわがままや親のしつけ不足が原因ではないことがわかってきました。

子どもが成長していくうえで、アンバランスに脳の機能が発達してしまい、認知・運動・行動・学習・社会性、またコミュニケーションなどの能力にかたよりが生まれると考えられています。

例えば、発達でこぼこの特性を持つ子どもの中には、一度に複数のことをすることが苦手だったり、何からすればよいのかという優先順位をつけることが苦手な子どもがいます。

これは前頭葉という脳が指令を出す場所の働きが弱いことが原因で起こるものだと考えられています。

子どもが周りを困らせてしまうような行動をとったとしても、実は本人は一番困っているということを理解してほしいのです。

あなたのお子さんの脳タイプは?こちらでチェック!▼▼

幼児の脳は柔軟。正しいコミュニケーションを身につけて、良い方向へ伸ばそう!

とはいえ、脳が育つ栄養の一つはコミュニケーションですから、親子のコミュニケーションや両親のやりとりが子どもの脳へ絶大な影響を与えることも事実です。

特に、幼児の脳はとても柔軟で、良い方向にも、悪い方向にも、成長がとても早いです。

成長というと「良い方向への伸びていく」というイメージをしますが、実は、脳は悪いほうに成長することもあります。

こんな風にお話しすると、「やっぱり、今までの私のコミュニケーションが悪かったから、悪いほうに成長させてしまった…」と思ってしまうかもしれないのですが、絶望するのではなく、希望を持ってほしいのです。

なぜなら、正しいコミュニケーションを身につければ、グーンと良い方向へ伸ばしてあげることも可能だから!

そう、挽回できないことなんて何一つないのです。

あなたに、「あのとき始めておけば良かった」と、後悔はしてほしくないです。

もし今親子のコミュニケーションがうまくいっていないな、と感じるのであれば、今すぐ正しいコミュニケーションを身につけ、良い方向に成長させていきましょう!

子どもの脳をグーンと伸ばす!肯定のコミュニケーション

では、どんなコミュニケーションに変えていけば良いのか?

それは、「頑張ったね。」「上手にできたね。」「もうここまでできたの!」「○○してるんだね!」という子どもを肯定するコミュニケーション。

これを身に着けると、お母さんの声かけでお子さんの脳がぐんぐん成長していきます。

私がお伝えしているのは脳を変えるメソッドです。

その証明に、実践し始めると、次女の癇癪がたった2週間で嘘のようになくなったのです。

もう、自分の育て方のせいだなんて、落ち込まないでください。

私の育て方のせいで…と悩み迷っているなら、その時間を、ぜひ子どもがより良く発達するための時間に使ってください。

発達のでこぼこがあるのが悪いのではないのです。

でこぼこの特性が、本人を生きづらくしているその現実を変えてあげれば、お子さんの内側に秘められたキラッと輝く強みが表に出て来ます。

まずは、「親の育て方が悪いせいで…」と自分を責める毎日から抜け出し、あなたのお子さんのキラッと輝く力の原石を見つけ輝かせる子育てへとシフトしていきませんか?

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執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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