<よくある質問>お母さんの小学校へ入学したいのですが、発達障害の診断がある子の親は対象外ですか?

「お母さんの小学校に入りたいのですが、我が家は対象外でしょうか?」というよくある質問にお答えします!私は、子どもを「障害がある」「ない」というくくりで見たことはありません。発達障害の診断があるかどうかより大切なことは、「本気で我が子を伸ばす!」と決断することです。

「子どもに診断があるので、私は入学できないでしょうか?」

「お母さんの小学校★ななほし」に興味があって、個別相談に申し込みたい!だけど…とお問い合わせをいただくことが増えています。

「お母さんの小学校」って?初めての方はこちらをご覧ください▼▼

<よくある質問①>
うちの子は発達障害の診断を持っています。

グレーゾーンでないと、「お母さんの小学校」には入学できませんか?

私の立場からすると、なぜ、その質問をするのだ??と頭の中が「?」でいっぱいになります。

そして、この感覚を私たち大人が早く捨てないと「差別」や「偏見」から子どもたちを守ることができないとちょっと危機感を持っています。

診断名は、その子の状態を理解するための言葉に過ぎないから

私は子どもを

障害がある子
障害がない子

というくくりで見たことは一度もありません。

発達障害
知的障害
ダウン症
自閉症
アスペルガー
注意欠陥多動性障害(ADHD)

・・・

これらの名前は、その子そのものを表すのではなくて、その子の状態をある程度共通で理解してあげるために、便宜的に使われる言葉に過ぎないと私は考えているからです。

これは、臨床心理士になるために大学院で学んでいるときから、大事にしてきたことでした。

「自閉症のAちゃん」が存在するんじゃなくて
「自閉症の特性があるAちゃん」が存在するだけ。

Aちゃんという子が持っているいろいろなカラーの一つが、自閉症というだけに過ぎないと私は考えます。

大人の物差しでお断りすることは絶対にありません

ですから、

グレーじゃなきゃダメ。
発達障害の診断があったらダメ。
でこぼこがない子はダメ。
知的障害があったらダメ。

という大人の物差しで、お母さんの小学校への入学をお断りすることは絶対にありません。

大事なのは、Aちゃんという一人の人が、幸せに生きていくことでしょう!?

むしろ多様なメンバーが我が子のいい力を伸ばしたい!という共通のゴールに向かって共に学び、一緒に社会を変えていく。

そのことのほうが大きな価値を生み出すと思っています。

あわせて読みたい!▼▼

「我が子は定型発達ですが、対象外でしょうか?」

こんな質問をいただくこともあります。

<よくある質問②>
うちの子は診断のつかない「定型発達」だと思います。
「お母さんの小学校」は対象外でしょうか?

このご質問は、最近入学してくださったMさんの事例が答えになると思いますので、ご紹介しますね。

誰もが持っている発達でこぼこ。「障害」としてスイッチを押さないために

2歳と0歳の二人の男の子のママであるMさんは、下の子が生まれてから激しくなった息子くんのイヤイヤ期に一人で悩んでおられました

Mさんの息子さんは、個別相談会の際、丁寧に脳のアセスメント(ヒアリングと実態把握)をさせていただきましたが、

いわゆる「定型発達」で、大きな発達のでこぼこが見られるお子さんではありませんでした。

脳タイプについてはこちら▼▼

ただ、脳の中には全ての人が発達でこぼこのスイッチを持って生まれますので、

環境や対応が本人に合っていなければ小さな「行動」面の特性のスイッチは持っていそうだね、そんな風にお話しました。

Mさんは、私の「発達障害を予防する」という記事を読んで、今から自分がやってあげられることがあるなら、自分が学びたい!と、

その場で、お母さんの小学校に参加して学ぶ決断をされました。

「発達障害を予防する」という考えはこちらの記事で詳しくお話しています▼▼

お母さんの小学校=発達障害の子のためのもの。

そんな風に思っておられる方も多い中で、とてもかっこいいママの決断だと私は感じました。

本気で我が子を良いところを伸ばす!と決断すること

漫画のワンピースを思い出してください。

みんなゴム人間の特攻隊長だったら、船が沈んでしまいます。
みんなが二刀流の気ままな剣士だったら、船は前に進みません。
二の足ばかりふむトナカイと長っ鼻しかいなかったら、そもそも冒険は始まりません。
(伝わりますか??笑)

「お母さんの小学校★ななほし」だって同じです。

発達障害の診断ありのお子さん、ウェルカムです。
知的障害があったらどうしてダメなのですか?

入学の条件があるとするなら、ただ一つです。

本気で我が子のいい力を伸ばす!と決めること。

お母さんの小学校へ入学を決めた方の事例はこちら▼▼

早く始めた人からどんどん子どもが変わっていますし、お母さん自身も子育ての軸を得て誰かに頼らない子育てをスタートさせています。

あなたも、今、目の前の我が子のために自分がやるべきことはなんなのか、考えるきっかけにしてください^^

子どもの発達は待ったなしです。お母さんが二の足を踏んでいる場合ではないのです。

ぜひ、決断して飛び込んできてくださいね。

個別相談会の詳細はこちら▼▼

執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

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