我が子が発達障害の子に叩かれる…というお悩み解消!ADHD傾向の子どもが叩くのをやめる秘策

我が子が発達障害のお友達に叩かれる…そんな様子を見ると、切なくなったり相手の子に怒りを覚えたりしてしまうもの。けれど、関わるのをやめてしまわずに、ちょっと対応を変えて仲良く過ごしてみませんか?ADHD傾向の子どもが叩くのをやめる2ステップ対応をお伝えします。

お友達をすぐ叩く子は、発達障害?

保育園や幼稚園は、家とは異なりお母さんが子どもの動きを全て把握して、イヤなことから守るということは難しいですよね。
園での様子は参観日がない限り、連絡帳でのやり取りが基本です。
叩いた叩かれたは子ども同士よくあることですが、わが子が叩かれているところを見てしまったら?
いてもたってもいられない気持ちになるかもしれません。
「帰宅後、〇〇くんが叩くんだと話してくれました。もう少し、気をつけてみてくれませんか?」と、連絡帳に書きたくなってしまいますよね。

お迎えに行くと、お友達に叩かれている息子が…

私も、息子をお迎えに行ったときに、偶然お友達に叩かれて泣き出す息子を見てしまったことがあります。
急いで駆け寄ると、そこには先生と泣いている息子、そしてムスッとした表情の男の子がいました。
先生は「この子、ちょっと衝動的に手が出やすくてね。時々、息子さんを叩いちゃうのよ。」と言い、
「ごめんねしてね。」と男の子に言わせようとしていました。
なかなか「ごめんね」が言えない男の子。
泣き続ける息子。
私は、「けっこう叩かれているのか!!」という衝撃を受けましたが、男の子から「ごめんね」を言ってもらうことよりも「どうやって叩くのをやめてもらおうか?」と考えはじめました。
そして、それを実行したことで、叩かれることはなくなったのです。

我が子でも、お友達でも、子どもを理解し伸ばしていける大人が増えてほしい

「あの子は乱暴だから、関わせるのをやめておこう」「発達障害の子はすぐ叩くから困るわね…」とお友達を避けることは簡単です。けれど、世の中にはいろんな子ども、いろんな人がいます。
我が子でも、よその子でも、子どものことを理解して上手に対応し、困りごとを減らしてあげられる。
そんな大人が増えていったら、みんなが生きやすい社会になると思いませんか?
その第一歩として、あなたもぜひ、ついお友達を叩いてしまう子への対応をマスターしてみてくださいね^^
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叱ってやめさせようとすることは、有効ではありません

では、なぜ叩いてしまうのか?子どもを理解することから始めましょう。
幼児期は、男の子も女の子も、イヤなことがあると手が出てしまいがちです。
また、発達障害の注意欠陥多動性障害(ADHD)の幼児の特性として、カッとなりやすかったり、早とちりしてしまい、手が出てしまうことがあります。
「じゃあ、しっかり叱らないと。怒ったほうが分かるかもしれない。」と、問題となる行動を早くおさめようと叱りたくなるかもしれません。
けれども実は、叱ったり、こんこんと伝えたりすれば、手が出なくなるのかというと、そういうわけでもないのです。
危ない行動や許せない行動に対して叱るというのは必要な場合もあるかもしれません。
しかしながら、いつも怒られたり叱られたりすると、子どもの心は自信を失ってしまったり、反抗的になってしまったりします。
反抗的になってしまうと、素直に言うことを聞こう。そんな気持ちもなくなってしまうのです。
そもそも、注意してできるのなら、怒ったり叱る必要もないですよね。
幼児期のADHD傾向の子にとっては気持ちのコントロールもまだうまくいかないのです。
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叩いてばかりの男の子が激変!私に抱きついてくるほど仲良くなった2ステップ対応

今回の息子を叩いていた男の子も、きっといつも先生に叱られたり、他のお母さんに怒られたりしているのかもしれないなと思いました。
なぜならば、「○○くんのお母さんも僕のこと怒るんでしょ。もう叩くのやめてねって言うんでしょ。」そう言いたそうな表情と態度でしたし、結局、先生に促されても男の子は「ごめんね」が言えなかったからです。

ステップ1:叱るのではなく、共感する

そこで私は、先生からいきさつを聞き、
「○○くんが使っていたのを取っちゃったから、イヤだったんだよね。」
と、その男の子が思っているであろうことを口に出し伝えその日は帰りました。
そう、まずステップ1として、男の子の気持ちに共感をすることをしたのです。
すると男の子は、「えっ?叩くのやめてって怒らないの?」と言いたげに目をまん丸くして私を見ました。

ステップ2:興味や関心を示す声かけで仲良くなる

次の日、お迎えに行くと、その男の子と目が合いました。バツの悪そうな表情でこっちを見ているのです。
ここで私はステップ2として、「何しているのー?」と、興味や関心を示す声かけをしました。
その日以降も、目が合えば手を振ったり、「今日はどんな遊びしてるの?」なんて声をかけたりしました。
すると、だんだんその子もニコニコと手を振ってくれたり、時には息子よりも早く私を見つけ、抱きついてくるようになったのです。
そしてある日、
「○○くんのおかーさん。あのね、さっき○○くん(息子)の持っている棒が僕に当たったの。でも、僕叩かなかったよ。」
と報告をしてくれたのです!
この報告を聞いた私は、男の子をベタ褒めしました。「そっか、叩かなかったんだね。ありがとう。えらいねえ。」と。
私は、一度も「叩くのやめてよ!」と言っていません。
私がしたことは、手を出してしまったときの気持ちに共感し、男の子のやっている遊びに興味を示す声かけをしただけです。
怒られてばかりのADHD傾向の子どもは、本当は誰よりも気持ちの良い声かけを待っているのです。
幼児期は、自分の子どもを守ることで精一杯かもしれません。
守り方次第では、わが子をその場だけ守るのか、ずっと守っていくことができるのか違いがでてきます。
また、ただ一言、もしくは笑顔で接することで、手が出やすい子どもたちの態度も変えていくことできるのです。
今やすっかり仲良しになった息子とその男の子。お迎えに行くと、「明日もあそぼーねー。」なんて楽しいやり取りが続いています。
もし、わが子を叩くお友達の姿を見てしまったら、2ステップを試してみてくださいね。
執筆者:西村まる恵
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