働きたくても働けない…発達障害子育て中の主婦ママだから選べる在宅の働き方があります!

発達障害の子育てには支援や療育に手がかかるから「働きたくても働けない…主婦で子育てに専念しなければ」と思っていませんか?実は発達障害・グレーゾーンの子育てをしている主婦ママだからこそ選べる在宅の働き方があるのです。私の例が一つの参考になったら幸いです。

働きたくても働けない!ママの働き方には課題が多い

発達障害やパステル(グレーゾーン)の子育てをしていると、ママ自身に働きたい気持ちや能力があっても思うように働けない現実にぶち当たっている方も多いと思います。
いつ学校や幼稚園から電話がかかってくるか分からないし、行き渋りがあれば定時に出勤できるかどうか毎日ヒヤヒヤするでしょうし、仕事に充てる時間はどうしても制限されると思います。
職場に子どものことを話したら重要ポストから外された…そんなご相談を受けたことも、1回や2回ではありません。
療育への送り迎えをするために仕事を辞めざるをえなかった人もおられるはず。
発達障害やパステルの子を育てているママの生き方・働き方には、課題がたくさんあるのです。

非常勤の現実…大好きな仕事を断念せざるを得なかった私の過去

私自身、長女がお腹にきてくれたときには、カウンセラーとして幼稚園や学校で仕事をしていました。
週に4日も働いていたのに、非常勤というだけで、
「産休は取れますが、育休は取れません。仕事を続けるなら、赤ちゃんが4ヶ月になったら復帰してくださいね」
と言われてしまいました。
そんなバカな!と思いました。法律について、雇用の規約について必死で調べました。
課長に何度も面談をお願いし、何度も何度も交渉にあたりましたが、私の必死の思いは 「ルールだから」の一言で一蹴されてしまいました
悔しかったですね。心の底から悔しかったです。
大好きで、天職だと思っていた仕事。今まで一生懸命働いて、それなりに職場に貢献してきた自分の今までは、子どもができた瞬間になかったことにされてしまった。
そんな気持ちになりました。そりゃもう、泣きました。

「癇癪持ちの子を幼稚園へ行かせられない…」更なる現実

だけどその後、生まれてきた長女も、1年9ヶ月後に生まれてきた次女もなかなかの癇癪持ちで、激しい行きしぶりで幼稚園へ行かせられない毎日が続きました。
あのとき、仮に仕事を続けていたら「仕事があるから」と、泣いて嫌がる子どもを無理やり保育園に連れて行っていたでしょう。
そして「なんで自分はこんなに泣いて嫌がるわが子を預けて、人の子の相談に乗っているんだろう」というジレンマに苦しんだと思います。
結果的に仕事は辞めていたかもしれませんし、子どもに寄り添えない自分をもっともっと責めていたと思います。
女性活躍社会とは言いますが、まだまだ課題は山積み。まして、発達障害の特性などで目が離せないお子さんならなおさらだと感じるのも仕方ない、働きたくても働けない現実がありますよね。

働きたいけど…ママが悩む「子どもとの時間」の壁

そういった社会の問題以外に、「子どもとの時間」という壁にぶつかっているママはいませんか?
これは、子どもの発達障害のありなしや働いているママだけの問題ではなく、母親である全ての人が悩み、考えていることだと思います。
私がよく受ける相談の中に、
「傍にいてあげるのが子どもの幸せ」
「時間の長さじゃない。質が大事だ!」
という対極にある2つの意見があります。
これを聞くたびに、私はこう思ってきました。「どちらの意見も間違っていない」と。
ちなみにカウンセラーとして働いていたときは、
どちらかというと後者の「量より質ですよね?」という意見の相談者が多かったです。

あなたの時間「他人の軸」で考えていませんか

けれど今の私は、この意見に手放しで賛成はしていません。
なぜかというと、私も2人の娘のママ。
そして「子どもとの時間は最優先で確保したい!」と思っているからです。
考えてみてください。
一番大切なのは自分の気持ちなのに、
幸せの形は自分で決めていいのに、
どうして親子関係を、誰かの軸で考えなくてはいけないのでしょうか?
 
 

私が思う「量と質」の重要度

私が「子どもの脳の発達」「お母さんのコミュニケーションの密接な関係」を知るようになり、これだけは!と断言できることがあります。
それは、幼児期の子どもの脳には、量も質も、どっちも大事だということ。
そして、少しだけ質よりも「量の方が重要度が高い」ということです。
もちろん長く接していても、いつもお母さんがイライラしていたり、ダメ出しばかりしてるようでは、子どもの脳は発達しないため、最低限の質の保たれたコミュニケーションであることは前提条件です。
そして質が保たれていても、
量が足りない!ということは、幼児期の子どもの発達には大きな影響がある
ということも、覚えておかなくてはいけないと思います。

ママが働くには「後ろめたい気持ち」がつきもの…?

だから、もしあなたがどこか後ろめたい気持ちを抱えながら
「親子の愛って長さじゃないよね。質が大事よね!」
と自分に言い聞かせていたとしたら、
それは発達を支える上では間違っているということを、頭のどこかに置いておいてください。
脳の発達自体は、いつからでもある程度は挽回することが可能です。けれど…かけがえのない幼児期は二度と戻らないのです。
だから、発達障害・グレーゾーンの子どもの幼児期こそ、親子時間の質も量もしっかりと整えて欲しい。愛情をたっぷり注いであげながら脳を幸せで満たしてあげて欲しいと思っています。

子どもとの時間も大切にしたい私が選んだ「働き方」

私は、発達でこぼこっ子の幼児ママでありながら「起業」という道を選びました。
そして今ではパソコンと自分の脳さえあれば、子どもの状況に左右されず、自由な時間で、どこでも仕事ができるようになりました。
子どもは、私たち親のことを本当によく見ています。私たち親のあり方が、子どもの人生にそのまま影響すると言っても過言ではないと思います。
発達障害やパステルの子は「みんなと同じように、集団に合わせる」のは苦手なことが多いけれど、
本当に素敵な感性や可能性を持っています。
だからこそ、私自身が「非常勤の公務員として満員電車に揺られていた日々」のいわゆる「普通」の暮らしから、起業の道を選んだ背中を子どもに見せ、挑戦した先に々な可能性が待っていたことを教えてあげたい。
そう思っているのです。

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働きたくても働けない…あなたの子育て経験もチャンスに変えられます!

私の講座で学ぶママたちは、自分の子育てに悩みに悩んで相談にきたママばかり。
そして子育てを機に仕事を離れ、働きたくても働けない状況にいたママもたくさんいます。
けれど、そのみんなが証明してくれています。
今どんなに苦しい子育てでも、自分の手で子育ての悩みは解決できること。
そして困りごとを解決した先に、自分の「人生」について真剣に向き合うことができること。
そして「お勤め」では難しかった「働きたい」というママ自身のやりたいことを、「起業」という選択で叶えていく。
そんなママの背中を子どもに見せる人生が、どれほどワクワクする生き方か…彼女たちが私に証明してくれています。

だから「ママ、もっと自由に生きていいんだよ!」

私は時々、こんな風に考えます。
パステルのわが子が私を選んで生まれてきたのは、
「ママ、もっと自由に生きていいんだよ」
というメッセージを伝えにきたのではないかな?と。
だから、自分の人生に心からワクワクして、瞬間瞬間を幸せだと思いながら生きていける女性を、私は心から応援したいと思っています!
前向きな想いを持つあなただからこそ、子どもにワクワクする背中を一緒に見せませんか?

▼▼主婦ママもワーママもまた違った悩みがあるもの。仕事が忙しすぎるママの子育ての両立とのお悩みにはこちら

▼▼仕事をしたいけど、家事や子育てとうまくやれるか不安なママのお悩みにはこちら

執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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