発達障害・グレーゾーンの子どもの小学校選びのポイント〜やんちゃなADHDタイプの子ども編

発達障害・ADHD傾向のやんちゃタイプのお子さんの場合、小学校で怒られ体験が増えないか心配ですよね。お子さんの特性に合った小学校を選ぶために、見学や選択の際にどのようなことに注意したら良いのか、2つのポイントをお伝えします。

小学校、どこにする?と気になり始める季節です

年長さんのお母さんは、そろそろ、就学に関して意識をし始める季節ではないでしょうか?
地域によって異なりますが、私の住んでいる東京ではほとんどの地域で「学校選択制」といって公立小学校を自由に選ぶことができます。
学区が選べる地域にお住まいの場合、就学準備の前にどの小学校に行かせればいいの?と悩んでしまいますね。
幼児本人が選ぶということはほぼありませんから、当然お母さんが見学に行ったり、説明会に出たりして選ぶことになるわけですが、
発達障害・グレーゾーンの特性のあるお子さんの場合、どんなことに気をつけて見学や学校選びをすればいいか、知りたくありませんか?
この記事では、注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向のお子さんに合った小学校選びをするためのポイントを解説します。

やんちゃタイプのADHD傾向の子ども。小学校に行くと起こり得る困りごと

発達障害・ADHD傾向のお子さんの配慮すべき特性として2タイプあります。
①やんちゃタイプ
いわゆる多動とか衝動性が目立つタイプです。
不注意タイプ
ぼーっとしていたり、指示を聞き逃したり、忘れ物が多かったりするタイプです。
(このタイプは、ADD:注意欠陥障害といいます)。
それぞれのタイプで小学校選びのポイントは異なりますが、今回は①やんちゃタイプのADHDの子どもに合ったポイントについてお伝えします。
 

不注意タイプのお子さんの場合は、こちらの記事をあわせてお読みくださいね。
発達障害・グレーゾーンの子どもの小学校選びのポイント〜「不注意」が気になる子ども編

やんちゃタイプの多動や衝動性という特性は、集団行動の中ではとっても目立ちますから、自然と怒られ体験が増えやすい傾向があります。
多動や衝動性という特性は、裏返せば「行動力」という才能ですが、怒られ体験が増えると「僕なんて…」と自信をなくし、集団生活を乱す特性として発揮してしまうことにもなりかねません。
そんな状態へ陥ることを防ぐためにも、発達障害・ADHD傾向のお子さんの特性に合った選択をして楽しい小学校生活を送ってほしいですよね。
次の章では、「こういう視点で学校見学して選択をするといいよ」というポイントをいくつかお伝えします。
発達障害・ADHDと診断されている場合はもちろんですが、診断がつくほどではないけれど明らかに多動という子も参考にすべき点は同じですので、ぜひお子さんに置き換えて考えてくださいね!

ここに注目!やんちゃタイプの小学校選びのポイントはこれ!

実は、やんちゃなADHDタイプは担任の先生との相性が勝負!なのですが、担任の先生は選べませんし毎年変わりますから、お母さんの手でどうこうすることはできません
ですが、ここで諦めるのではなく、やんちゃな発達障害・ADHD傾向のお子さんのお母さんは、ぜひ学校説明会や学校見学の際に、この2点を質問してみてください。

◆①「クラスの中での支援はどんな風になっていますか?」

自治体によっては、1年生の一学期の間は担任以外にもう一人補助の先生が入る制度を取っているところもあります。私の勤めていた江東区がそうでした。
また、学校全体で「通常学級の子どもも本人の特性に合わせてしっかりサポートしよう!」という傾向の学校だと、独自のルールを決めている・先生を配置しているということもあります。

◆②「休み時間の過ごし方はどんな風になっていますか?」

長女が通う小学校のお昼休みは普段15分ですが、毎週木曜日は掃除の時間をなくして30分ぶっ通しで遊べるような時間割を学校全体で工夫しています。
「これはやんちゃな発達障害・ADHD傾向のお子さんにはものすごくいい取り組みだ」と感心してしまいました。
本人の努力の問題ではなく脳の特性でじっとしてることが苦手な彼らですから、45分間ずっと座り続ける時間が5時間も続くなんて、地獄のようですよね。
昼休みにしっかり体を使って発散させられるこの取り組みは、やんちゃなADHDタイプには救世主です。
私が勤めていた江東区の小学校は、他にも大縄を全校で取り組む日、縦割りで遊ぶ時間などを設けており、こういうことを知っておくのもとても大切ですね。
まとめると、やんちゃな発達障害・ADHD傾向のお子さんの学校選びをする際、聞いておきたいポイントは
①学校全体の特別支援教育への取り組み
②有り余ったエネルギーを発散できる時間が組み込まれているか
の2点です。
学校の情報をしっかりゲットして、発達障害・ADHD傾向のお子さんがのびのびと小学校生活を送るためのヒントにしてくださいね!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
▼発達でこぼこの子どもが小学校生活を楽しく送るポイントを知りたい方は要チェック!
タイトルとURLをコピーしました