朝の支度が遅い年長さんが動き出す!入学前にスムーズな朝を手に入れる2つの方法

言葉がゆっくりな年長さんの朝の支度が遅い!イライラして「早く!」と何度も急かしていませんか?もうすぐ入学なのに…と心配してしているママへ。急かさなくてもスムーズに動ける方法があるのです!今回はそのとっておきの2つ方法をご紹介します!

言葉がゆっくりの年長さんの朝の支度が遅い!「早く!」と急かしていませんか?

ママなら誰でも一度は持つ悩み。それは子どもの朝の支度が遅い!ということ。

特にお子さんが年長さんの場合、もうすぐ入学するのにこのままで大丈夫?と心配になりますよね。

幼稚園、保育園に行きたくなくて支度が進まないという子もいますが、

言葉がゆっくりな子には、切り替えが苦手だったり、お休みの間にお支度の流れがリセット…なんてことも多いので、

同じことを何回も言わないといけなかったり、声かけだけではなかなか行動が進まなくて、結局、「早く!」「急いで!」と追い立てるように怒ってしまう…となりやすいのです。

朝は親も余裕がないので、ついキツイ口調になってしまいますよね。

支度が進まない息子にイライラ、そして一人反省会…

わが家の息子も、週の後半になると、行動が進まない!声かけだけでは支度ができない!おまけにこだわりも発動…という状態だったので、

「早くしてね!!」「ほらほら!急いで!」と急かす声かけを連発していました。

そうすると、はじめは急いで着替えを始めても、ちょっと目を話すとまた止まってる…この繰り返しが続くと、イライラ、イライラ!そして、ドッカーン!と爆発してました…。

息子を送り出して一人になると、「あー、またやっちゃった…怒りたいわけじゃないのに…」と一人反省会…。

このままじゃいけない。私が余裕なく怒ってばかりいるから息子の言葉が増えないのかも…そんなふうに、思い詰めることもありました。

そんなとき、脳を伸ばすコミュニケーションに出会って、私の子育てはガラリと変わりました。

子どもの脳の発達や息子の脳の対応に合った対応を学んでいくと、なんでできないの!?から、どうしたらできるかな?に子育ての視点や考え方が変わっていきました。

今から始めれば、入学までにスムーズな朝を手に入れられる!?

子どもの反応や行動は大人の声かけ次第ですぐに変わります。だけど、一人でできるように脳の中にしっかり根付かせるためには、数週間から数ヶ月かかるのです。

すぐには変わらないのか。と感じるかもしれませんが、逆に言えば、小学校入学までにあと3か月あるいまがチャンスです!

ついガミガミ言ってしまう、お子さんの言動に巻きこまれてイライラして自己嫌悪…というママは、様子見することなく、いまお子さんの成長につながる手立てを始めれば、入学までにスムーズな朝を手に入れることは夢ではありません。

小学校入学準備として、「朝の支度が遅い」を卒業させてあげる声掛けにチャレンジしてみませんか?

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朝の支度が遅い子どもがスムーズに動ける2つの方法

では、実際にどうしていけばいいのか、とっておきの2つの方法をご紹介していきます。

声かけ前の〇〇を変えてみよう!

子どもの脳はとっても素直なので、大人が言葉かけを工夫すると、脳のエンジンはかかりやすくなります!

その声かけで大事なのが、ひとこと目です。

こう言われると、どんな言葉で声かけしたらいい?と思われるかもしれませんが、大事なのは、伝えるときの言葉以外の部分。

脳は、初めに入ってきた情報から、自分にとっていい情報か、それともネガティブな情報かをジャッジしていきます。

特に幼児期の脳は、言葉の内容よりも、言葉に添えられた非言語の情報を優先的にキャッチするという性質があります。

ですので、ちょっとガミガミモードになっているな…というとき、意識してほしいキーワードは、笑顔、ゆっくり、優しい声です。

この3つを意識すると、子どもの脳を「ママのお話聞いてみよう!」という状態にすることができます。

また、姿勢も重要な非言語情報になるので、猫背でいるよりも、背筋がピン!としている方が脳にとってポジティブな情報になります。

表情や、声のトーン、姿勢をまず整えてみてくださいね!

子どもに選ばせよう!

イライラしがちな朝の時間をぐんとスムーズにするもう一つのテクニック。

それは「選択」を上手に使うということです。

例えば、着替えのときに、「白のTシャツにする?それとも、青のTシャツにする?」という感じで、子どもに選んでもらう方法です。

選ぶだけ?と思われるかもれませんが、脳は動き出しに一番エネルギーがいるので、「あ、それなら簡単!」と感じる行動をワンクッション入れてあげると、次の行動に加速していきやすいのです!

選ぶ権利を与えることで、強制ではなく、尊重してもらえたと感じて行動しやすくなるという仕組みです。

ここでのポイントは、お子さんが「え!それやりたい!」とつい選んでしまう選択肢にすること!

この選択肢が大人視点だとなかなかうまくいきません。子どもの視点で、選択肢を考えられると、スムーズな行動を引き出せます!

そしてもう一つのポイントが、どちらを選んでもOKなものを選択肢にすること。

例えば、トイレに行かせたいとき、「今トイレに行く?ごはんのあとに行く?」という風に、トイレに行くことは変わらないけれども、いつ行くかを選択させることで行動しやすくなるという方法です。

我が家では、トイレに行く方法を「歩いて行く?スキップで行く?」と選ばせたりしています。すると、それまで動こうとしなかったのに、「スキップー!」と元気に行くことができます。

ぜひ、どんな選択肢だとご自分のお子さんが動けるか考えて見てくださいね!

いかがでしたか?

ご紹介した2つの方法を明日から実践して、朝のイライラから卒業し、入学前にスムーズな朝を手に入れましょう!!

執筆者:はしうえゆか

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