片付けができない子どもが変わる!「脳」を理解した片付けコミュニケーションを実践してみませんか?

片付けができない子どもに、怒ったりストレスを感じているお母さんはいませんか?大きくなったらできるのかな?しつけが悪いのかな?と思うかもしれませんが、片付けには脳のネットワークが関係しています。脳を理解し片付けのネットワークを強くしていきましょう。

片付けができない子どもが変わる!片付けコミュニケーションとの出会い

片付けができない子どもに怒ってばかり…私のブラックな子育て時代

私は、小さい頃から片付けが苦手でした。 だからこそ、子どもには最低限の片付けができるようになってほしい!と思っていました。

長男が2歳1ヶ月のときに次男を出産し、ワンオペで2人の育児をすることになった私は、自分のためにも子どもの将来のためにも片付けられるように教育する必要がある!と思い、「寝る前だけは片付けようね」と教え始めました。

ところが、、、長男は頑として片付けてくれなかったのです。

言葉も早く、理解力はあるのになんで片付けてくれないの?
そこから私のブラックな子育てが始まってしまいました。

子どもが片付けてくれなければ、私が片付けるしかありません。

毎日怒っても片付けない、子どもが寝てから私が全部片付けるという日々でした。

子どもは大きくなっていくのに、一向に片付けられるようにならず、むしろ成長と共におもちゃの出す量とスピードは上がり、私の片付けストレスは酷くなるばかり…。まさに、終わりの見えないトンネルでした。

毎晩、寝る前の片付けで私が怒るので、長男は悪夢を見るまでになってしまいました。

どうしたら片付けられるの?私の子育てが悪いの?

私は「お母さん辞めたい!」とまで思うようになってしまいました。

片付けコミュニケーションで子どもが変わった!

ところが、私自身が子どもの脳を理解した「片付けコミュニケーション」に対応を変えたところ、

私の片付けストレスはなくなり、子どもたちは自分で片付けられるようになっただけではなく、 片付け以外でも「自分でやる力」を発揮し始めたのです!

みなさんは、お子さんへ片付けを教える方法を正しく習っていますか?

片付けは毎日のことだからこそ、間違った方法で、私のように親子で苦しんでほしくない。

お母さんには片付けストレスから解放されて笑顔で子育てしてほしい!
そして子どもの才能をもっともっと伸ばせるお母さんになってほしい!

そんな想いを持っています。

片付けられない子どもはいない!片付けには「脳」が関係している

では、片付けが苦手な子どもは、いったい何回怒ったら片付けられるようになるのでしょう?

何回「片付けて!」と言っても怒っても片付けられない…そんな子どもが片付けない原因ってなんだと思いますか?

まだ小さいから?
小学生になったら片付けられるようになる?
ただサボっているだけ?
ちゃんとしつけしたら片付けできるようになる?

と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。

実は残念ながら…片付けが苦手な子どもには、いくらしつけても、何歳になっても、片付けができるようにはならないんです。

それは、「脳」が関係しているからなんです。

人間が何か新しいことをできるようになるには、脳のネットワーク(道路のようなもの)が形成される必要があります。

片付けのための脳のネットワークがある人は、「片付けをしてね」と言葉を聞いて何を片付けるのか目で見て考えて行動に移すことができます。

しかし、片付けのためのネットワークができていなかったり、弱かったりすると、行動に移すまでに至らない=片付けられないということになります。

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脳のネットワークを強くするポイント

ではどうしたら、片付けのネットワークが強くなるの?…となりますよね。

それは、お母さんが片付けをしてあげるのではなく、子ども自身に行動してもらう、その1点にかかっているんです!

なぜなら、人間の脳は3分の1が行動に関する領域でできており、行動することで発達が加速されていくからです。

片付けが苦手なお子さんでも片付けのために動いた経験が多ければ多いほど片付けはできるようになります!

逆にいうと、大人でも片付けのためのネットワークを使ってこなければ、片付けは永遠に苦手なままになってしまうのです。

片付けのための脳のネットワークができる=片付けられるようになる。

子ども自身が「自分で片付けのために行動する」ことが大切なポイントです。

片付けの行動を促すコツ

そして、子どもに片付けの行動をしてもらうためにはコツがあります。

それは、ズバリ!

お母さんの伝えたいことを、子どもの脳に伝わりやすいように表現してあげること!

「片付けなさい!」と言っていたのでは、子どもの脳では分かりづらく、処理が進みません。

子どもが受け取りやすく、脳で処理しやすいように伝えてあげる。

それが私が理想としている「片付けコミュニケーション」です。

例えば…

「片付けて!」と言うとき、怖い表情になっていませんか?意識して笑顔で優しい顔をしてみてくださいね。

そして「このおもちゃ、あの白いかごに入れるよ」と具体的に伝えたり、「どこに戻すんだっけ?教えて~」と聞いてみるのもいいですね。

また、「どっちが早く片付けられるかな?」とママやパパと片付け競争をして、遊びながら片付けてしまう方法もありますね!

人間の脳は、自分にとって難しいと感じるとエンジンがかからないということがあり、子どもが片付けに大きな課題を感じてしまうと脳はブレーキをかけてしまいます。

そして、ネガティブな情報よりもポジティブな情報を受け取りやすい特徴を持っています。

そのため、子どもに片付けをしてほしいのであれば、ポジティブな情報として脳にインプットしてあげることが必要です。

片付けって「簡単!楽しい!」と感じると、自分で片付けができる子に成長できるのです。

どんなに散らかしっぱなしキッズでも、お母さんが「片付けコミュニケーション」をしてあげれば、自分でやる力が伸び、子どもの成長スピードがグーンとアップしますよ。

一人一人子どもは環境も違えば脳の特性も異なります。

自分の子どもにぴったりの片付けコミュニケーション、もし悩んでいるお母さんがいたら、ぜひ個別相談会に来てくださいね。

執筆者:いけのあやこ
 

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