こんにちは!ななほし広場編集部です。
【ママの自己肯定感について】の座談会を開催した様子を、全4話でお届けしています。
この記事では、第3話として、自己肯定感の低さで悩んでいたママたちが『お母さんの小学校との出会い』で変化できたエピソードをお伝えします。
お母さんの小学校と出会い、気づいたら「自分」が変われていました
前回までにお届けしたママの自己肯定感・座談会①『お悩み編』②『対応編』では、自己肯定感の低さで悩んだ経験があるママのエピソードと、自己肯定感を上げるためにやっている方法をお伝えしました。
ななほし広場の記事を読んでいると「私はこのママみたいにポジティブに考えられない…」と思うこともあるかもしれません。けれど、今ななほし広場にいるママもみんな初めの頃はそうでした…!
だれど、学んだことを1つずつ試行錯誤しながら、自分や家族のことを受け入れたり認められるようになってきた。…そして気が付いたらお母さんの小学校と出会う前よりポジディブな面に「気づける自分」になっていた、そんなママたちのお母さんの小学校との出会いと歩みの体験談です。
お母さんの小学校で子どもを理解するだけでなく、「自分」に気づけた!
子どもからの「大好き」を受け入れられるようになった
(Rさん)
学ぶ前は子どもに「大好きだよ」と言われても「いやいや、こんなダメな親な私のことを…」と全く受け入れられませんでした。けれどどんな私でも子どもにとっては絶対的に大事な存在であるんだな…と感じて以降、それに対して「私なんて…」というのは子どもたちに失礼だし、「大好き」に恥じない自分になりたいと思いました。
最近は、子どもからの「大好きだよ」に「ありがとう、ママも大好きだよ」と受け入れられるようになり、無条件で愛してくれる子どもがそばにいてくれることで、自己肯定感が上がっていると感じています。
「自分育て」ができて、自己肯定感が上がった
(Rさん)
学びで自分の感情コントロールの苦手さに気づき、この一年はとくに自分育てに力を入れていました。おかげで、いつもフラットな状態でいられることが増えた気がします。「今日一回も怒らなかったな」と気づけることが増えたので、「理想の子育て」「なりたい自分」に近づけたのでは、と自己肯定感は上がっている気がしています。
また、お母さんの小学校でお互いの実践や得意なことを心から「頑張ったね!」「それいいね!」と褒め合えるママ仲間に出会えたことで、こんな人間関係も作れるんだと感動しています。
今ある幸せに気づけるようになった
(Sさん)
子どもの乳幼児期、家もあって家族もいて子どももいて「何が不満なの?幸せじゃない?」と周りから言われても、今ある幸せが全然感じられませんでした。
けれどお母さんの小学校と出会って、満たされてるんだと気づくことができた。今ある幸せに気づけるようになったら、自分が次に向かうエネルギーが感じられるようになりました。
【編集部コメント】
「ママ自身」のことで気づけることが増えると、今までイライラや漠然とした不満に覆われていた時には感じられなかった、目の前にある幸せを感じることができるようになりますね。
自分の頑張りを認めてあげることができた
「私、頑張ってたな~」と自分を認められた
(Nさん)
息子の激しい癇癪と幼稚園への行きしぶりに「頑張ってもできない!」を目の当たりにした子育てで悩み、お母さんの小学校に参加しました。「息子のことがわかる、こうすれば大丈夫!」と、子育てにおいての成功体験がぐ~んと増えて積み重なり、参加して1年経った今、ようやく前向きに子育てできてる!スタートラインに立った!と感じています。
ななほし広場に書いた自分の体験記事があとで振り返る素材になり、「私、頑張ってたな~」と見返せて、自分を認めてあげられました。
「自分に丸をつけられること」がわかってきた
(Oさん)
子どもを何とかしようと思っても難しい、と感じていました。お母さんの小学校で少しずつ「こういうことをやると自分に丸がつけられる」と自分ができることに意識を向けていけるようになりました。
1日に自分がやることの目標も絞り、子どもは子ども、自分は自分で「今日はこれをやるんだ」と決めてやる積み重ねがちょっとずつできるようになってきました。
諦めないで続けている自分を褒めたい!
(Oさん)
正直、お母さんの小学校に入ったのにうまくいかない…という状況だったので自己肯定感は下がる一方でした。それでも最近は、ここまで諦めないで続けている自分を褒めたいなと思っています。
自分のやったことを他のママが褒めてくれたり、共感してもらえて、とても励みになりました。「私けっこう頑張ってるな」と思えたので、やっぱり仲間の存在って大きいと思います!
【編集部コメント】
なかなか自分を褒められないママは多いですが、同じく頑張っている他のママから声をかけてもらうことで自分の頑張りに気づけるって、とても大きいですね!
「ねばならない」にとらわれなくなった
「べき」に縛られず、家族みんなが楽になった
(Hさん)
就職・結婚・出産と経ていくうちに、「常識」に合わせなければいけない、「普通」にできなければいけない、けれどそれが苦しい自分自身や子どもを責める日々で、親子で自己肯定感を下げてしまっていました。
お母さんの小学校に出会い、「世間の当たり前」にとらわれる必要はないという考え方で、自分や家族への「べき」がなくなっていき、暮らし方が楽になりました。「べき」に縛られないと、自分も子どもも夫のことも責めない生活が送れるようになり、子育てだけでなく夫との夫婦関係も改善していきました。
軸ができて、周りを気にしなくなった
(Sさん)
周りからバカにされたくない一心で、弱音や失敗を打ち明けられずに自己肯定感は下がる一方だった自分。子育ての壁にぶつかったとき、より一層、周りからの視線を気にして”〜するべき、〜ねばらなない”と余計な気を使って疲れていました。お母さんの小学校で、自分の中で探していた軸ができて周りを気にしなくなったことで余計な悩みが減り、自己肯定感が上がってきました。
また、同じ思いをして学んでいるママたちと交流したり、不器用でも挑戦させてもらえる環境で役に立てる自分になる経験を積み重ねていくことが自己肯定感に繋がりました。
自分の軸を大切にできるようになった
「自分の気持ちややりたいことを抑えていた」と気づけた
(Mさん)
自分自身は、ザ!昭和的な、がまん&厳しく怒られて育ってきたため、自分の子には絶対に怒らずに育てよう!と誓っていたのに、子どもを大声で怒鳴り散らしてしまい、自責と後悔、自信喪失…。そんな中でお母さんの小学校に出会って、自分の気持ちややりたいことを抑えていたんだな〜と気づきました。
子どもを肯定するカケラを必死に探すようになってから、ふとしたときに、自分もここはちゃんとできてるんだわー、がんばってるなーと思うことが、少しだけ増えたように思い、自分のことも肯定できるようになりました。まだまだ伸びしろがある気がします!
家族の変化が自分の自己肯定感につながった
娘の不安を軽くしてあげられたと感じたとき、嬉しかった
(Nさん)
とにかくそもそも自分に自信がないので、学んでもうまく子どもたちに接することが出来なかったときに「学んでも私はやっぱりダメなんだ~」とドツボにはまり、自己肯定感がダダ下がりしてるなと感じていました。
けれど、子どもが明るく笑っていて一緒に私も笑っていられるときは自己肯定感が上がっていると感じられるので、娘がスッと登校できたときに「私の対応で、娘の不安やしんどさを少しでも軽くしてあげられてたんだな」と実感できて嬉しかったです。
夫からの「否定」が減り、自己肯定感の回復につながった
(Hさん)
もともとの自分の自己肯定感の低さ、うまくいかない子育てに加え、会話が不器用なタイプの夫から否定的な言葉を言われる日々で、さらに自己肯定感を下げていました。学んだ子どもの事例を夫へ応用した対応を重ねるうちに、夫から私への否定的な言葉が減っていき、自己肯定感の回復につながったと思います。
似た悩みを持つママ仲間から実体験を聞けることもありがたい機会となり、自分の視点にはなかった辛さや葛藤を夫への理解にもつなげていきたいと思っています。
自分に丁寧に向き合えるようになった
自分へのカウンセリングをするようになった
(Yさん)
子どもへのホームカウンセリングの方法を自分が自分にやってあげることによって、自分が何でこんなにイライラしてたかを自分で認められるようになりました。以前は子どもを自分のペースに引きこみたくなっていたが、子どもに耳を傾けることも丁寧にできるようになり、子どもの気持ちと向き合えるようになってきました。
子どもの気持ちが分かって、子どもが穏やかに過ごせている状態、そういう状況を作り出せている私がいることで、自分の自己肯定感が持てるようになりました。
「自分を大切にする」感覚がわかってきた
(Kさん)
今まで「自分を大切にしましょう」という感覚が全然わからなかったが、子どもに「こうやったらいい」という対応を自分にやってあげると良いと気づきました。
例えば子どもが疲れて床に転がってるのを「ダメな子ね」と言わないのと同じように、疲れて動けないでいる自分を「私ってダメなやつ…」と思わない。「そういうときもあるよね」と励ましてあげると、そこまで落ち込まないで済むようになりました。
【編集部コメント】
学ぶ対応は、子どものためだけでなく、自分にカウンセリングしたり励ましたりと、ママ自身も大切にできる方法になるのですね!
次の、ママの自己肯定感・座談会シリーズの最終章となる、④『やりたい!なりたい編』では、
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編集者:ななほし広場編集部
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