不安が強くネガティブな記憶が残りやすい発達障害やグレーゾーンの子どもたち、何とかして安心させてあげたいと思いますよね。私が不安いっぱいの中ダイビングに挑戦し、安心を得られた経験を置き換えて、不安が強い子どもの緊張を和らげるヒントをお届けします。 |
初めてのダイビング。不安で眠れなかった私を笑顔にしてくれた出会い
新型コロナウィルスが流行する前、私は生まれて初めてダイビングに挑戦をしました。
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初めて潜る日は、前日の夜、不安でいっぱいで全く寝られず、ダイビング直前は全然笑えませんでした。(苦笑)
それが、数回のダイブを通して、水中でもカメラに向かって笑顔を出せるほどに成長しました^^
この変化のキーになったのが、一緒に潜り、全てを教えてくれたインストラクターのヨウスケさんとの出会いでした。
(右が私、左がヨウスケさんです)
今回は、ヨウスケさんが恐怖でいっぱいだった私をどんな風に私を成長させてくれたのか、詳しくご紹介します。
不安が強い発達障害やグレーゾーンの子どもたちを、どう導き、成長させていくか。きっと子育てに通じる大きなヒントになりますよ^^
安心感を与えるプロのテクニック
ヨウスケさんは、コースディレクターというダイビングライセンスの中で最上クラスのライセンスの持ち主です。
ダイビングでは、水に潜る前に、浅い足のつくところで、一つ一つ「万が一」に対応するやり方を教えてもらいます。
水中で酸素がなくなったら? マスクが取れてしまったら?
ほとんどないとはいえ、万が一起こったとき、対応の仕方を知らなかったら、即、命に関わる状況が水中では起こります。
だって、息できないですからね(苦笑)
だって、息できないですからね(苦笑)
水中でマスクが取れてしまうなんて、もうパニックしかありません。
耳抜き一つ、呼吸の仕方一つ間違うと大きな事故につながりかねないダイビング。
だから、深い海底へ潜っていくその前に、しっかりと学ぶわけですが…
たとえ練習でもやっぱり怖いものは怖いのです。
たとえ練習でもやっぱり怖いものは怖いのです。
そんなとき、ヨウスケさんは私たちのことをよくみていてくれます。
そして、まず、なぜ、これをするのか、言葉で教えてくれます。
そして、どうやるのかやって見せてくれます。
一人一人、一つ一つの動作を確認しながら、おっけー、おっけー、と指のサインを送りながら導いてくれます。
うまくいかないときも慌てないで〜と水中でサインを出しながら、私に合わせたやり方をすぐに提案してくれる。
上手にできたらすかさず、オッケーサインでしっかり褒めてくれる。
この繰り返しをするうちに、だんだんと水の中に入ることへの恐怖が薄らいでいきました。
この人と一緒にいれば絶対大丈夫。
この安心感って、人が恐怖を乗り越えて成長するときに絶対に必要な力だと学びました。
子育ても同じ!不安が強い子どもの恐怖や緊張を和らげるためのお母さんの対応
不安で不安で、おなかが痛くなったり眠れなくなったりする子どもたちを私たちは育てています。
そんなとき、お母さんが子どもの安全基地になってあげたいですよね。
このダイビングの話を、子どもたちの緊張や恐怖を和らげてあげる方法に置き換えてみることはできませんか?
ダイビングで何につまずくかは一人一人違うように、発達障害の子どもにも、視覚優位な子、聴覚優位な子、感覚過敏な子、色んな子どもがいますから、どんなやり方がいいか、一人一人違うはずです。
まずは子どもをよく見ること。
どんなことに困っているのかな? どんなことが怖いと思っているのかな? じゃあこんな風にしてみたらどうだろう?
言葉で伝えたり、やってみせたり。
そして、子どもがやる気を見せたらすかさず褒める。
やってみたら褒める。できたら褒める。 できなくても、頑張りを褒める。
そんな風に関わっていけたら、子どもは安心してチャレンジできるようになっていくのではないでしょうか?
私はヨウスケさんの丁寧な関わりのおかげで、恐怖を乗り越えて大きく成長することができました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね^^
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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