4歳の娘の保育園への行きしぶり。良い対応策はありますか?【ちょっと聞かせて!ママのお悩み】

こんにちは!ななほし広場編集部です。

発達障害・グレーゾーンの子育てのお悩みに、『お母さんの小学校★ななほし』で活動しているママが答える『ちょっと聞かせて!ママのお悩み』のコーナーです。

この記事では、保育園への行きしぶりのお悩みについて、座談会でお話しした内容をお伝えします。

ぜひ参考にしてくださいね!

4歳の娘、保育園に行きしぶります

ななほし広場編集部(以下、編集部):

Mさん、お悩みを詳しく教えてくださいますか?

ーーMさん:

4歳の女の子のママです。娘は保育園に通っています。

行きしぶりは少しずつおさまって来たのですが、なかなか朝の支度をしたがらない日があって、話を聞くと、前日にこわいことがあったと話してくれることが多いんです。

記憶力が良いことが原因になっているのかな?と感じているのですが、同じタイプのお子さんはいらっしゃいますか?

また、今は、本人の気持ちに寄り添って「こわかったのに頑張って行けたね。」と共感したり、遊びに気が済むまでつきあったり…という対応をしているところですが、

もしみなさんにも、こうやったらうまくいったよ!という方法があれば、教えてもらえると嬉しいです。

こうやったらうまくいったよ!ななほしママたちの経験

得意なこと・好きなことを活用する

ーーNさん:小2の息子も、幼稚園のとき行きしぶりをしていました。

うちも、記憶が強いのでよくわかります。けれど、少しタイプが違うのかな?うちの子は、古い記憶・新しい記憶を整理できないみたいです。「幼稚園行きたくない、こわいことがあった」と泣いていて、よく聞くと、半年前のことをいきなり言ったりしていました。
フラッシュバックのような感じなのでしょうか、昔のこわい記憶を思い出しちゃうことがあったみたいです。

Mさんの対応でばっちりなのかな、と思いながら聞いていましたが、他にできることがあるとすると…
娘さんは記憶以外に得意なこと・好きなことはありそうですか?

ーーMさん:なりきるのが好きですね。好きなキャラクターのセリフを全て覚えてなりきっていたりします。

ーーNさん:いいですね〜!なりきりで一日乗り切れたりするのなら、それもやってみると良いかもしれないですね。例えば「こわいことがあっても、この魔法があれば大丈夫!」みたいな。

ーーMさん:これを着ていけば、魔法のジャケットだから大丈夫!みたいな風に言ってみようかな。

ーーNさん:いいアイディアですね!楽しくできそうです。それで、記憶が強いから、良い記憶のほうが強化されればスムーズに行けそうな気がしました。

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スキンシップは効果あり!

ーーKさん:うちの小2の次男も行きしぶりがひどかったんです。

記憶力も良くて嫌な記憶がすごい残るし、すべてネガティブに捉えるところもあって。
常に怒ってるし、常にひっくり返ってるし…という感じで大変だったんですけど、スキンシップはやっぱり効果があった気がします。

今でも、兄弟がいないところで二人でスキンシップをとると、すごいニコニコで、まだまだ甘えたいんだな〜と感じます。

ーーMさん:スキンシップ、いいですね!よく、ぬいぐるみを介して会話をするんですが、「行きたくなーい」どうして?「だってママ大好きだから〜!」と言っていたりします。

やっぱりスキンシップを求めているんですね。改めて意識してやってみようと思います。

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園でのことは、先生に協力してもらう

ーーHさん:次女が年中くらいのときに、いつも仲良しの子と、揉めたほどじゃないけどちょっと強く言われたことがきっかけで、しばらく行きしぶりをしたことがありましたね。

そのときは、担任の先生がお手紙を書いてくれたりしました。状況を聞いてくださったりして、そのお友達と少し離れて過ごすように協力してくださった覚えがあります。

原因が何かわかる場合は、先生に協力をしてもらうのもありですよね。

子ども同士いつの間にか仲良しに戻ってて、一週間くらいしたら「一緒に遊んでいて大丈夫そうですよ」というお話を聞いたりもしました。

そのときは、年中なのに女の子同士でそういうことあるんだ〜!と驚きました。

ーーSさん:わかります、女の子は年中くらいでそういうこと起こりますよね。私の娘も、年中のときにお友達トラブルでしょっちゅう電話かかってきていました…(苦笑)。

ーーHさん:「自分」に気づくというか、密かに傷つき始める年齢なのかもしれませんね。

ーーMさん:うちの子は、仲の良いお友達と喧嘩したときは、私に理由を言ってくれないんです。

その後は普通に遊んでいたりもするので、自分たちで解決したり、あいだに先生が入ってくれたりしながら解決しているんだと思います。

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私もこの子も大丈夫!と思える日が来る

ーーKさん:行きしぶりのときって、自分(ママ)も結構追い詰められて来て、このままだったらどんな風になってしまうんだろう?って思ってしまうんですけど、どこかで山を越える瞬間がくるんですよね。

「なんだかんだ大丈夫だろう。」って、お母さんが思えるときがくるんです。そうすると、子どもも良くなっていく。

二人とも、大丈夫って思えて、良いほうに向かって歩いていけるようになるんです。

行きしぶりがひどかった次男は、いまでも「なんかめんどくさい」とか言って通学の班に遅れて行ったりするんですけど、なんだかんだ自分で走って追いかけていくようになりましたよ^^

ーーMさん:そうなんですね!うちもそういう日が来ると信じて、色々と対応してみようと思います。

編集後記:得意なこと何かな?と伸ばしていけるママたち

今回お話を進めていく中で印象に残ったのは、皆さんが真っ先にアドバイスをするのではなく、ご相談者さんの娘さんってどんな子かな?と丁寧に聞き取る様子でした。

その上で、得意なことから伸ばしていくには?好きなことからアプローチしてみてはどうだろう?とみんなで考えていくママたち。

改めて、お母さんの小学校ななほしで学んだママたちの専門性の高さやご経験の深さに感動しました。

「私も、この子も、大丈夫。」そう思える日が必ず来ます。

いま、お子さんの行きしぶりに悩んでいるあなたにとって、この記事がヒントになったら嬉しいです^^

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編集者:ななほし広場編集部

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