「幼稚園行きたくない…」と言いがちな子どもに試してほしい、登園渋りに効く魔法の声かけベスト3をご紹介します。お子さんの登園渋りが解消するだけでなく、行きしぶる子どもの長所である感受性の豊かさまで伸ばしていけるんですよ。今日から実践してみてくださいね! |
「幼稚園に行きたくない!」と登園渋りをするのでは…とママもストレスを感じていませんか
お子さんが「明日、幼稚園に行きたくない!」とまた言い出すのではないか…と心配していませんか?
私も当時3歳になった娘の幼稚園入園とともに始まった、朝のぐずりに心が折れそうになりながら子育てをした経験があります。
前日から始まる
「明日幼稚園?」・・・「うん、そうだね…」
「行きたくないよ~」
「行きたくないよ~」
という会話が日課になってしまい、娘がそのセリフを口にするのが怖くてたまらない日々がありました。
私が開催している個別相談会の中でも
「毎朝のように泣いて、幼稚園の門まで連れて行くのが本当に大変です。」
「夜になると、元気がなくなり、お腹が痛いと言い出す日が増えています。」
「日中も甘えん坊になり、グズグズとしたり、下の子にヤキモチを焼いたり、気持ちが不安定なのはわかるのですが、毎日だと私が疲れてしまいます…」
「夜になると、元気がなくなり、お腹が痛いと言い出す日が増えています。」
「日中も甘えん坊になり、グズグズとしたり、下の子にヤキモチを焼いたり、気持ちが不安定なのはわかるのですが、毎日だと私が疲れてしまいます…」
こんな相談を、多くのお母さんから受けています。
お母さんとしては、お子さんが笑顔で登園して、幼稚園で楽しく過ごしてほしいですよね。
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行きしぶる理由は脳にある!
では、なぜ「幼稚園に行きたくない」という登園しぶりを起こしてしまうのでしょうか。
その理由、実は脳の特性にあります。
◆①ネガティブな記憶をためやすい
「行きしぶり」をくりかえす子どもの脳内では「幼稚園へ通う」=「嫌なこと」というネガティブな記憶が繰り返し積み重なって行きます。
幼児の脳は良くも悪くも柔軟ですから、毎日繰り返される行動は「脳のクセ」として強く残ってしまいます。
特に、発達にでこぼこがあったり、普段から「育てにくい」と感じる子どもほど、ネガティブな記憶を優先的に収納してしまいやすい、という脳の特性を持っています。
◆②はじめてのことが苦手
・集団活動
・音、色、空間の広さ、刺激があふれる環境
・慣れない人や決まり
・音、色、空間の広さ、刺激があふれる環境
・慣れない人や決まり
など、幼い子にとっては、幼稚園で体験するすべてが「初めてのこと」。
脳は、「初めてのこと」がとても苦手な特性を持っていますから、できるかな?という不安や緊張感が、脳から発せられ「お母さんがいい~」「お家がいい~」と慣れ親しんだ環境を求めるのです。
行きしぶりを今すぐなくして、長所を伸ばしていきませんか
お母さんにぜひ、こんなことを考えてみて欲しいと思います。
この子は将来、どんな才能を輝かせながら生きていくのだろう?
今はグズグズと朝から泣いて、毎日、園に連れていくだけで必死だけれど、小学生になって、中学生になって、思春期を迎え、一人の人として恋をして、一人の人として人生を歩んでいく。
そのときに、あなたのお子さんはどんな表情をしながら毎日を生きているでしょうか?
今、朝の行きしぶりのあるお子さんは本当は、ものすごく豊かな感受性の持ち主です。
「普通に」園に通えている子に比べて、たくさんのことを感じているからこそ、「行きしぶり」が起こっているのです。
今はそれを適切に表現できるだけの脳が発達していないから、お母さんに感情を爆発させる形で表に出しているだけです。
泣かないの!
どうしてちゃんとできないの!
他の子は泣かずに幼稚園に行ってるのに…
どうしてちゃんとできないの!
他の子は泣かずに幼稚園に行ってるのに…
こんな風に言葉をかけ続けられたらお子さんの未来はどうなるでしょうか?
反対に、手を焼きつつも、毎日の中でできるようになったこと、キラッといい表情を見せて夢中になっていることにお母さんが注目しましょう。
楽しそうだね!
こんなこともできるようになったね!
嬉しいね!
大好きだよ!
こんなこともできるようになったね!
嬉しいね!
大好きだよ!
と声をかけ続けたらお子さんの未来はどうなると思いますか?
ぜひ、お子さんとの未来を想像してみてください。
だからこそ、少しでも早く、「また今日も朝ぐずるのかな…」という不安を払拭して、感受性豊かなお子さんの長所に気づき、伸ばすお母さんの心の余裕を取り戻して欲しいと思っています!
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「幼稚園行きたくない」と朝グズらない子になる!親がかけるべき魔法の声かけベスト3
それでは、今日から実践してほしい魔法の声かけを3つ、ご紹介しますね。
◆①朝の声かけは「ワン・ツー・ルール」
忙しい朝、ついつい「お着替えしなさい」「ご飯食べなさい」「お支度しなさい」と、指示出しばかりになっていませんか?
指示を出す前に、褒めの一言を入れる!テクニックです。
「もう起きてきたんだね!じゃあお着替えしようか。」
「もう食べ終わったんだね!じゃあ、お支度しようね。」
「面白いテレビやってたね!じゃあ、消そうね。」
「もう食べ終わったんだね!じゃあ、お支度しようね。」
「面白いテレビやってたね!じゃあ、消そうね。」
伝えたい指示の前に、本人がすでにできていることを言葉で伝える!
これだけで、お母さんの指示をちゃんと聞いてくれるようになっちゃいます!
◆②「実況中継」で褒めの回数を7倍に!
褒めることが大事、とはわかっているけれど、そんなに褒めることが見つかりません!というママにおすすめのテクニックは、「実況中継」!
子どもの様子を見たまま言葉にするだけで、子どもにとっては十分、褒められていることになります。
例えば、お着替えの場面。
全部着替えが終わってから「着替えたね、すごい!」と言うだけでは、1回しか褒めることができませんが、
「ズボン出したんだね」
「自分で洋服脱いだね」
「パジャマ、カゴに入れたんだ!」
「Tシャツも選んだね」
「わ!自分で着れちゃうね~」
「靴下も用意したの!」
「わ~一人でお着替えできたね~!」パチパチパチ…
「自分で洋服脱いだね」
「パジャマ、カゴに入れたんだ!」
「Tシャツも選んだね」
「わ!自分で着れちゃうね~」
「靴下も用意したの!」
「わ~一人でお着替えできたね~!」パチパチパチ…
といったように、見たまま実況中継するだけで、なんと7倍も褒められちゃうのです!
まさに、魔法のテクニックですね^^
◆③夜のスキンシップ
「夜のスキンシップ」は脳にダイレクトに安心感をインプットします。
・一緒にお風呂に入る
・絵本の読み聞かせをする
・ほっぺをスリスリする
・手を繋ぐ
・膝に乗せる
・絵本の読み聞かせをする
・ほっぺをスリスリする
・手を繋ぐ
・膝に乗せる
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!▼
いかがでしたか?ほんの少し、お母さんが朝の声かけを工夫することで、笑顔で1日をスタートすることができて、登園渋りもなくなっていくのです!
そればかりか、子どものココロが安定し、本来のチカラをのびのびと活かすようになります。
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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