言葉が遅い子どもにはお家で運動を!習い事や療育よりもおすすめする運動遊びとは?

言葉が遅い子どもにこそ運動面のサポートをしてあげましょう。実は習い事や療育よりお家でできる運動遊びの方がおすすめなのです。親子で楽しみながらお家でできる運動遊びで子どもの発達をグーンと加速させましょう!

言葉が遅い子どもには運動面のサポートをしてあげましょう

言葉が遅い子どもの中には、

・運動面の発達もゆっくり
・身体の使い方がぎこちなくてこけやすい
・姿勢が崩れやすい
・手先が不器用で、お箸や鉛筆を使うのが苦手

このような子どもが少なくないのではないでしょうか。

ですが運動面のサポートをしていくことで脳全体の発達が進むので、言葉以外の発達も進みやすくなります。

なぜかというと、運動は脳の発達に必須なので、言葉が育つ基礎になるからです。

では、どのように運動を取り入れてあげたらよいのでしょうか?

この記事ではお家でできる簡単な運動遊びをご紹介しています。

ぜひ親子で楽しみながら、入園・就学に備えお家でできる運動遊びで子どもの発達をグーンと加速させましょう!

子どもたちの運動量は足りている?

運動の環境を整えるには、身体を動かすことが重要です。

それなら、園や学校でしっかり動いているから大丈夫!と思われるかもしれませんが、子どもの脳が発達するためには、ある程度の運動量が必要です。

ですが、今の子どもたちの運動量では、決して十分とはいえません。

私たちの子どもの頃と比べると、運動量は半分またはそれ以上に減っているという調査データもあります。

こけやすい、こけても手が出ない、身体の使い方がぎこちない、不器用等、運動発達面の問題が注目されています。

脳の発達がうまく進まない状態なので言葉の発達にも影響が大きいのです。

冬は気候的にも運動量が減りますし、コロナの影響で外出を控える傾向にあるので、運動不足はより深刻になります。

ですので、家庭でも運動できる環境を整えることが、子どもの発達を守ることになります。

ただの運動不足と捉えるか、わが子のこれからを左右することと捉えるかで、その後の私たちの行動も、子どもたちの未来も変わってきます。

それなら運動系の習い事や療育の回数を増やそう、と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、そのような運動量の増やし方はあまりおすすめできません。

次にその理由を説明しますね。

習い事や療育だけで運動しているから大丈夫とはいえない理由

理由①お母さんの負担になる

1つ目の理由は子どもとお母さんの負担になりやすいからです。

新しい習い事を探して、見学してここにしよう!と決めても、子どもが慣れて楽しく通えるようになるには時間がかかります。

言葉が遅い子どもは、環境の変化に敏感な子も多いので、なかなか新しい場所や人に慣れにくくやっと慣れた頃に、年度が変わるタイミングで先生が変わりまた振り出しにもどる…ということもあります。

そして、お母さんたちの送迎の負担も増えますよね。

家事に仕事に子育てで手一杯ですから、これ以上負担を増やしたくない!というのが本音ではないでしょうか?

理由②お母さんがコントロールできない

2つ目の理由は、お母さんがコントロールできないということです。

通っていく形の習い事や療育は外的な影響に弱いです。

コロナなどの理由で、急に習い事や療育が中断したり回数が制限されてしまったお家も少なくないと思います。

そして、回数や時間、内容などもある程度はお母さんが選べたとしても、習い事や療育の先生にお任せの部分が多いのではないでしょうか。

ですが今、習い事や療育などで専門的なサポートを受けているという子どもにはぜひ、お家でのサポートを強化してほしいと思います!

習い事や療育が何かの理由で通えなくなったとしても、お家でサポートできる準備があれば、焦ることも不安になることもなく子どもが伸びる環境をお母さんが守れます!

あわせて読みたい!▼

お家でできる運動遊び

それでは親子で楽しめる運動遊びの例をご紹介します。

言葉の発達には真似をすることが重要です。

真似をしながら、小さなスペースででき、 運動量もしっかりとれる「親子ジャンプ」をお伝えします。

始める前に まわりにぶつかって怪我をするものはないか、 踏んで怪我をしたり滑ったりするものはないかご確認くださいね。

まず子どもと向かい合って、両手をつなぎましょう。

次に、「いち、に!」と声をかけながらその場でジャンプをします。

はじめは、お母さんが子どものジャンプに合わせますが、 徐々に息を合わせてジャンプすることにチャレンジしてみてください!

お母さんのジャンプを子どもに真似してもらっても楽しいですね。

ここで子どもの好きな動物やキャラクターをジャンプに取り入れ、アレンジするのもおすすめです。

そして子どもがお母さんの真似をしてジャンプができたら「ジャンプできたね!」とすぐに褒めてあげましょう。

言葉を話すためにはまず、声を出すことが必要です。

楽しくて思わず声が上がる運動遊びは、発声が少ない子どもの声を出すチャンスも増やすことができます!

ですが、なかなか親子で運動するきっかけがつかめないという場合もあると思います。

そんなときはハイタッチを試してみてください。

・お着替えができた!
・靴がはけた!
・片付けができた!

など子どものできた!にお母さんが「できたね!」としっかり褒め、ハイタッチしてみましょう。

このとき、まずは普通のハイタッチから始めてみてください。続いて、慣れてきたら、子どもがジャンプしないとハイタッチできないくらいの高さにお母さんの手を置いてみましょう。

スモールステップでジャンプ遊びへ進めてみてくださいね。

ぜひ、楽しい雰囲気で親子でジャンプ遊びを取り入れてみてください^^

執筆者:はしうえゆか

▼ななほし広場主宰:石澤かずこのメルマガ登録はこちらから

タイトルとURLをコピーしました