子どもの自己肯定感を高めることが大事です!このようなことばを聞くことって多くありませんか?自己肯定感ってなんとなく大事とわかっているけれど、どうすれば子どもの自己肯定感が高められるの?そんなお母さんの悩みを解決できる頑張らない方法についてお伝えしていきますね。 |
子どもの自己肯定感を高めることが大事!けれど、そもそも自己肯定感ってなんだろう?
「子ども自己肯定感を高めましょう!」「自己肯定感が大事です」とよく言われていますが、自己肯定感って何でしょうか?
自己肯定感とは過去や現在に対する自信のことで「自分は大丈夫、できる子」「自分は必要なんだ」とポジティブに考える気持ちです。
つまり、
・自己肯定感が低い子ども
「自分なんてどうせダメなんだ」「無理、無理」とネガディブに考えてしまいます。自分から何かしようとせずに受け身だったり、人の目を気にしてしまい無気力になってしまいます。
・自己肯定感が高い子ども
自信があり何事にも前向きに取り組むことができて、人間関係もよく伸び伸びと育っているような子どもです。
このように聞くとやっぱり、大人になって社会で活躍するためには子どもの自己肯定感を高めておきたいと思いますよね。
ところが、子どもの自己肯定感なんて目に見えないし、お母さんが一生懸命子どもと関われば関わるほど自己肯定感を下げてしまっているよう場合もあるかもしれません。
癇癪を起こしてしまい困っているお母さんにはこちらの書籍がおすすめです▼
なぜ発達障害グレーゾーンの子どもの自己肯定感が低いの?
発達障害グレーゾーンの子どもは周囲から怒られる機会が多く、自己肯定感が低くなりがちです。
特に発達障害グレーゾーンのお子さんを育ているお母さんは、一生懸命になって口うるさく子どもに言ってしまうことが多くなります。
ついついお母さんからでる日々のことばは、
「なにやってるの?」(ゴゾゴゾタイプ)
「ちゃんとしなさい」(頼りないタイプ)
「まだできてないの?」(ゆっくりなタイプ)
「早く!」(マイペースなタイプ)
「〇〇しなさい!」(できないタイプ)
ネガティブ発言ばかり…
ネガティブことばばかりお母さんから聞かされる子どもは
「どうせちゃんとできないし」
↓
どんどん無気力にな子になる
「私なんか無理だから」
↓
ますます挑戦しない子になる
こんな風にネガティブループにハマッてしまい、子どもの自己肯定感は下がる一方です。
ネガティブループを脱出してポジティブループに換えていくには、お母さんの子どもへの声掛けを変えることが近道になってきます。
頑張らないでも子どもの自己肯定感を高める方法とは
お母さんがついつい口うるさく子どもにネガティブな声掛けをかけてしまうのも、愛情があるからこそですよね。
その愛情のあるお母さんの声掛けの仕方を少し変えるだけで、自己肯定感が高まる簡単な方法をお伝えしますね。
それは「お母さんがアナウンサーになる!」です。本気ですよ!
もう少しわかりやすくいうと「子どもの行動をそのままアナウンスする」という方法です。
子どもがやっていることに感情を入れたり褒めたりするのではなく、アナウンサーのようにただただ伝えるだけです。
ニュースを報道するアナウンサーは
「今日、〇〇事件がありました。びっくりですね~。
事件現場は〇〇。えーそんなところで!
犯人は捕まりました。一安心ですね」
というように感情を入れて報道することはありませんよね。
アナウンサーは
「今日、〇〇事件がありました。事件現場は〇〇〇です。夕方には犯人は捕まりました。」
と自分の感情を入れずに淡々と事実を伝えることが仕事です。
このアナウンサーのように、お母さんも子どもの行動を実況中継するだけです。
例えば、
「ご飯食べているね」
「TV見てるんだね」
「おもちゃで遊んでるのね」
「片付けしているんだね」
「お着替えてしているのね」
このように子どもがやっている行動をただただ口に出すだけです。
たったこれだけ!?と思っているお母さんも多いかもしれませんが、とーっても効果のある方法です。
我が家のゴゾゴゾタイプの息子が落ち着いて行動できるようになったり、苦手なことも挑戦するようになりました。
その他には
・頼りないタイプが自分から行動できるようになった
・ゆっくりなタイプが段取りよく動けるようになった
・マイペースなタイプがスピードアップした
こんな変化が見られます。これはまさに、自己肯定感が上がった証拠ですよね!
お母さんがアナウンサーになり実況中継をするだけで、子どもの自己肯定感が高めることができます。
とても簡単な方法なのでぜひやってみてくださいね。
お母さんの口癖習慣を変えて子どもを伸ばす方法についてこちらも参考にしてください▼▼
執筆者:石井 花保里
▼お母さんの声掛けで子どもの自己肯定感を高める方法をたくさんお伝えしています。