初めての育児。赤ちゃんと他の子を比べてしまう…そんな悩みを卒業できる方法とは?

初めての育児。あの子とわが子、同じ月齢なのにどうしてわが子は小さいの?ついわが子と他の子を比べてしまう。ですが、赤ちゃんの成長スピードは人それぞれなので、他の赤ちゃんと比較する必要はないのです。比べる育児から卒業できる方法をお伝えします!

他の子と比べてしまう…私もそうでした

長男が0歳だったころ。長男は平均体重で産まれましたが、なかなか体重が増えず徐々に成長曲線の平均よりも下の方へ移行していきました。

初めての育児で常に不安だった私。

新生児の頃はあまり外出しなかったので、他の赤ちゃんの様子が分からずわが子だけを見ることができていました。

ですが、0歳1ヶ月ごろから徐々に外出する機会が増えると、息子と同じくらいの月齢の赤ちゃんの様子が気になるようになっていました。

他のお母さんたちと話していると、必ず「何ヶ月?」とあいさつ代わりに聞かれたので、おのずと赤ちゃん同士の月齢が分かってしまうのです。

そうすると、あの子は息子と同じくらいの月齢なのに息子より大きい、あの子は息子より月齢が低いのに息子より大きい。

そんな風に私自身、わが子と他の子を比べてしまうことが増えていきました。

あるとき、息子と誕生日が近いお子さんのお母さんが「誕生日が1日しか違わないのに、全然大きさが違うよね」と他のお母さんたちの前で息子とそのお子さんを比較し始めました。

それ以降、毎回会うたびに「小さめだよね」と息子のことを言われるようになり、まるで私が悪いことをしているようにしかその言葉をとらえることができなくなっていました。

次第に他の赤ちゃんより小さめの息子とお出かけすることが億劫になってしまった私は、赤ちゃんたちが集まる子育て支援センターなどにはなるべく親子が集まらない時間帯を狙うなど、他の赤ちゃんやお母さんたちとの接触を避けるようになっていきました。

赤ちゃんの成長スピードは人それぞれです

赤ちゃんの成長曲線は、赤ちゃんの身長と体重から成長の様子を知ることができるグラフです。

赤ちゃんが生まれてからの体重や身長をグラフの上に記していき、平均値から大きく外れたりある時期から横ばいになっていたりしないようなら、順調に発育していると判断されます。

初めての育児だと特に、「うちの子は一般的にどうなのだろうか」と成長曲線での我が子の位置に一喜一憂してしまうものですよね。

ですが、成長パターンは赤ちゃんによって様々。

お父さんやお母さんの成長パターンがそのまま赤ちゃんに遺伝するかは分かっていませんが、相関関係はあるようですし、

運動の発達においても首すわりや寝返り、おすわり、ハイハイなどができるようになる時期が、早い赤ちゃんもいればのんびりな赤ちゃんもいて、発達スピードは赤ちゃんそれぞれ。

大人と同じように、赤ちゃんにも個性があるのです。

他の子と比べてしまう育児は辛いですよね

他人に対して自分はどうであるか?と常に他人を基準に生きていくって辛いですよね。

赤ちゃんも同じです。

他の赤ちゃんと比較してわが子はどうであるか?という視点で生活していると、常にわが子を誰かと比較することで良し悪しをジャッジしてしまうことになりかねません。

初めての育児で常にどこかに正解を求めていた私は、わが子がある程度大きくなった、と自分で認めることができるまで他の赤ちゃんとわが子の体形や成長スピードを比較して過ごしていました。

小さめのわが子より小さい赤ちゃんを見ると、心のどこかで安心している自分がいました。

当時を振り返ると、わが子と他の子を比較することで私自身が安心感を得たかったのかもしれません。

常に他の子と比べてしまう育児を続けてしまったら、子ども自身を認めてあげることができなくなってしまいますよね。

次の章で、他の子と比べてしまう育児から卒業できる方法をお伝えします!

わが子の日々の成長を見守りましょう

わが子の日々の成長を見守ることで比べる育児から卒業しちゃいましょう!

おすすめの方法をご紹介します。

①当たり前に見えることも褒めてあげましょう

大人から見てできて当たり前だと思うことでも、赤ちゃんにとっては大きな成長の証です。たくさん褒めてあげましょう。

例えば、わが子が昨日より今日できるようになったことはないか?

1週間前より寝返りがスムーズになっている。
1ヶ月前より表情が豊かになっている。

そのような視点でわが子のことを見てあげると、他の赤ちゃんと比べなくてもわが子が明らかに成長していることに気が付けるはずです。

褒めてあげるときは
「○○したからすごいね!」と条件付きで褒めるのではなく

「○○だね!」
「○○しているね!」できているありのままを褒めることがポイントです。

②できていることを記録してみましょう

①で褒めてあげたことを一言でもいいので、日記のように記録として残してみましょう。

子どもの「できた」がいっぱい詰まった成長記録になります。

ポイントは「記録をつけなくては!」と頑張りすぎないことです。

私は子どもが0歳のときに育児日記をつけていました。

しんどいときは無理せず、その日に子どもができたことや自分の気持ちなどを記録していました。

後から振り返ってみたとき、このときはこんなことができていたんだな、と子どもが着実に成長していることを実感できるはずですよ。

いかがでしたでしょうか?

お母さんが無理なく、できることからぜひ取り入れてみてくださいね。

初めての育児で他の赤ちゃんとわが子をつい比べてしまうお母さん、目の前の子どもの昨日より今日の成長をあたたかく見守ってあげてくださいね。

執筆者:まるやまなほ

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