こんにちは!ななほし広場編集部です。
この記事では、『ちょっと聞かせて!ママのお悩み』として、「突然の学級閉鎖や休園にも困らないママになるための事前準備」についてお伝えしますね。
突然の学級閉鎖・休園でのステイホームに困らないために
コロナウィルスの影響がまだまだおさまりませんね。
いつ、誰がかかってもおかしくない世の中。
あなたのお子さんの通う園や学校でも、学級閉鎖や休園・休校となった経験はありませんか?
感染しない・させないための対策とはいえ、突然「明日からしばらくお休みです」となってしまった場合、
・子どもとずっと一緒の時間が増えて憂鬱…
・仕事はどうやってやりくりしたらいいの?
・また子どもにイライラして怒ってしまう日々が始まる…
と困ってしまうのがママの本音ではないでしょうか。
また、学級閉鎖や休園・休校の場合、お子さんが濃厚接触者に該当するケースもありますから、
・うちの子も症状が出るのだろうか
・家族で感染してしまったらどうしよう
といった不安もつきまといますよね。
もし、我が子の園や学校が、突然の学級閉鎖や休園・休校に陥ったとしても困らない!そんな方法があったら知りたいと思いませんか?
実際に学級閉鎖・休園を経験をしたあるママが、突然の学級閉鎖・休園になっても動じずに穏やかな毎日を過ごせた記録をシェアしたい!とインタビューに応じてくださいました。
この記事では、そのインタビューの様子をまとめましたので、あなたもぜひ参考にしてみてくださいね。
Mさん(7歳小学1年生の女の子・4歳保育園年中さんの男の子のママ)
学級閉鎖・休園になった経緯
ななほし広場編集部(以下、編集部):Mさん、今日はありがとうございます。まずは、学級閉鎖・休園になった経緯について教えていただけますか?
2022年2月のはじめごろのことです。当時、娘と息子はそれぞれ、幼稚園年長と保育園年少で、別々の園に通っていたのですが、私自身が妊娠中だったため、とにかく感染対策をして、家族全員でかからないように気をつけていました。
私は在宅で仕事をしているため、普段から子どもを休ませやすいということもあり、クラス内で体調の悪い子がいたり、自分の子どもたちも少しでも調子が悪かったりするときは登園を自粛するようにしていました。
当時、たまたま同じタイミングで、しかも子どもたちのクラスで体調不良の子が増え、可能な限り登園自粛してほしいと要請が出たため、我が家はその要請をもとに、学級閉鎖になる前から登園自粛をしていました。
その数日後、子どもたちそれぞれが学級閉鎖・休園となりました。
【編集部コメント】
登園自粛や保育時間の短縮を求めている園も多いようですね。在宅でお仕事をされていると、そういったときに融通が利くのはとても良いですね。
お休みのあいだ、大変だったこと
編集部:実際、お休み期間のあいだはどんなことが大変でしたか?
まず、外へ出られずストレスが溜まることです。
「濃厚接触者の可能性があるため、できる限り外出は控えるように」という指示で、寒い時期でもあったので、元気いっぱいな幼児二人とずっと家の中で過ごすのは結構大変でした。
子どもたちは割と仲の良いきょうだいでよく一緒に遊びますが、朝から晩までずっと一緒で、しかもずっと家の中で過ごすのは閉塞感がありストレスも溜まるようで、喧嘩もよく起こりました。
また、だんだんやることもなくなってくるし、私も少しは仕事をしたいし…と思ったりして、テレビや動画などを観させる時間も自ずと増えていきました。
仕方ないとはいえ、「こんなにずっと観させていていいのだろうか」と思ったり、ダラダラしているように見える子どもたちにだんだんとイライラしたりしました。
何より一番大変だったのは、「子どもたちが発症したらどうしよう」という不安を常に抱えていること。
いまは元気だけどこれからだんだんと症状が出てくるのではないか、そうしたら妊婦の私にも感染してしまうかもしれない、とかなり不安でした。
【編集部コメント】
普通の休日とは違い、外に出られないという制限や体調の変化に対する不安を抱えている状態でお子さんたちと過ごすことになるのですね。本当に、大変でしたね。。。
突然の学級閉鎖にも困らないためのカギは、3つの事前準備
編集部:Mさんは、そんな大変な状況の中でも「穏やかに過ごせた」という風におっしゃっていましたが、何か意識されたことはあったのでしょうか?
実は、我が家は以前、夫がコロナに感染し、私や子どもたちも濃厚接触者として2〜3週間の自宅待機期間を過ごしたことがありました。
そのときの教訓をもとに過ごしたこともあって、今回の学級閉鎖の期間もそんなに困ることなく過ごせたというのが正直な感想です。
今思うと、3つの事前準備が良かったなと思います。
怒らないと決めること
学級閉鎖が決まってからまずやったことは、「怒らない」と自分と約束すること。
制限のある生活は大人も子どももストレスがかかりますから、イライラしたり喧嘩や癇癪が増えたりするのは当然だと思って、完璧じゃなくていい、少々めちゃくちゃな生活になってもOK!と思うようにして、
イライラしても怒らない。とにかく楽しいことを考えよう。とマインドセットしました。
とはいえ、どうしてもイライラしてしまうこともあるので、イライラしたときや小言を言いそうになったときには意識して「ま、いっか!」と声に出して切り替えていました。
ものの備え
子どもたちが二人とも濃厚接触者に該当したこともあり、万が一感染していることを考えて、家の中でもマスクをしたり、換気をしたり、タオルを別々にしたり、食器を使い捨てにしたり…といった感染対策を行いました。
そのとき、十分な対策ができるための物資があったことは、私の中ではかなり安心につながりました。
家庭内感染対策としてあると便利なものは、
・マスク
・ペーパータオル(タオルを共用しなくて済む)
・消毒用アルコール
・使い捨ての紙皿、紙コップ、お箸
・ゴミ袋
といったところです。
自宅療養セットとして多めに備えていたので、なくなるかも…と不安を感じることなく気にせず使えたのはとても良かったです。
使い捨ての食器類は、子どもたちにとってはイベントのような特別感があったようで、少し気分が変わるきっかけにもなりました。次はかわいい柄なども備えておこうかなと思っています。
また、レトルト食品の備えや宅配、ネットスーパーもとても便利でした。
コミュニケーションの整え
何より一番、事前準備として備えていて良かったなあと思ったことは、やっぱりコミュニケーションでした。
学び、実践してきたことで、普段から私の声かけがスムーズに子どもたちに届く状態ができていたので、子どもと過ごす時間が長くても苦痛を感じずに過ごすことができたと思います。
私自身、感情コントロールがあまり上手ではなく、最初は頑張れても日数が経つにつれて、結局子どもを怒ってしまう…なんてことがかつてはよくありましたが、
今回の学級閉鎖等で外出できなかった2〜3週間は、穏やかに過ごせたなと思っています。
私自身の「感情コントロールの脳」も育ってきたんだな〜と実感できたお休み期間でした。
【編集部コメント】
物の備えがあることでの安心感も、コミュニケーションが普段から整っていることの大切さも、本当によくわかりました。
突然の学級閉鎖や休園で困ってしまうことがないよう、普段からの備えとして学んでほしいなと私も思いました!
貴重なお話、ありがとうございました。
その後、Mさん親子は学級閉鎖期間中に発症されたそうです。そのときのお話も伺いましたので、お子さんが感染したときにどんな対応をすれば良いか、参考にしてくださいね。
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編集者:ななほし広場編集部
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