夏休み明けの小学生の「やる気が出ない…」を防ぐ!「できる自分」に変身させるママの声かけとは

長い夏休み明けに慌ただしく始まる新学期。不機嫌だったり、宿題をなかなかやらなかったり…やる気が出ずにグダグダ…となってしまう前に!夏休みのあいだにママの声かけで、「できない自分」から「できる自分」に変身させてあげましょう。

夏休み明けもやる気が出ずにグダグダ…となってしまう前に

夏休みも約半分過ぎましたね。

おうち時間が長くなりお子さんのテレビやYouTube、ゲームの時間が長くなっていたりしていませんか? 

いつまで見てるの!
いつまでやってるの!

とママは言いたくなりますよね。

お子さんたちがゆっくりのんびりマイペースで過ごしていた夏休みが終わり新学期になると、園や学校の環境が大きく変化しています。 

まずは慣れていこうとゆっくりなペースだった1学期とは大きく違い、2学期は行事がたくさん!

さらに、先生たちも2学期でクラスをまとめ上げていくという気持ちで取り組んでいらっしゃるので、活動のテンポが早くなります。 

どうしても目標が高くなっていたり、子どもたちをせかしたり、指示を飛ばす場面が増えてしまうのです。 

そうなると、家に帰ってきたお子さんたちがどうなるかというと… 

不機嫌だったり、宿題をなかなかやらなかったり、「片付けて!」と言っても全く動かない! 

夏休み明けもやる気が出ずにグダグダ…ということが起こってきます。 

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ママのその声かけが「できない自分」をつくる!

宿題や勉強へのやる気・お片付けへのやる気・習い事へのやる気、などなど、 

”やる気”のない子どもをなんとか動かそうと「宿題をやりなさい!」「片付けをやりなさい!」「あれをやりなさい!」「これをやりなさい!」と、 

ママが1日に3回お子さんに言ったとすると、なんと1年で1000回以上、「やりなさい!」と声かけをしていることになります。 

こんな風に声を掛けられた子どもは「今やろうと思っていたのに」「お母さんはいつも怒っている」 と感じてしまいます。 

お母さんが否定的な声かけを続けていると子どもは「どうせ僕(私)はできない子だ」とどんどん自信をなくして、本当はできることもやらなくなってしまいます

その結果、お子さんの「自己像」は「できない子」なってしまうのです。 

その状態ではお子さんの「やる気」がもちろん出るわけありませんよね。  

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「できない自分」から「できる自分」になれる方法 

そこでぜひお子さんに「できない自分」から抜け出し「できる自分」に出逢わせてあげて欲しいのです。 

では「できない自分」から「できる自分」になるには、どうしたら良いのでしょうか? 

それは、一つ、できることを作ってあげること 。

例えば、いつも「片付けしなさい!」とざっくり指示を出しているのなら、その声かけを「この本を、本棚に片付けてきてくれる?」と具体的な指示に変えてください。

お子さんの行動をスモールステップに分けてあげて、わかりやすく指示を出すことがポイントです。 

そして、出来て当たり前に見えることもしっかりと褒めてあげて欲しいのです。

小さな「できた」の成功体験が積み重なることで、お子さんの自己像は「できない自分」ではなく「できる自分」へと変わっていきますよ。 

一つできるようになると歯車が回るように他のことにも「やる気」が出てきます。 

お子さんの「やる気」が出ると自分で取り組めることや対応できることが増えてくるので、お母さんとしても安心ですよね。 

 

お子さんと一緒に過ごす時間の長い夏休みの間に「できる自分」に出逢わせてお子さんの「やる気」高めてあげることで、夏休み明けの「やる気が出ない…」という状態を防いで行きましょう!

執筆者:いけのあやこ

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