先生からのサポートを引き出したい!学校と家庭の連携をスムーズにする、とっておきの【秘策】とは?

家庭と学校の連携はうまくいっていますか?この記事では、「先生にはわが子のことを理解してサポートしてほしい!」「子どもへの配慮をお願いしても、先生からの協力が得られない。」そんなお悩みを解決するための、とっておきの秘策をご紹介します。

先生との連携がうまくいかない…!

・学校の先生には、わが子をもっと理解してほしい
・家庭と学校で、もっと協力して子どもの成長を支えたい
なのに、現実はうまくいかない…!!

そんなお悩みはありませんか?

わが子の困りごとに合った配慮を学校にお願いしてはいるけれど、先生の対応が一向に変わらないのは悲しいですよね。実はこれ、最近私が悩んだことなんです。

「どうしたら先生からのサポートを引き出せる?」と悩む日々

私の息子は公立小学校の支援級に通っており、4月にクラスが変わったタイミングから母子登校が続いています。

息子は不安が強く、安心できる環境があって初めて行動につながるタイプです。

指導的な対応では緊張が高まりコミュニケーションをとることが難しくなるため、まずは学習よりも先生との信頼関係を築き、安心して活動できるための土台をつくることが課題でした。

そのため、先生には息子の興味関心のあることに目を向け会話をしていくことから始めてほしいとお願いをしたものの、なかなか先生からのサポートを引き出せませんでした。

そもそも、先生は他の生徒の学習指導で忙しく、息子と関わる時間をほとんど持つことができない状況。

そのような背景もあって息子は支援級の教室で安心して過ごすことができず、先生との心の距離は広がりますます私から離れられない…という状況でした。

学校の先生は本当に忙しく、子ども一人のためにかけられる時間が限られていることはよくわかります。

だからといって学校に遠慮ばかりしていても状況は変わらないし、このままでは息子の成長につながる環境はつくれないと感じました。

保護者が「こうしてほしい」と要望を伝えても状況が変わらなかったものを、どうしたら先生を動かすことができる?と考え動いた結果、驚くほど簡単に先生からのサポートを引き出すことができた方法があるのでご紹介します。

ついに見つけた!学校と家庭の連携をスムーズにする、とっておきの秘策はコレ!!

先生と私の「一対一」のやりとりでは問題が解決せず困った私は、ある作戦に出ました。

それは、第三者である専門家のアドバイスを味方につけること。

母親である私一人でがんばることをやめて、自治体が運営する発達相談センターと連携して先生を動かす方向に舵を切ることにしたのです。

学校と保護者の話し合いの場に発達相談センターの担当者も同席した上で、私が今困っていることを素直に学校側に伝え、担当者の方には専門家としてのアドバイスを直接先生に伝えていただきました

そして話し合いの翌日。
先生の対応がガラッと変わったんです!

息子の得意や興味あることを接点に、積極的にコミュニケーションをとってくださる姿があり、先生との信頼関係の土台をつくるための一歩を踏み出すことができました。

今回、先生を動かすことができたポイントは2つあったように思います。

一つ目は、学校とつながりのある自治体の機関と連携したこと。

私の住む地域では、発達相談センターは自治体の教育委員会とのつながりが強いこともあり、担当者が学校と保護者の間にしっかりと入ってサポートしてくれました。これは、学校とのつながりがない民間の機関に相談した場合では得られないメリットだと思います。

二つ目は、連携する機関と「支援の方向性」を事前にすり合わせておいたこと。

そもそも支援の目的や考え方がお互いに違っていると、先生を説得して必要なサポートを引き出すことは難しいですよね。

保護者の「先生にはこうしてほしい」という要望を、なぜその対応が必要なのかを専門家としてのアドバイスで後押しすることで、先生にも納得して動いてもらうことができました。

また、発達相談センターは学校での息子の様子を4年間にわたって把握し、これまでの経過からどのような方向での支援が必要なのか理解してくれていたため連携がとりやすく、とても助かりました。

学校では支援級・普通級ともに担任の先生が何度も変わってきましたが、息子の成長の過程を長期間にわたって見てきた専門家が学校とつながっていることは、保護者にとって心強く感じています。

保護者の力だけで、学校や先生のサポートを引き出すのは難しい場合もありまよね。

そんなときは自治体の教育機関や学校との連携が可能な医療機関など、第三者である専門家のアドバイスを取り入れると、驚くほどスムーズに先生からの協力を得られるかもしれません。

学校と家庭のより良い連携のために、この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
お子さんとママの笑顔につながりますように^^

執筆者:さくらい京子

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