解決策を探し続ける「子育てに自信がないママ」が自信を持って子育ての舵取りができるようになる2ステップ!

発達障害の特性がある子を育てていると、問題となっている行動が気になり「なんとかして問題をおさめたい」とあれこれと対症療法的な子育てスキルに飛びついてしまいがちですよね。けれど、困りごとが出る度に外に解決策を求め続けるような子育てでは、ママに子育ての自信が持てない状態はずっと変わらないのです。その理由と、発達でこぼこキッズのママに本当に必要なスキルをお伝えします。

子育てに自信がないけれど…熱心なママが陥りがちなこと

子育てのノウハウや困ったときの対処の仕方は、インターネットや本の中に溢れていますよね。それなのに、子育てに悩みを持った母親がこんなにもいるのはなぜでしょうか?
本を読んで「いい」と思い取り入れてみても、子どもってそんなにすぐ変わったりしません。発達障害傾向のあるお子さんなら、なおさらですよね。
このやり方で合っているのかな?
いつまで続けたら効果が出てくるんだろう?
それが分からないから続けられなくて、そのとき見つけた新しい方法に飛びついていく
熱心なお母さんほど、この繰り返しにはまってしまっている方が多いです。

対処療法的な関わりでは、子育ての自信が持てるようにならない

とくに困りごとが多い発達障害の傾向のあるお子さんなら、「なんとかしてお子さんの問題をおさめたい」と考えますよね。
例えば、
癇癪や行きしぶり。
落ち着きのなさや、
お友達との関係。
園での不適応や、
言葉や身体の発達の遅れ…
もちろん、それぞれ対処療法的なやり方はあります。けれど、私はそのやり方はお伝えしません。
それはなぜか?
起きている子どもの問題に、その都度、絆創膏を貼るような関わりをしていたら、一生ご自身の手で子育ての舵取りができるようにならないため、子育てに自信が持てない状態が続いてしまうのです。
困ったことが起きるたびに、助けてくれる人を求める…、外に解決策を求め続けるような子育てをしてほしくないからです。

自信を持てない子育てママに圧倒的に足りない「わが子を知る」スキル

外に解決策を求め、
色々と試してもうまくいかず、
子育てに自信が持てないスパイラルにはまってしまうのは…
実は、「まずわが子を知る」というスキルがお母さんの中に圧倒的に足りないからなのです。
今起きている問題だけを解決するスキルを求め続けるより、
わが子を知り、お母さんご自身で子育ての舵取りができるようになってほしい!
それが、あなたの自信を持てない子育ての解決につながるのです。

ステップ1:自信を持てない子育てを抜け出すのに必要なのは「捨てる」ことから

私が、子育てで悩んでいるお母さんへお伝えしている講座で、一番最初にお母さんにしていただくのは、今までのご自身の子育ての「常識」を捨てていただくこと。
子どもはしつけて導いていかなくてはいけない。
正しいことを教えなくてはいけない。
子どもをしつけることは親の責任である。
そんな子育ての「常識」を一旦捨てるのです。
そして、
「やらせる、しつける」という考えではなく、
『脳を育てる』という視点で子育てのリスタートを切りましょう!

新しい子育てを習慣化して、ママの「脳」に回路を作り上げよう

「今までの子育ての常識」を捨て、
「やらせるのではなく、脳を育てて、できるようにする」子育てに変える。
子育てをこのような視点に変えることで、まずはお母さん自身の脳の中に、新しい子育て回路を作り上げていくのです。
それは今までやったことのない新しい習慣を脳の中に刻み込む作業になるので、しっかりと習慣化するまで行動し続ける時間が必要になります。
脳科学の研究で、大人の脳も使えば使った分だけ変わる、ということが明らかになっています。

まずママの「脳が変わる」ことが発達障害の子どもを伸ばす近道

発達障害の傾向があるお子さんを変えるのに特効薬はありません。けれど、子どもの「脳」をお母さんの関わりで伸ばすことができるのです。
だから、困りごとが多く自身が持てない子育てを本気で変えたい!と思うなら、新しい子育てを習慣化できるようしっかり行動を繰り返し、まず母親であるあなたの「脳」を変えていきましょう
それが、子どもを伸ばす一番の近道です。

ステップ2:わが子を「分析し、必要な手を差し伸べられる」ことで自信が持てるママになろう

そのために私のおこなっている講座では、まず目の前にいるわが子の「今」をお母さん自身で分析することを身につけていただきます。わが子の発達を見極める目を養うのです。
それから、具体的に子どもを肯定する方法や、わが子の脳の発達に合わせた導き方をマスターする方法などをお伝えしていきます。
自分でわが子の分析ができて、わが子に合った対応ができるようになれば、この先の成長過程で出てくる色々な問題に対しても
「私、この子のこと、ちゃんと理解できます!必要な手を差し伸べることができます!
という自信がもてるようになるのです。

自信に支えられたママこそ、子どもの協力な一生のサポーター!

私が講座でこのようなスキルをお伝えする過程で、「このお母さんはきっと大丈夫!」と私が思う瞬間があります。
それは、お母さんが自信をつけ始めたときです。
今、この記事を読んでくださっているあなたのように、最初は不安いっぱいの表情をしていたお母さんが、対応スキルを手に入れ、「新しい子育て」を実践してお母さん自身の「脳」も新しい子育てを習慣化していく。
すると「これで子育てはきっとうまくいく、私はきっと、変われる!!」という確信と期待が持てるようになり、曇っていた顔がパーッと明るくなる
そういうお母さんは、「きっとこの先、変わっていける!」と私は確信しています。
自分の行動から生まれた自信に支えられ、科学的なテクニックを持った母親ほど、わが子の強力なサポーターはいませんよね。
困りごとが起こった時に外へ解決策を求めるのではなく、自らの手でお子さんを一生伸ばすことができる本物の力を身につけたお母さんに、あなたもなれるのです!
大好きなお母さんだからこそできるサポートで、わが子の脳と個性をグングン伸ばしていきましょう!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
▼ママが自信をつける方法をお伝えしています♪
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