親の自己肯定感が低いと子どもに悪影響?という心配は無用!チャレンジしながら自己肯定感を上げていこう

発達障害の子どもを育てていると、お母さんは自信をなくしてしまいがち。親の私の自己肯定感が低いことで、子どもに悪影響を与えたらどうしよう…と悩んでいるママ、心配はいりません!その経験があるからこそできる仕事にチャレンジして、自己肯定感を上げていきませんか。

親の自己肯定感が低いと、子どもに悪影響?

発達障害のお子さんを育てていると、その行動の特性から子どもを叱り続けてしまったり、子どもがきちんと行動できないのは叱ってばかりいる自分の子育ての仕方が悪いからだと、自分も子どもも責めてしまうお母さんがいます。
この記事を読んでいるあなたも、自分に全然自信がない…と思っていらっしゃるでしょうか?
そして、自分に自信がないことで、我が子も自信のない子に育ってしまうような悪影響を与えたらどうしよう…と不安になっていませんか?
確かに、お母さんの自己肯定感の低さが、子育てや発達障害の子どもの将来に大きな影響を与えることは、実は研究で明らかになっています
自分に自信がないのって本当に苦しいです。
そして、自信をなくしてしまった状態から自分で這い上がるのは並大抵の努力ではありません。
けれども、この状態に嘆いているだけ…でいる必要はありません!
なぜなら、自己肯定感が低いあなただからこそ、できることがあるからです。

「自己肯定感が低いこと」が役に立つこともある!?

私自身、自分に自信がありません

お母さんの小学校のメンバーすら信じてくれないと思いますが、実は私は、自己肯定感の低さで言ったらおそらく、ナンバーワンです。
「石澤さんは、側から見たら十分すぎるくらい成功していて十分すぎるくらいできているのに、なんでそんな自己評価が低いのだろうね…」と不思議がられるのですが、そう言われても、自信ないものはないのです。

自己肯定感の低さに悩んだ経験があるから、同じように悩む人に誰よりも寄り添える

ただ私は、自分の自己肯定感が低いこと自体は悪いことだと思っていません。
いいえ、そう考え方にシフトできるようになってきたという方が正しいかもしれません。
なぜなら、自己肯定感が低いことで、「自信がない」と自分の価値を見出せない方の気持ちが誰よりもわかるから、
同じように悩む人に寄り添うことができるのです。
だったら、自分のこの自己肯定感の低さを逆手にとって、自分の伸びしろに変えていこう!私はそう考えるようになりました。

自己肯定感とともに育てていきたい、ある力

たとえ自己肯定感が低くても、行動を起こしながら未来を変えていく力を育てることができることを知っていますか?
その力とは、人がある状況の中で「必要な行動がうまくできるか」という可能性を認める「自己効力感」です。
詳しくはこちらで解説しています▼
子どもたちに授けたいこの力を、お母さんも同時に、自分で自分に授けていってほしいのです。
発達障害の子どもの未来の道を自分が作ってあげたい!
お母さんかっこいい!と子どもに背中をみせる生き方をしてみたい!と思いませんか?
今は自信がなくてもいいのです。
自分でその状況を打開する意志さえあればそれでいいのです。
自己肯定感の低い人ほど、そしてそこから這い上がった人ほど、人の痛みを本当に理解し、寄り添いながら、それでもこんな風に自分の手で人生楽しくできるのよ!って、人に希望を与えることができるのです。
もうすぐやってくる2022年を、このままの状態で過ごしたいですか?
そのままの姿の「お母さん」でいることで、子どもたちの未来にいいお手本でいられそうですか?
それとも自分の手で、自分の自己肯定感をあげるチャレンジをしてみたいですか?
チャレンジしたい!と思った人そこから変われる力を持った人です。
だから子育て中の私たちこそ「やったことのない未知のこと」に挑戦することがとても重要なのです。

自己肯定感を伸ばしていくために

私は今、シゴトを通して、私ってやればできる!という自己肯定感を自分で上げる取り組みをしています。
自己肯定感については「こうしたら身に付く」という研究がたくさんされていますから、私は自分でその方法を一つ一つ実践しながらシゴトや暮らしを営んでいるのです。

今の世の中を変えるために、お母さんたちとともに立ち上がりたい!

私は、この世に生を受けた子どもたちが障害のあるなしやそのほかの小さな違いをもとにして、いつの間にか壁を作りながら隔たった世界の中で生きていくことになる今の世の中を変えたいと本気で思っています。
今の教育現場を見ていると「○○障害のあの子をサポートする」という考え方が主流のように思います。
けれど私は、
「近所の〇〇ちゃん」が困っていたら手を差し伸べる。
お互い、必要なときに必要なだけ、支え合う。
こんな風に世の中の当たり前が変わったらいいなと思います。
そのために、誰が動くのか?やはり、今ちょうど次の世代を育てている私たちお母さんが立ち上がることが一番パワフルだと感じるのです。

お母さんが挑戦する姿を見せながら、あなたの自己肯定感も伸ばしていきませんか

私と同じように、発達のでこぼこがある子どもたちを伸ばしたいと思っているのならぜひ、挑戦してほしいことがあります。
それは、チャレンジすること。
自分の人生を諦めず、やりたいことに挑戦し続ける!ということです。
子どもがいるから、小さいから…
行きしぶりや不登校があって思うように仕事ができない、子どものためだから仕方がない…
と諦めていることはありませんか?
けれども、本当は私だって、社会と繋がって誰かの役に立てる仕事がしたい!
そんな風に思っている方はいませんか?
自己肯定感が低く、色々な理由を言い訳にチャレンジすることを諦めてしまっているお母さんが、子どもに「新しいことに挑戦してみようよ!きっと楽しいよ!やってみなくちゃわからないよ!」なんて言ったとしても、説得力がありません。
発達でこぼこの子どもたちに新しい挑戦や経験に触れさせてたくさんの才能の芽を咲かせたいと思うならば、まずは、お母さん自身が挑戦する姿を見せること!
これが実は、子どもの発達を伸ばす上で一番大切なキーになるということを知ってください。
ぜひ1歩踏み出してください。
発達障害の子育てで必要なのは、まずはお母さんが新しいことにチャレンジして、自分の自己肯定感を高めていくことなのです。
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
▼私の日々のチャレンジはメルマガで毎日発信しています。何から始めていいかわからない…という方は、ぜひ参考にしてくださいね!
タイトルとURLをコピーしました