一人になりたい…と思う0・1・2歳児を育てる主婦ママへ。お母さんが自分時間を持つことが、子どもの発達につながります

発達障害の子どもを育てる一人になりたい主婦ママへは自分時間を持とう
0・1・2歳児とずっと一緒にいると、「一人になりたい」と思うこと、ありますよね。専業主婦だから、子どものことを第一に考えなければならない?そんなことありません。お母さんが自分自身のことを大事にすることが、子どもを発達させることにつながります。

一人になりたい…と思う主婦の私。ダメなお母さんなの?

未就園児(保育園に通っていない0・1・2歳児)のお母さんは、子どもたちとずっとべったり一緒ですよね。

子どもが可愛くないワケじゃないけれど、ず〜〜っと一緒なのは息が詰まる!と感じているお母さんは多いのでは。

「子育ては母親がするもの」
「できて当たり前のもの」
「専業主婦は子育てが仕事なんだから、きちんとやるべき」

そんな風潮がまだまだ根強い日本ですが、たとえ専業主婦だって一人の人間。「ちょっとでいいから…一人になりたい!」と思うことは当然、ありますよね。

また、でこぼこ幼児を育てていると

・後追いがひどくてトイレに行く時間さえ取れない
・母子分離ができずずっとくっついていないと不安が強い
・活発で、遊ぼう、遊ぼうとついてくる

など、本当に、一人になれる時間がない…。

コロナ禍ということもあり外出しづらい、寒いから外遊びもできない
ちょっと自分時間が欲しいときに利用していた一時保育やファミリーサポートなどにも、預けづらい

「ちょっとでいいから、物理的に一人になりたい!けれど、できない…」と八方塞がり状態のママ
そして、
一人になれないことでイライラが溜まり、子どもへ笑顔を向けられないママへ。

ママ自身がしっかり自分を大切にして、元気でいることが、子どもの発達にも良いのです!

この記事では、ななほし広場【おうち時間特集】第2話として、子どもがそばにいながらも自分時間を作るヒントをお伝えします。

お母さんが笑顔でいた方がいいワケ

脳が育つための栄養は3つあります。
酸素グルコース、もう一つはコミュニケーションです。

0・1・2歳児の頃はお母さんなどの身近な人との関わりの世界で生きています。

お母さんとどんなコミュニケーションを取るかによって、子どもの脳がどう伸びるかが決まっていくのです。

子どもを伸ばすコミュニケーションは、ポジティブなコミュニケーション
褒められたり、笑顔を向けられたりすることです。

例えば、「子どものために何かしなくちゃ」と、子どもの発達に良いと言われている教材をさせるとします。

それが仮にどんなに良い教材だとしても、

「やりなさい!」と怒られながらやったり、
お母さんがものすごく怖い顔で無理やりやらせたり

するとしたら、子どもは発達しないわけです。

大切なのは、何をするにしても、お母さんが余裕をもって、子どもに笑顔を向けること。

もし、あなたが専業主婦で、「ずっと子どもと一緒にいて煮詰まってしまい、我が子を可愛いと思えない。一人になりたい。」と思って、

イライラして止まらなかったり、それを発散するために怒ってしまったりするならば、

お母さん自身が元気に笑顔でいられる方法を追求することが、あなたやお子さんの発達のためには、まず必要なことかもしれません。

ママも自分時間を作る方法

0・1・2歳児と一緒にいても、お母さんが自分のための時間を作る方法はあります!

お母さん自身が元気で、満たされた状態でいられるように、試してみてくださいね。

おすすめ①ママの好きなことを選ぶ

子育てをしていると、自分のことは後回しで子ども優先になりがちです。

小さな「またできなかった」が積み重なると、大きなイライラに繋がりますので、ちょっとした「私がこうしたいから」を大事にしてみてください。

私の場合は、子どもが好きな歌をうたうのではなく、自分が好きな曲を流して熱唱する!という時間を取るのが効果的でした。

おすすめ②「思考の旅行」

子どものそばにいたとしても、頭の中は子ども以外のことを考えていたって良いのです。

そばにいつつ、「ちょっとお母さん休憩しま〜す」なんて言いながら、今自分がやりたいこと何かな〜と考えたり、本を読んだり、子どもの安全さえ確保できれば5分くらい昼寝したり。

お母さんだから、いつもいつも「子どもを中心に」していなくたっていいのです。

ぜひ、「子どものことを考えていない自分」を責めるのではなく、ママ自身がワクワクするような「思考の旅行」へ出かけてみてくださいね。

おすすめ③早起きして自分の時間を作る

子どもが起きてくる30分ほど前に起きて、静かな「自分だけの時間」を過ごすこともオススメです。

朝のうちに「今日は自分のために時間が使えた」と満足していると、「一人になりたいのに…」という気持ちは少し薄らいでいきますよ。

あなたが今、一人になったときにしたいことは何ですか?
私は、子どものアルバム作りをするのが癒しの時間でしたので、一人の時間に没頭して作っていました。

ぜひ、「何しようかな〜!」とワクワク考えて、取り組んでみてくださいね^^

長い目で見ると、一生のうちで2〜3年しかない、子どもとべったり一緒に過ごせる時間です。

二度と戻ってこないこの時間を、ぜひ、「あのときいっぱい一緒にいられて幸せだった」と思い出せる時間にして欲しい。それが私の願いです。

そのためにも、まずはお母さん自身をしっかり大事にしてください!

お母さんが笑顔で過ごせるための「一人になる」時間、工夫して捻出してみてくださいね。

次回の【おうち時間特集】では、2歳児がYouTube漬けにならない、スマホや動画の取り入れ方をお伝えします!▼画像クリックで第3話へ▼

執筆者:永崎りん

▼ママが「私ってなんかちょっといい!」と思えることが大事です。ヒントはこちらから

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