指示が通らない3歳の子がスッと動くようになる、2つのマル秘テクニックをお伝えします!

何度言っても指示が通らない…動いてくれない…行動が遅い…そんなお悩みはありませんか?2つのマル秘テクニックを使えばお子さんがスッと動くようになり、ママのイライラが激減します。私はこの方法で3歳の息子とのお着替えバトルから卒業しました。

「指示が通らない」「動いてくれない」「行動が遅い」そんなお子さんの様子にイライラしていませんか?

「おもちゃを片付けようか!」

反応なし。

「ねぇねぇ、片付けようか!」

反応なし。

「聞いてる〜?お・か・た・づ・け!」(ちょっとイライラ)

反応なし。

「もう!片付けなさい!」(イライラ爆発!)

お子さんとこんなやりとりしていませんか?叱りたくないのに毎日叱ってばかりで疲れてしまいますよね。
その気持ち本当によくわかります。

私も3歳の息子との毎朝のお着替えバトルに悩まされていました

私には3歳の自閉症スペクトラム(ASD)の息子がいます。
何度言っても指示が通らない…動いてくれない…行動が遅い…と日々悩んでいました。

特に大変だったのは登園前の朝の着替えです。何度指示しても私の言葉は届いていませんでした。

遅刻するから早く着替えてほしいのになかなか動いてくれない。
やっと動き出したと思ったら、すぐに違うことをしてしまう。

イライラして無理矢理着替えさせることもありました。
嫌がって泣く息子をきつく叱ってしまうこともありました。

しかし叱ることで子どもを否定してばかりいると

・自信を失ってしまう
・やる気が無くなってしまう
・自主性がない指示待ち人間になってしまう
・親子関係が悪くなる

などの悪影響が出ることも多くあります。私たち大人だって、毎日上司に叱られてばかりだとやる気を失いますよね。

私はこのままではまずいと意を決し、子どもの脳を伸ばすコミュニケーションを学び始めました。

指示が通らない3歳の息子、理由は脳の〇〇にありました

何度言っても指示が通らない…
動いてくれない…
行動が遅い…
そもそもこちらの言うことを聞いていない…

実はこれらの問題には理由があるのです。

それは「脳の発達が未熟」だということです。
ですから逆に言えば、未熟な部分を成長させてあげればいいのです。

実際の脳の成長とは神経細胞どうしのつながり=ネットワークが伸びることです。

木の枝をイメージしてみてください。成長に伴い枝がぐんぐん分かれて伸びていくように、子どものネットワークを伸ばしてあげればいいのです。そう聞くとワクワクしませんか?

ではどうやって伸ばせばいいのでしょうか?
その方法はズバリ、お子さんを「肯定して行動させること」です。脳のネットワークは行動することによって伸びていくからです。

だからお母さんの「肯定的な声かけ」が重要なのです!

例えば、

お子さんが少しでも着替え用のシャツに手を伸ばしたら「えらいね〜シャツを着るんだね!」
シャツから頭を出せたら「上手に出せたね〜!」
手が出せたら「手も出せたね〜すごい!」

というように笑顔で肯定してあげてください。難しく考えず、事実をそのまま言葉にしてあげるだけでOKです。

肯定的な言葉をたくさんかけていくと子どもは自信を持ちます。やる気につながりどんどん自主的に行動するようになります。プラスの感情と行動が結びついて記憶されていくのです。

まずは肯定することを試してみてください。お子さんのできていること、できたことに意識を向けると、お母さん自身のイライラもぐんと減りますよ!

指示が通らない3歳児がスッと動くようになる、2つのマル秘テクニックとは?

肯定することで徐々にお子さんが変わっていくことを実感できたら、次のステップに進みましょう。
指示が通らない子がスッと動くようになる、2つのマル秘テクニックをご紹介します!

分解指示:スモールステップで行動させる

まず1つ目は分解指示です。具体的な指示を出すために課題を分解する癖をつけましょう!

例えば「片付けよう」(抽象指示)ではなく

1ぬいぐるみをこの箱に入れよう
2絵本を棚に戻そう
3ミニカーをこの箱に集めよう

このように簡単なもの(大きなもの)から難しいもの(小さいもの)へと順に指示を出していきます。

必ず一つ終わってから次の指示に進みましょう。スモールステップで指示を1つずつ出すことで、3歳のお子さんでも課題をクリアしやすくなります。

指示はわかりやすく、シンプルに出すことがポイントです。

笑顔で・間をとって・優しい声で

2つ目は、指示を出すときには必ず笑顔で、ゆっくりと間をとって、優しい声での3つを意識します。
そうすることで指示の伝わりやすさがぐんと上がります。

子どもの脳は言葉の中身よりも、非言語情報(表情・声色・語調)が先に処理されるという性質を持っているため、この3つが有効なのです。

また、子どもの脳は大人と比べて情報処理に時間がかかるため、間のとり方がとても重要になってきます。

矢継ぎ早に話すのではなく、一つ話したら間を置く、間を置いてからもう一つ話す、これを意識してみてください。

ついつい急いでいたり、イライラしているときは早口で急かしてしまいがちですが、おっとり母さんを目指しましょう!

続けるコツは真似したい人を設定することです。女優の〇〇さんになったつもりで、幼稚園の〇〇先生になったつもりで、というように憧れの人になりきってみましょう。

いかがでしたか?

指示が通らない…動いてくれない…行動が遅い…

そんなお子さんには、まずは肯定的な声かけをたくさんしましょう!
そして土台ができたらテクニックの登場です。

分解指示
笑顔で、ゆっくりと間をとって、優しい声で

今回は2つのマル秘テクニックをご紹介しました。

我が家の3歳の息子はこれらを使うことで、30分以上かかっていた着替え時間が5分程になりました。ぜひ皆さんも今日から始めてみてくださいね。

お母さん自身の手でお子さんの発達を促すことができますよ!

執筆者:平ひかり

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