3歳の夜泣きのひどい幼児のお母さんに朗報!寝る前のゴールデンタイムのポイントを押さえて、親子で爽やかな朝を迎えましょう!

子どもの夜泣きがひどく、眠れない日を過ごしていませんか?夜よく眠ることが幼児の成長にはすごく大事。わかってはいるけれど夜寝ない、やっと寝たのに夜泣きする、これではお母さんも辛いですね。3つのポイントで夜泣きさせず、爽やかな朝を迎えましょう。

3歳になっても夜泣きする次男に悩まされていた過去

幼児を子育て中のお母さんなら、一度は悩んだことのある子どもの夜泣き

我が家は、次男の夜泣きにかなり悩まされてきました。

赤ちゃんの頃から夜泣きをしていましたが、3歳になってもまだ続いていました。

夜になってもなかなか寝付かず、ベッドの中で1時間以上ゴロゴロするのは当たり前。

その上、毎晩夜中の12時ごろに、突然絶叫するように泣き始める

抱っこしても、背中をさすっても、優しく声をかけても全く収まりません

本人はというと、目をつぶったまま叫んでいるので、何も見えていない様子。
声も全く耳に入っていませんでした。

これが10分ほど続いていたでしょうか…

何が原因かは、全くわかません。

よく言われるような、生活習慣を整える、夜はテレビを見せないなど、色々工夫をしましたが、それでも治る様子がありません

ネットで調べてみても、赤ちゃんの夜泣きについての情報はあるものの、我が家のように3歳児の夜泣きについては「夜驚症」「小児科に相談を」の文字があることが多く、

「あの夜泣きはそこまでのことなのか・・・!」

と、気持ちが落ち込んだことも多々ありました。

毎日続く寝不足に、自分自身もイライラしてしまい、子どもに当たってしまう。

どうしたらいいのか…本当に悩んでいました。

幼児の睡眠に関する悩み、そこには理由があるんです!

夜泣きは赤ちゃんのもの、そう思う方がほとんどかと思います。

ですが、実はそんなことはありません。

1歳から3歳までのお子さんの1〜3割ほどのお子さんが、夜なかなか寝付かないことが厚生労働省でも報告されています。

また、夜泣きに関しても、数えられてはいませんがお母さんの大きな悩みの一つであることがわかっています。

では、なぜ夜泣きが起こるのでしょうか。

小さいお子さんの場合、脳の発達はまだまだ未熟です。

そして、睡眠に関しては、脳の中の記憶を司る部分が深く関係しています。

記憶を司る部分には、見たこと、聞いたこと、体験したことを覚えておく機能があります。

この部分の力がまだ未発達だと、睡眠障害という形で出てくることがあるのです。

人は、寝ている間に記憶を整理していることが知られています。

幼児期のお子さんは、記憶をうまく整理できず、寝ている間に処理しきれなかった記憶によってパニックになってしまうことがあるのではないかと言われています。

それが、夜泣きの要因の一つです。

そして、幼児期の夜泣きには、睡眠のリズムが深く関係していると言われています。

どういうことかというと、リズムを作る途中の段階であることが、夜泣きに関連していると考えられているのです。

もちろん、そのほかにも色々要因はあります。

様々な要因が絡み合って起こるものですので、たった一つの解決策でパッと解決が難しいことも事実です。

しかし、小児科にかかる前に、家でできることがいくつかあります。

まずはそこから始めてみてはいかがでしょうか。

3つのポイントを抑えて夜泣きをなくしましょう

夜寝る前に作るべき記憶は、子どもにとって「心地よい記憶」です。
お母さんのコミュニケーションを整えることによって、お子さんの良い記憶を作ることができます。

ぜひ次の3つのポイントで取り組んでみてくださいね!

寝る1時間前は穏やかな時間を過ごす

夜、寝る前の1時間を穏やかに過ごさせることが一つ目のポイントです。

日中はいろいろなことがありますよね。

転んで痛かったこと、思い通りにいかなくて泣いたこと。

日中の出来事に関しては、「いいとこメガネ」での対応をすると、穏やかな1日を過ごすことができますよ!▼
兄弟の性格の違いに疲れたお母さんへ。「いいとこメガネ」を身につけて、男の子子育てを楽しみませんか

それでもなかなかうまくいかない日中の出来事。

それらの記憶も、夕方から夜にかけて穏やかな時間を過ごさせることでリカバリーすることができます。

寝る1時間前には支度を済ませてベッドに行き、子どもと穏やかな時間を過ごせるような生活リズムを作りましょう。

穏やかな時間を過ごすためのポイントは、とにかく子どもを「楽しい気持ちにさせること!」

寝る時間を決めたら、その1時間前からは、お母さんは「絶対に怒らないタイム」と決めて、

・楽しく行動したくなる声かけ
・子どもの希望を尊重する

この2つを頑張ってみてください。

好きな感触のものを用意する

寝るときに、好きな感触のぬいぐるみやブランケットなどを用意しましょう。

お子さんのお気に入りで、安全安心なものがいいですね。

触感は、安心感に関わる重要なポイントです。

もしそういったものがない場合は、お母さんのハグで安心感を持てるお子さんもいるので、大丈夫ですよ。

 

オルゴールをかける

最後のポイントは、耳から心地よさを感じさせることです。

我が家の場合は、α波オルゴールと書かれたアルバムを携帯から流していました。

心地よい音楽を聴くうちに、すーっと寝入っていた、なんてことがよくあります。
ここで注意ですが、携帯の明かりを夜寝る前に見てしまうと、覚醒と睡眠のリズムが崩れる原因になってしまいます。
音楽の用意をしたら、目につかない棚の上などに置いておくようにしましょう。

以上の3つのポイントを抑えて実践したところ、我が家では1ヶ月ほどで次男の夜泣きが一切なくなりました!

今では、夜はぐっすり眠れて親子共々ストレスなく過ごすことができています。

寝る1時間前の習慣が、最高の睡眠を与えてくれることに、本当に驚きでした!

ぜひ、寝る前のゴールデンタイムを逃さず、ストレスから解放される日々を送ってもらえる一助になればと願っています!

執筆者:志村 美帆

▼寝る前のゴールデンタイムの過ごし方だけでなく、日頃の親子のコミュニケーションで、ハッピーな子育てライフが楽しめる情報が盛り沢山です!

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