片付けしなければならないことをすぐに忘れる、片付けの途中で気が散って遊んでしまう、そんなお子さんはワーキングメモリが低いかも!トレーニング嫌いのお子さんでも、楽しい!と思える、レベル設定自由自在の方法で、脳の成長をグーンと加速させる片付け法をお伝えします! |
ワーキングメモリを鍛えたいけど…トレーニングは嫌い!
「お片付け」には大人でも子どもでもたくさんの脳の機能を使うのですが、その中で大切な機能の1つに「ワーキングメモリ」があります。
ワーキングメモリが低いと、
「片付けしなければならないことを、すぐに忘れる」
「あれどこにこれは片付けるんだっけ?」
「あ!このおもちゃ楽しいんだよね!遊びたい^^」
と脳が片付けの行動を維持できず、片付けが最後までできない、つまり片付けが苦手になりがちです。
そのため、お子さんが片付けができるようになるために、ワーキングメモリを鍛えたいのですが、トレーニングってつまらないのでお子さんは嫌がりますよね。
なので、楽しく脳を鍛えちゃいましょう!
子どもが楽しい!と思うと、脳の成長はスピードアップするんですよ^^
ワーキングメモリも鍛えられて、子どもが進んで片付けしちゃう。
そんな楽しいお片付けにできたらママもニコニコになれますよね!
子どもが自分で自分に指示を出せるようになるために必要なワーキングメモリ
ワーキングメモリは、「脳のメモ帳」とも呼ばれ、次の行動のために、一時的に情報をとどめておく働きをしています。
この働きは非常に重要で、ワーキングメモリの働きがあるからこそ、段取りや計画性を発揮できるようになれるんです。
大人でも、ワーキングメモリが弱いと同時に複数やることが発生するとパニックになってしまったり、
普段は大丈夫でも、疲れている時は判断が鈍って、後から落ち着いて考えるとなんであんなことしたんだろう、と思うようなことをしてしまったり、
歳をとってくると、40代ぐらいから下がってきてしまう…などという研究もあります。
そのため、お子さんが忘れがちだったり、すぐ気が散ってしまっているかも…と感じるときは、ワーキングメモリの脳のメモ帳が小さい状態なんだなと思って、一緒に楽しく鍛えてあげて欲しいと思います。
ワーキングメモリを鍛えてあげることは、入ってきた情報を自分で整理し、考え、自ら動けるようになることにつながりますよ!
レベル設定は自由自在!片付けハイパーしりとり♪
お子さんに片付けて欲しいものはたくさんあると思うのですが、「あれも片付けて!」「これも片付けて!」と言うのではなく、
片付けするものをいくつ覚えられるかしりとりのようにしてみて下さい♪
最初は、片付けるもの=覚えること1つ、1つ片付けられたら、次に片付けるものをどんどんつなげていきます!
「ぬいぐるみ」
↓
「ぬいぐるみ 折り紙」
↓
「ぬいぐるみ 折り紙 ブロック」
↓
「ぬいぐるみ 折り紙 ブロック ペン」
このようにどんどん片付けるものを増やしていきます。
さぁ、お子さんはいくつ覚えられるでしょうか?
もし、大きめのお子さんだったり、これは簡単すぎるというお子さんの場合は
「ペン ブロック 折り紙 ぬいぐるみ」と逆から言うようにしたり、
「ママが2つ追加しちゃうよー!」と数を増やしたりして、レベルアップしてみてください^^
ポイントはお子さんが楽しい!と思えること!
ぜひ今日のお片付けから楽しく脳を鍛えてみてくださいね!
楽しくお片付けする方法、こちらの記事でもご紹介しています▼
執筆者:いけのあやこ
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