ママの声かけは、子どもの脳を育てる最良の栄養になることをご存知ですか?その効果を最大限に引き出すためにも、会話の最後を〇〇で終わることに気をつけて、お子さんの脳をグーンと伸ばせるママになりましょう! |
子どもの脳を育てるママの声かけ
ママの声かけが、ちゃーんとお子さんの脳に届き、発達を促すための5つのポイント。
この記事でコンプリートです!
5つのポイントをおさらいすると、こちらでしたね↓
1:脳を「聞く」状態に整えること
2:ママの声かけが脳に届く子どもの状態を作ること
3:声かけの内容が、子どもの理解できるものになっていること
4:声かけが行動を引き出す役割を果たしていること
5:子どもがした行動が脳に定着するよう働きかけること
ここまで、一生懸命気を配って、会話を進めてきたママ。
今日のポイントがしっかり抑えられればお子さんの脳は伸びます!断言できます!!
そのくらい大事な<ポイント5>を、この記事ではお話ししますね!
ポイント1・2・3・4についてはこちら▼▼
会話の最後を「肯定」で終わる!
「最初」と「最後」が重要!脳の特性を利用しよう
ポジティブな会話のスタートでしっかりとお子さんの脳を「聞く」態勢に整えて(①②)、脳に届く、わかりやすい指示(③④)をだす。
最後の仕上げに、ママの指示によって引き出されたお子さんの好ましい行動をしっかりと脳の中に刻み込むには、たった一つのことを気をつけていただければOKなんです!
シンプル、かつ最重要事項。
ママとの会話にポジティブな記憶をくっつけて脳の中にしまってあげるのです。
ここさえミスらなければ、多少、途中の会話でイライラしてしまったり、失敗した〜!となっても挽回が可能です!
なぜなら、脳は最初と最後の処理しか頭に残らない!という特性を持っているからなんです。
専門の言葉で初頭効果と新近性効果と呼ぶのですが、
要は、会話の最初(初頭)と最後(新近)さえ子どもにとってポジティブなら、そのママとの会話は、子どもにとってポジティブ判定!ということになるのです^^
ママのポジティブな声かけは、子どもの脳を育てる最良の栄養
ポジティブなコミュニケーションほど脳の発達にとって良質な栄養素はありません。
それが、大好きなママとの間で十分に交わされることでお子さんは安心してもともと持っている能力を開花させていくことができますし、多少、つらいことがあってもヘコたれない強さを身につけていくことができるのです。
脳の中に、ママとのポジティブな記憶がたくさん蓄えられている子どもほど、自分の得意な力を発揮しやすいのです。
だからこそ、ママの丁寧な声かけによって、子どもの好ましいことを引き出すことと同じくらい、それをきちんと言葉にして褒めることが重要になるのです。
言葉にして伝えないと子どもの脳には伝わりませんからね!
今日からやろう!「できたね」を言葉にして伝えること
日本のお母さんにありがちなのは、あれしなさい。これしなさい。と指示は出すのに、子どもが行動できたときに「よしよし」と心の中で思うだけで、ちゃんと言葉にして褒めない!ということ。
そのクセ、今日からやめましょう。
特に、曖昧なニュアンスの理解が苦手な発達でこぼこタイプの子どもたちには、はっきり、しっかり、シンプルに!褒めてあげること。
何も大げさに褒める必要はないのです。
できたね。
やってるね。
頑張ったね。
ありがとう。
事実を事実の通り、言葉に出して伝えてあげるだけで、立派な褒め言葉になりますよ^^
さあ、お子さんを伸ばす準備は万端ですよ!
あとは、やるか、やらないか。あなた次第です^^
今回お伝えした『伝わるコミュニケーションの5つのポイント』。ぜひ、意識しながらお子さんと過ごしてみてくださいね。
やってみて、うまくいかないよ〜という場合はぜひ、ご相談にいらしてくださいね!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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