家の中でもできる、運動不足解消法!活発タイプの幼児とできる運動遊びをご紹介

家の中で発達障害幼児とできる運動遊び
外遊びに行けないと、運動不足が心配になりますね。「運動」というとスポーツや外でやるもの、というイメージがあるかもしれませんが、実は、活動量を増やすことが運動を伸ばすことになるのです。家でできる運動不足解消法、遊びのレシピ満載でお届けします!

コロナ禍で外遊びができない!子どもの運動不足が心配です

幼児はお外遊びやお散歩が大好き。けれど、今年はコロナ禍で、外の公園でさえも使用できない遊具があるなど、なかなか外遊びや外出がしづらくなりました。

外遊びができないと、運動不足が心配になりますよね。

0〜2歳は、体力や運動能力を高めるための土台を作っていく時期です。

脳科学の分野から考えても、この時期にしっかりと伸ばしたい脳の領域は、「見る力」「聞く力」などインプットに関わる部分なのですが、その全ての土台となるのが運動の領域です。

「私は運動神経が良くないから、教えられないわ…」と心配になるお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、

ここでいう運動は「スポーツ」だけではなく、「体を動かすこと」全般です。

日常の活動量を増やしていくことで、この運動の領域はぐんぐん伸びていきます。

おうちの中でのちょっとした動作を遊びとして取り入れて、子どもと楽しく体を動かし、活動量を増やしていくことをオススメします。

おうち時間が長くなり、体力のありあまっている活発タイプの幼児も満足できますよ!

ななほし広場【おうち時間特集】0・1・2歳編のシリーズ5回目は、親子の運動遊びのレシピをお届けします!

運動不足解消!脳も発達する!活発な幼児にもおすすめしたい家でできる親子運動遊び

どの遊びも、ポイントは「楽しくやること!」

嫌がりながらやらせても子どもは伸びません。「上手に、正しくできるか」ではなく「楽しくできているか」に注目して、お子さんの好きな遊びに取り組んでくださいね。

◆タオルでお出かけ

大きめのバスタオルにお子さんを乗せて、前後左右に引っ張ったり、回転させたりして遊びます。

バランス感覚が身につきますし、引っ張る大人も(笑)、結構な運動量が確保できますね。

◆体アスレチック

お父さんやお母さんが横になっているときに、体をよじ登らせます。ハイハイのお子さんでもできますね^^

バランス能力や筋力が高まります。

◆バランスボール

リビングで座ってテレビを観るときに、バランスボールを椅子の代わりに使ってみましょう!

姿勢を保持しようとすることで筋力や体幹がつきます。

◆思いっきりダンス!

好きな音楽をかけながら好きなように踊ったり、テレビの子ども向けの体操を全力でやってみたりするのも良いかもしれません。

もし何かお手本を見ながら真似する場合は、「見る」「聞く」「運動する」をしっかり使いますので、同時に様々な領域を伸ばすことができますよ。

◆ポーズ遊び

お母さんと向かい合って、いろいろなポーズをして真似っこしあいます。

実は、「止まる」ことも運動なのです!特に多動傾向のある子どもはこの「止まる」ことが苦手なので、遊びの中で鍛えてしまいましょう^^

◆線の上を歩こう!

床にビニールテープを貼って、その上を歩きます。

集中力、まっすぐ歩くバランス感覚や筋力、先を見る視野が広くなるなど、あらゆる場所が鍛えられます。

慣れてきたら、ピンポン玉を入れたおたまを持って落とさないように歩いてみよう!など、バリエーションを楽しめますね。

◆トランポリン

省スペースでできて、しかも運動効率が良いオススメアイテムです。

活発で多動タイプの子どもが鈍感と言われる、バランスや力加減に関わる「前庭覚」「固有覚」という感覚があります。

これらに、トランポリンは大きな縦揺れで刺激を入れられるので、活発タイプの子どもも満足できますよ。

いかがでしたか?
ぜひ、簡単に取り入れられるものから、お子さんと楽しんでやってみてくださいね!

【おうち時間特集】0・1・2歳編。全5回シリーズでお届けしました。これまでの記事はこちらです▼

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執筆者:永崎りん

▼おうちでお母さんが子どもを発達させる!その方法をこちらで配信しています

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