発達障害・ADHDの幼児は「素直さ」で伸びる!素直さを育てる脳科学的な接し方のコツ

人の言葉や指示を聞いてスッと反応して行動に移す力のことを「素直さ」と呼んでいます。お子さんが素直に動いてくれないことに悩んでいませんか?発達障害・ADHDの特性がある幼児の「素直さ」を育てる方法があるんです!

ADHDっ子を持つママの悩み

「どうしてうちの子は素直じゃないんだろう」
「なんでこんなに反抗するのかな?」
「あの子は言われたことをすぐに行動できるのに、どうして…」

うちの子も、もう少し素直だったら…と、発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性がある幼児のお母さんは、つい他の子と比べてしまうことがありますよね。

落ち着きがなく動き回っていて、なかなかお母さんの話を聞いてくれない子。一体どう接したら、子どもが素直に言うことを聞いて行動するようになるのでしょうか。

「素直さ」とは?

わが子がもっと素直だったら育てやすいのに、と悩んでしまうかもしれません。でも、ここでいう「素直さ」とは、性格的な素直さのことではありません。

脳科学的に見る素直さとは、人の言葉や指示を聞いてすっと反応して行動に移す力のことをいいます。

脳は行動することで発達するので、「素直さ」を身につけた子どもの脳の発達は加速していきます。

人の言葉に素直に耳を傾けられるようになる→素直に行動に移すことができる。この好循環を、まずはお母さんとのコミュニケーションの中で作っていきたいのです

「素直さ」がグーンと伸びる接し方のコツ

我が子が「お母さんとの会話はいつも楽しい!」と思える毎日を過ごすこと。これが子どもの素直さが伸びるポイントです!

会話のハジマリはポジティブに

ちょっと思い浮かべてみてください。しかめっ面して「おい、◯◯!!」と近づいてくる上司の話と、「ねえ、◯◯さん」とにこやかに近づいてくる上司の話、あなただったら、どっちが聞きたいですか?

もちろん後者ですよね。

脳は、最初に入ってきた情報に洗脳されちゃう!という特性を持っています。また、自分にとってネガティブな刺激を極端に嫌います。

最初に入ってきた情報で、「わ!これネガティブ!!とジャッジされてしまうと、それ以降の情報処理がされません

ですので、肯定的な声掛けから始めると子どもが素直に聞く体制になるのです。

例えば、子どもに指示を出す前に

もう起きてきたんだね!じゃあお着替えしようか」
もう食べ終わったんだね!じゃあ、お支度しようね」
面白いテレビやってたね〜!じゃあ、消そうね」

と、褒め肯定の一言を入れる!という「ワン・ツー・ルール」のテクニックを使うと素直さを引き出し指示の通りがグーンとよくなるんです!

言葉だけでなく、表情も大事!褒め言葉が褒めとして伝わる工夫はこちらから▼

会話の終わりもポジティブに

幼児の「素直さ」を伸ばしていくために最も重要なステップは、記憶を作り上げること。

先ほどお話したハジマリを意識したポジティブな会話をスタートさせ、発達に合わせた指示を出して行動を引き出します。それを成功体験として、幼児の脳にしっかりと収納してあげるのです。

このいい記憶の収納作業、やることはいたってシンプル。

上手にできたね
頑張ったね
うまくいったね

と、発達障害ADHD特性を持つ幼児の行動に対してポジティブな意味づけをして、会話を終了してください。

どんな状況でも成功体験で会話を終了させてあげることが、お子さんの中にたくさんの良い記憶を作ります。

まずは今日一日、意識しながらお子さんに接してみてくださいね(^^)

そうは言っても、うちの子は褒めるところがない、褒めても嬉しそうじゃない、褒めたくても叱ることが多くて…と思った方は、私の講座をお伝えさせてください!

きっと、子どもとの毎日が素敵に変わりますよ!

 

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入学までにもっと素直さを引き出したい!こちらの記事が参考になりますよ!▼

 
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)

 
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