まだまだ続くステイホーム、親子の時間が長いとつい子どもにガミガミ言ってしまう…。親子のストレスを解消するために、「子どもを怒らなくてもいい環境」をつくってみませんか?我が家で実践して効果のあった方法をお伝えしますね。 |
ステイホームが続き、子どもへのお小言が増えていませんか?
まだまだ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス。ステイホームが長引いていますが、24時間家族がずっと家にいると息がつまりませんか?
部屋は散らかりっぱなしだし、なんだかずっとダラダラしている子どもたち。
なのに、お母さんは座る暇もなくやることがたくさん!
「少しは片付けて!」
「兄弟喧嘩はいい加減にして!」
「ご近所迷惑だから騒がないで!」
口から出てくるのはお小言ばかり…。
怒りたくて怒っているわけじゃないんですよね。私も最初の緊急事態宣言に伴う自粛期間のときは、同じ状況でしたから、気持ちわかります!
我が家には、6歳と4歳の息子がいるのですが、ステイホームでずっと家にいると兄弟喧嘩ばかり!その様子を見ているとつい、イライラして怒ってばかりいました。
少しでも兄弟喧嘩がない平和な時間をつくりたい!
そう思った私は、6歳の長男と相談し、リビングのクローゼットを長男専用スペースにしたのです。
親子のストレスを解消する「マイスペース」を作ってみました!
長男専用のスペースを作った当初の目的は、長男が一人になる空間を作ることで、次男と顔を合わせる時間を減らすことで、兄弟喧嘩をなくすことでした。
ですが実際には、兄弟喧嘩を防ぐ以外にもマイスペースを作ることにはたくさんのメリットがあったのです。
・宿題をするときに限って次男がうるさくしてしまい、長男が「もう宿題やらない!」となってしまっていたのを防げた
・自分だけのスペースに何をおけば楽しくなるか、長男自身が考えて部屋作りをした
・自分だけのお菓子ボックスをつくって置いておき、イライラしたときはマイスペースでおやつを食べて切り替えて出てくる練習をすることができた
・長男専用スペースは、ドアがあるため私から見えにくく、以前に比べ片付けるように怒ることが少なくなった
とマイスペースをつくったことで、長男の成長につながり、私のストレスも減り、我が家は自粛期間を乗り切ることができました。
怒らずにすむ環境づくりをしてみよう!
コロナウイルスの影響が一年以上に渡り、生活に様々な制約ができていますね。子どもたちも不安になったり、混乱していることもあります。
そんなときこそ、子どもがリラックスできる専用スペースをお家の中にわかりやすく設定してあげることで、少しでもストレスを軽減させてあげませんか?
お母さん自身も、子どもが少し視界に入らないだけで、お小言を言いたくなる気持ちを沈めるためにコーヒーを入れたり、リラックスする時間を手に入れることができますよ。
子ども専用スペースは、段ボールのお家でも、仕切られたリビングの一角でも、なんでも大丈夫です。
お家の部屋数には限りがあって子ども部屋は用意できなくても、子どもがここは誰にも邪魔されず自分が楽しめる場所だ!と思えることが大切です。
・秘密基地のような場所が好き
・狭い場所の方が安心する
というお子さんも多いのと思いますので、広さではなく、子どものために区切られた環境という点を意識してみてくださいね。
どんな場所にするのか、お子さんとワクワクしながら考え、お子さんが好きなことに没頭できる素敵なマイスペースをつくりましょう!
長引くステイホームでストレスを抱えがちなお子さん・お母さんの心が少しでも軽く楽しくなりますように!
執筆者:いけのあやこ
▼コロナウイルスの影響を受けながらも、仕事育児を頑張るお母さんの味方です!