「うちの子は発達障害ですか?」「グレーゾーンでしょうか?」という質問を受けることがあります。私が大切にしていることは、診断やレッテルを貼ることではなく、その子の特性を理解して脳を伸ばす発達支援をすること。その先には、ともに育つ世界が待っていると思うのです。 |
発達障害か?グレーゾーンか?という診断より大切にしたいこと
あなたは、「お子さんは障害児なのですか?」と聞かれたら、なんと答えますか?
実際に私は、この仕事を始めてから何度か聞かれたことがあります。
ダイレクトに聞かれることはそんなに多くはないですが、「ああ、お子さん、障害児さんなんですね…」という、なんとも、かわいそうな聞いてはいけないことを聞いてしまったという雰囲気を相手から感じることがあります。
私、これをなんとかしたいんです。
「〇〇ちゃんの持っている個性の一つ」と考えたい
日本人は、何かと人にレッテルを付けたがります。
そして無意識にそのレッテルで相手を判断してしまいます。
もちろん、薬を処方するときや、必要なサポートを受けるために診断をつけることが大事な場面もあります。
だけど、その診断はあくまでもその子を表す一つの要素でしかないと思うんです。
「自閉症の」〇〇ちゃんじゃなくて、
〇〇ちゃんの持っている特性や個性の一つに「自閉症」があると私は考える人です。
私は、〇〇障害のあの子、ではなく、
絵の上手な〇〇ちゃん^^と、障害のある子もない子もともに育つ世界を作りたいんです。
子どもに障害があるから、お母さんが孤立する。
この世の中の悲しい図式をぶっ壊しちゃいたいんです。
診断名よりも「何もしなくていいの?」という不安を持っていませんか?
あわせて、ママたちからのご相談でとても多い質問が、「うちの子、発達障害じゃないとは思うのですが…?グレーゾーンですか?」という質問です。
インターネットで調べても、どうも発達障害の基準を満たすほどではない…
だけど、この子育ての違和感は放っておいていいものなのだろうか?
というのが皆さんの本音のようです。
つまり、グレーか、グレーじゃないか?も気になるけれど、一番心配なのは、このまま何もしなくていいのだろうか…?という不安です。
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レッテルは必要ない!脳の発達支援で誰もが伸びる!
結論から言うと、発達に違和感を持ってどうにかしたい!と思ったとしても、何もしなければ何も変わらないし、今の接し方が子どもに合っていなければいい方向に勝手に進むことはあり得ません。
けれど、逆を言えば、「うちの子、グレーゾーンかも?」と思ったときに、何かを変えればいい方向に進むことができる!ということです。
「脳を伸ばす方法」がある!
私は元々、発達障害を専門にした臨床心理士でした。
なぜ、それをやめてまで、このシゴトをしているかというと、
〇〇障害、
〇〇疾患、
〇〇症候群、
などという「レッテル」をわざわざ子どもたちにつけなくても、脳の発達支援ができれば必ず、子どもたちはそれぞれの歩幅で伸びていく!ということを知ってしまったからです。
私がお届けしているメソッドは、「障害児のための教育」ではありません。
人の脳を伸ばすコミュニケーションメソッドなのです。
脳科学的に考えて、発達支援は、脳を伸ばしたい人、全員に必要なモノです。
定型発達の子であろうと、
発達のグレーゾーンであろうと、
発達障害の診断があろうと、
大人であろうと、
老人であろうと。。。
脳を伸ばす!ということを諦めていない人には全員に!お届けしたいと思っています。
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我が子の特性や、我が子に合った対応を身につけよう
個別相談会は、「うちの子って発達障害なの?グレーゾーンなの?」と気になっているお母さんに、我が子の特性を知る機会、我が子の対応を知る機会にしてほしいのです^^
個別相談会でできること
個別相談では、お子さんの生育歴などをしっかりとお伺いしたあとに、オリジナルのチェックシートでお子様の発達をチェックします。
その後、お母さんのコミュニケーションスキルのチェックもさせていただきます^^
お子さんとお母さん。お二人の現状をしっかりと把握した上で、ママとお子さんにピタッと合わせた子どもの発達を促すための発達サポートプランをお作りします。
このプランは概ね3〜4ヶ月で「子育ての困りごとはないです!」と言えるところまであなたとお子さんをナビゲートするプランです^^
親子のやりとりがスムーズになり、お子さんが、
・今まで以上に素直になったり
・今までやらなかったことを自分でやるようになったり
・今まで何度言ってもダメだったことができるようになる
という変化・成長をします^^
ちなみに我が家は、2週間で幼稚園への行きしぶりが治り、1ヶ月で癇癪自体がなくなっていく…というミラクルな成長を娘が見せました^^
落ち着けるときが少ないからこそ。気づいた「いま」がはじめどき
発達が気になる子たちの1年間は、本当に、落ち着ける時間が少ないです。
1学期は、新しい環境や新しい先生や友達に慣れるのが大変な時期。
不登校や幼稚園の行きしぶりが起こりやすい時期でもあり、子どもたちの動向によく目を向けなければいけない時期です。
2学期は、行事が多くて、子どもたちが心身ともに疲労する季節です。
3学期になって、ようやく落ち着いて過ごせる!と思ったら、あっという間に新年度になってしまう…。
こんな風に、落ち着ける時間が少ないからこそ、「落ち着いたら、時間ができたら、考えよう…」と先延ばしにしていたら、どんどん時間だけが経っていってしまうのです。
その先延ばしにしているあいだにも、お子さんはどんどん大きくなっていきます。
発達の問題は、起こってからではなく、起こる前に動くのが鉄則。
今までは「うちの子、グレーだから大丈夫かな。。。」と思っていたけれど、特に何もできていなかった、という方も、この機会を活用してほしいのです。
障害がある子もない子も、ともに育つ世界を作ろう
私のもとには、やっぱりグレーゾーンの子のお母さんがご相談にいらっしゃることが多いです。
だけどみんな、学びを生かして、どんどんキラキラしていきます。
出会ったときは、子育ての悩みのど真ん中にいて、暗い目をしていたママたちが、次第に、「私はこれをやりたい!」とやりがいまで見つけていきます。
だけど中には、私には無理…と最初から挑戦することを諦めてしまう人も大勢います。
発達障害のある子のママはキラキラしてはいけないのでしょうか?
人生を楽しんではいけないのでしょうか?
やりがいのある仕事を手に入れてはいけないのでしょうか?
「障害児の親らしく」生きていかないといけない
そんな世の中の暗黙の了解があるような気がして、私はすごく悲しいです。
私は、こんな世界を子どもたちに手渡したくないんです。
私の考えが正しい!と押し通すつもりはありません^^
レッテルの壁を壊そう!
ママの孤立をゼロにしよう!
肩身が狭い思いをしている親子が胸をはって歩ける時代を作ろう!
そう思う人がいたら、一緒に世界を変えましょう^^
まずは、あなたとお子さんの子育てを良くしていくことからスタートです。
個別相談会でお待ちしています!
執筆者:石澤かずこ
(お母さんの小学校★ななほし代表)
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